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ユーコン冬季撮影でのあれこれ

12月にカナダに一ヶ月ほど行く予定です。

クリスマス時期に向こうの家族と過ごすことになっていましたが、この際ずっとやりたかったユーコン冬季の撮影もやろうと考えました。

12月ユーコン撮影旅行

期間:12月1日から12月20日ぐらいまで
撮影目的:冬季のドールシープ、先住民の生活、ついでにオーロラ

写真撮影の主な目的は冬のドールシープ。そしてまた100%は決まっていませんが、陸路ではいけない先住民の村オールドクローにも行きたいと思っています。今回の撮影旅行に関していろいろと考えていることを書き出してみようと思います。

Peter and sled
"On the Caribou Hunt"<2004年10月オールドクロー近郊にてのカリブーハンティング>

ユーコンの冬から離れてはや2年。マイナス30度、時には40度となるあの寒さを体が忘れてしまっていないかが不安です。もっていくアウトドアのギアのことも考えるのですが、むこうでどの位の寒さでどのような装備をしていたのかを今一度記憶を辿って思い出しているところです。夏と違って冬の装備はかなりかさばってしまいますが、何が本当に必要なのかを考えなければいけません。カメラ機材と合わせるとなると、相当な重量になります。以前日本の航空会社から追加料金をたっぷり取られた苦い経験があるので、今回は真剣に削れるところは削っていきます。幸いユーコンに装備でも知識でも助けれてくれる友人や親戚がいるので、今回もいろいろお世話になると思います。

撮影に関しては、一番の問題はカメラボディーとパソコンのバッテリーです。凍える冬にはすぐになくなってしまうバッテリーですが、問題はその充電方法。テントを張って電源から離れる予定ですので、たくさんもっていくか、ソーラーパネルなどを取り入れるかでいろいろ迷っています。(これが、どちらも安くはないし、どのくらい効果的なのかはわからないのですよ。。。)デジタルになってからはいろいろと便利になってところはありますが、文明から離れた場所に行く際には面倒なことも多いです。カメラだけあって、シープが目の前にいて、電池切れでした!だけは避けたいですね。遠い日本から重い荷物をしょっていくのですから。。。

もうひとつの課題はは車の放置方法です。むこうでは車のボンネットあたりから、電気コードがついています。理由は冬の寒さ対策で、厳冬期に車のバッテリー、エンジン、オイルを温めるものですが、電気コードを挿していないと、マイナス30度を超えた辺りからエンジンがかかりません。

オーロラガイド時代のある朝三時。小さなキャビンに住んでいた冬のことですが、朝の仕事にでかけようと車のエンジンをかけようとも、全くかかりません。前日の晩、マイナス15度前後とあまり寒くなかったのと、ワインを飲んでそのまま寝てしまったのとで、電気コードを挿し忘れていました。結局朝三時に珍しく通りかかった車を、道路の真ん中でヘッドライトをぐるぐる回して止めてヒッチハイクをし、なんとか仕事には間に合いました。(ユーコンやアラスカの厳しい自然では優しい人が多いです。ほんと助かりました。)今回は車を電源のないところで1週間止めている予定なので、出発する際に気温が下がっていなければいいのですが。ジャンプケーブルでつないでもらったらエンジンかかるのでしょうか?出発前に情報収集必要です。

そして、一番肝心なのが撮影費用。一度海外にいくとかなりお金が飛んでいってしまいますが、(定職をもっていない上に)これもカナダでエアラインに勤めている友人に格安パスなんかを譲ってもらったり、家にごろねさせてもらえる場所があったりとやっぱり現地で助けてくれる人がいてこそですね。それでもやっぱりお金がかかるので、出発までに写真を売ったり、英語をもっと教えたり、あまり使わないギアや機材をオークションで売ったりとしようとしているのが現実です。

労働対価から考えると、マイナスもいいところの自然写真。同業者の人や少し成功している人の写真を見ると、写真そのものよりも、こうやってひとつひとつどうやってこなしていったのかが気になりますし、そこに尊敬を抱きます。きらびやかな写真展にでてくる写真は、ほんの一部です。だからこそ、自分が好きなスタイルで好きな写真を撮って行くことが一番大切なのでしょう。でなければ、潔くカメラ機材全部売って、身軽に自然に入っていったほうがよっぽど楽なはず。でも映像を残さなければ満たされないのが悲しい性です。いくら機材が重い、もっと心臓がきりきりしない金銭的に余裕のある生活がしたい、コンピューターの前で画像処理をする時間よりももっとフィールドで過ごしたい。。。そう思っていても、いい写真が撮れたときや気に入ってくれる人がいるだけで全てめんどくさいことは飛んでしまいます。

今回の冬の撮影もずっとできたらいいなと思っていたことです。ユーコンに居る時には冬はオーロラガイドで長期に外にいく時間はなかなかとれませんでした。今回やっと実現できそうな撮影の旅。課題をひとつひとつクリアーしながら実現させます。いろいろ助けてくれる皆さん、本当に感謝、感謝です。
さて、今日は天気のいい日曜日。夜からは家庭教師。その前に外にいって太陽を浴びてきます。

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プロフィール

上村 知弘       (うえむら ともひろ)

Author:上村 知弘       (うえむら ともひろ)
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<プロフィール>

1978年生まれ、神戸育ち

高校時代より海外の文化に興味を持ち始め、大学時代にアメリカへ留学。これを機に、ヨーロッパ、インド、東南アジアなどをバックパックで周り、世界の文化、自然への興味を募らせていく。

卒業後、極地冒険家大場満朗冒険学校、動物保護団体NPOアークで働いた後、2004年カナダへ渡航。

カナダ極北ユーコン、アラスカにて、夢であった原野での旅を繰り返しながら、自然の中での生活、自然写真へのめりこんでゆく。

ユーコンにて3年暮らし、オーロラ、アウトドアガイドを努めた後、2007年帰国し丹頂の里、北海道道東鶴居村へ3年間移住。

2011年5月よりカナダ ユーコン準州へ戻る。
永住権を取得し、ユーコンでの生活を再開。

カナダ人の妻とユーコン準州ホワイトホースの森の中にて、17頭の犬とゲル(モンゴルの伝統的テント住居)暮らし中。

2012年ガイドビジネスの立ち上げ。
www.tntnaturecon.com

2014年 初写真集「Dall Sheep」の出版
www.seiseisha.net/dallsheep.html

極北の自然、犬ぞり、生活、原野の旅を楽しんでいます。

 SHEEP illustration
    Dall Sheep © t.m.

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