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イタダキマス ー命を逆に辿るー

「イタダキマス。って英語でどういの?」

「うーん。ぴたっと当てはまるのはないかな。。。」

以前何度もそう聞かれたことがあります。


今日は親子の自然英会話教室の日。

雪の上で火をおこし、手作りシカ肉ソーセージを頂きました。

命のつながりを逆に辿ってみましょう。



4.まずは、おいしい野外のお食事から。

雪の上で火をおこした後、やなぎを折ってナイフで先を研ぎます。(生の木であれば燃えません。)
男の子にナイフで棒の先端を一緒に削ってもらいましたが、ナイフを持つのは初めてだったかもしれません。
でも注意を払いながら、うまく削ることができました。その上に、ソーセージを刺し、火の上であぶります。
声が出るほどおいしいといってくれたお母さん。もくもくと食べる2歳の女の子。
楽しい時間でした。

roast sausage

3.鹿肉ソーセージ作りです。

昨日は釧路のMさん宅にて、鹿肉ソーセージの作り方を教えてもらいました。
鹿肉だけなら脂分が足りないため、豚肉も混ぜました。
手動の機械でミンチ肉を作り、豚の腸に詰めていきます。
その後70度のお湯で40分ほど茹でると出来上がり。
おいしい鹿肉(+豚肉)ソーセージの作り方を教えてもらいました。

deer sausage

2.鹿肉の解体

大家さんの鹿肉解体の作業場です。裏の山で獲ってきた鹿の肉はここで解体してねかします。
鹿肉が臭いという話も聞きますが、すぐに血抜きができる環境であればおいしく頂けます。
水で毛などをとって、フックで吊るした状態です。

deer meat hanging

1.シカを仕留める

生き物のシカを殺すことには抵抗がないといえば嘘になります。カナダに行った際に、3ヶ月ほど滞在した農家で豚の堵殺と解体を見たときにはそれはそれはショックでした。動物の肉に限らず、野菜でも花でもなんでも今は当然のように簡単に買える時代です。野生や家畜の動物や植物も切実に生きているわけで、それを獲って食べるというのはいろいろ考えさせられるところがあります。普段の生活ではあまりこの部分(特に解体)を見ることはありませんね。「先進国」ではパッケージに包まれたきれいなものを買うのが、今では習慣になっています。

deer butchering

0.シカの生活

シカが普段の暮らしのなかで生きています。昔は絶滅寸前までいき、手厚い保護と受けながら、今では増えすぎ、こちら人間側は困った困ったといっている状態です。写真は雪の上では草がなく、木の皮を食べているエゾシカの雄です。

deer behind tree

以前アラスカの原野で、ムースをとって、原野で解体し、そのまま原野にある友人のキャビンにてソーセージを作ったことがあります。ユーコンの罠猟やハンティングも同じでした。そしてここ北海道でも自然との関わりを持っている人に魅かれます。

生き物の命と自分の命がより近くつながる場所。

そこにアラスカ、ユーコン、北海道などの「北の世界」の魅力を感じます。

写真や文章では一番伝えにくい、この命の連鎖。

獲る、獲られる立場の対極。生きる、死ぬという対極のできごと。
その矛盾と犠牲の上に生きているということを、時には思いだすことも悪くはありません。
そしてその矛盾の中に、自然や世界との密接なつながりが生まれてくるのでしょう。

今更昔の過酷な生活には戻れませんが(今日もいつものコンビニでピーナッツとコーヒーを買いました。)、
たまにはこういう経験が個人的には必要です。

明日もシカ肉ソーセージを食べる予定です。

時間があればビール片手にオリンピックを見ながらかもしれませんが、日本語の「イタダキマス」は忘れずに。。。


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プロフィール

上村 知弘       (うえむら ともひろ)

Author:上村 知弘       (うえむら ともひろ)
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<プロフィール>

1978年生まれ、神戸育ち

高校時代より海外の文化に興味を持ち始め、大学時代にアメリカへ留学。これを機に、ヨーロッパ、インド、東南アジアなどをバックパックで周り、世界の文化、自然への興味を募らせていく。

卒業後、極地冒険家大場満朗冒険学校、動物保護団体NPOアークで働いた後、2004年カナダへ渡航。

カナダ極北ユーコン、アラスカにて、夢であった原野での旅を繰り返しながら、自然の中での生活、自然写真へのめりこんでゆく。

ユーコンにて3年暮らし、オーロラ、アウトドアガイドを努めた後、2007年帰国し丹頂の里、北海道道東鶴居村へ3年間移住。

2011年5月よりカナダ ユーコン準州へ戻る。
永住権を取得し、ユーコンでの生活を再開。

カナダ人の妻とユーコン準州ホワイトホースの森の中にて、17頭の犬とゲル(モンゴルの伝統的テント住居)暮らし中。

2012年ガイドビジネスの立ち上げ。
www.tntnaturecon.com

2014年 初写真集「Dall Sheep」の出版
www.seiseisha.net/dallsheep.html

極北の自然、犬ぞり、生活、原野の旅を楽しんでいます。

 SHEEP illustration
    Dall Sheep © t.m.

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