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オープンウォーター

ずっとほったらかしにしていました極北Q&A。あまりこれといった質問がなかったのですが、最近ガイドをしていてお客さんからこの質問をよく受けます。

“湖の上を歩いても大丈夫なんですか?”

今はもう12月。湖は氷で覆われていますが、ところどころに少し青みがかっていて穴が開いたような場所があります。こちらユーコンでは、Open Waterといいます。

“大丈夫かもしれませんが、私からは歩けますとはいえません。”と濁しておいて、“薄い氷の上を歩いた場合、湖に落ちてしまうことがあります。落ちると死んでしまうこともあるそうですよ。”

ここまで言うとさすがに歩きたがる人はそうそう出てきません。

実際にここユーコンで犬ぞりごと消えていったマッシャーの話を聞いたことがあります。スノーモービル中に、湖に2回落ちた友人もいます。彼は命は助かりましたが、春になってからダイバーを雇ってスノーモービルを引き上げたといっていました。想像するだけで恐ろしいですよね。

昔働いていた冒険家の大場満朗さんも北極横断挑戦の際、氷が割れて北極海に落ち、結局足と手の指をたくさん失ってしまいました。
(それでも、大場さんは後悔していないと言っていましたが。。。)


かく言う私も一度だけ、“ちょっとだけ”落ちたことがあります。春の雪解け時に、ガイドとしてアイスフィッシングツアーに出ていた時のことです。いつものように氷に穴を開け、火を焚こうと枝を取り入ったその時!

片足がずぼっと氷をつきぬけ、あっという間に水につかってしまいました。

冷たいと感じる暇もなく、体全体が落ちないように足を引っこ抜き、後ろに下がりました。後から考えれば本当に怖かったのですが、そのときにはあまりにも唐突で、考える余裕もなかったと思います。

幸いお客さんは、遠くで穴に釣り糸をたらしていたのでこちらの様子には気づいていませんでした。ガイドが氷に落ちて、いつのまにか消えていったのでは笑い事ではすみませんよね。

1月、2月ごろになると氷も随分の厚さになり、車が氷の上に乗っても走れるほどにもなります。去年もある湖で“氷上カーレース”が行われていました。

それまでのしばらく、そして春の雪解け時には(私が言うのもなんですが)注意が必要です。

ちなみに、完全に体ごと落ちてしまった際には大場さん曰く“アザラシのようにあがるんだ。”とのことです。氷に体の体重を分散して、更なる氷を割らない為だそうですよ。

皆さん、氷に落ちた際にはパニックにならず、まず“アザラシ”を頭に思い浮かべてください。氷に落ちているのに、自分がアザラシになった姿を思い出す。。。すこしは余裕が出て、文字通り“冷静”になれるかもしれません!?

20061210094842.jpg


"Snowmobile Track on the Icy River" <凍った川とスノーモービルの跡>

theme : 写真と言葉..日々の印象
genre : 写真

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プロフィール

上村 知弘       (うえむら ともひろ)

Author:上村 知弘       (うえむら ともひろ)
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<プロフィール>

1978年生まれ、神戸育ち

高校時代より海外の文化に興味を持ち始め、大学時代にアメリカへ留学。これを機に、ヨーロッパ、インド、東南アジアなどをバックパックで周り、世界の文化、自然への興味を募らせていく。

卒業後、極地冒険家大場満朗冒険学校、動物保護団体NPOアークで働いた後、2004年カナダへ渡航。

カナダ極北ユーコン、アラスカにて、夢であった原野での旅を繰り返しながら、自然の中での生活、自然写真へのめりこんでゆく。

ユーコンにて3年暮らし、オーロラ、アウトドアガイドを努めた後、2007年帰国し丹頂の里、北海道道東鶴居村へ3年間移住。

2011年5月よりカナダ ユーコン準州へ戻る。
永住権を取得し、ユーコンでの生活を再開。

カナダ人の妻とユーコン準州ホワイトホースの森の中にて、17頭の犬とゲル(モンゴルの伝統的テント住居)暮らし中。

2012年ガイドビジネスの立ち上げ。
www.tntnaturecon.com

2014年 初写真集「Dall Sheep」の出版
www.seiseisha.net/dallsheep.html

極北の自然、犬ぞり、生活、原野の旅を楽しんでいます。

 SHEEP illustration
    Dall Sheep © t.m.

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