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ドールシープ写真館 -極北でのパノラマ写真ー

パノラマカメラで撮ったフィルム写真を徐々に整理しています。

極北は本当に広大な大地で、その大きさ、ダイナミックさを入れようとすると、パノラマのフォーマットがしっくりと合います。

パノラマといっても昔はやった普通の35mmフィルム写真を上下に切ったものではなく、2コマを使うフルパノラマで撮れるカメラがあります。

今は生産中止になっていますが、フジフィルムとハッセルブラッドが共同開発した、TX-1,TX-2。

海外ではXpanと呼ばれている、レンジファインダーカメラです。(レンズがみるものとファインダーがみるものとはばらばらなもの。一眼レフとは違う構造です。)

equipment-1.jpg
<TX-1と2つのレンズ>

僕が持っているのは初代のTX-1。ピントあわせも手動で、フィルムを使い、金属の重量感がある持っていて嬉しくなる道具です。

でもフィールドに持っていこうと思うと、キャンプ道具や食料などでグラム単位で重量を減らしたい身にとっては、ボディ一台、レンズ2台、多数のフィルムが追加になってしまいます。

そしてもともと極地のフィールドには負荷がかかりすぎるので、マイナス30度で使ってみたり、地面に落としたりして、2,3度修理に送ったこともありました。

おまけにフィルムの現像代もかかりますし、現像したあとのスライドマウントも種類が少なく見つけにくいし、スキャニングも一苦労だし、プリントしても紙は自分でそのサイズに切り、額も特注サイズを注文するしかなく、お金と労力がかなりかかってしまうもの。撮ったあとのことで面倒に感じ、この際パノラマをやめにしようと考えたことが何度あったことか。。。

写真展などでまとまった資金が必要な時に、何度も何度も売ろうと思いましたし、ヤフーオークション用の写真まで撮って売る気まんまんでした。でもその度に妻にどうしても売るなと言われたり、自分で最後に思いとどまったりして、未だに手元に残っています。

最近北海道では出番がないカメラですが、また極北に帰ったら使いたくなるのは間違いなし。

手元に残ったいうことは、これからも使っていきなさいということなんでしょう。

写真がデジタル主流になった今、フィルムで撮ることを強いられるいい機会ですし、手動、フィルムならではの味や撮る喜びも感じる道具かもしれません。

極北に移住しても、しばらくはTX-1と2つのレンズ、そしてデジタルは極地でも信頼できるタフなオリンパスのEシステムで撮っていこうと思います。

toklat mombabe blog
"Dall Sheep on the High Moutain" <アラスカ山脈の上のドールシープ親子。高い崖でもすいすい移動していきますので、こちらはついていくのがやっとです。>

theme : 野生動物
genre : 写真

Comment

Secret

ずっと手元にありますように

記事を読んで、いままで知弘さんの元にあって、本当によかった!と思ってしまいました。

これほど独特な世界観のある不思議で美しい写真、見たことがありませんから。

私が愛するプラチナプリントの写真家も、
古典技法で迫力あるプリントを実現するため、
一式100キロにおよぶ超巨大カメラを特注し、
密林や遺跡を撮影していると聞きました。

唖然としてしまうけど、
その結果であるプリントは本当に素晴らしいのです。

知弘さんの写真にも同じ、かけがえのない魅力を感じます。

やはりずっとずっと手元にありますように!

Re: ずっと手元にありますように

そういっていただいて、ありがとうございます。僕もお気に入りの機材で、道具自体が持っていて嬉しくなるものです。プラチナの方も思い機材をもってがんばってらっしゃるんですね!100Kgとはすごいですね!
いかに少ない機材でということをいつも考えていますが、削るところは削って、持っていくとこは持っていく。。。状況によっても変わってきますが、フィルムのパノラマはやっぱり捨てれません。これからも丁寧に使っていきたいと思っています。また撮れた写真を見てくださいね。
プロフィール

上村 知弘       (うえむら ともひろ)

Author:上村 知弘       (うえむら ともひろ)
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<プロフィール>

1978年生まれ、神戸育ち

高校時代より海外の文化に興味を持ち始め、大学時代にアメリカへ留学。これを機に、ヨーロッパ、インド、東南アジアなどをバックパックで周り、世界の文化、自然への興味を募らせていく。

卒業後、極地冒険家大場満朗冒険学校、動物保護団体NPOアークで働いた後、2004年カナダへ渡航。

カナダ極北ユーコン、アラスカにて、夢であった原野での旅を繰り返しながら、自然の中での生活、自然写真へのめりこんでゆく。

ユーコンにて3年暮らし、オーロラ、アウトドアガイドを努めた後、2007年帰国し丹頂の里、北海道道東鶴居村へ3年間移住。

2011年5月よりカナダ ユーコン準州へ戻る。
永住権を取得し、ユーコンでの生活を再開。

カナダ人の妻とユーコン準州ホワイトホースの森の中にて、17頭の犬とゲル(モンゴルの伝統的テント住居)暮らし中。

2012年ガイドビジネスの立ち上げ。
www.tntnaturecon.com

2014年 初写真集「Dall Sheep」の出版
www.seiseisha.net/dallsheep.html

極北の自然、犬ぞり、生活、原野の旅を楽しんでいます。

 SHEEP illustration
    Dall Sheep © t.m.

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