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日照時間 極北Q&A

最近、引越しだの、家族が日本から来たりだのしているうちに、あっという間にお昼の時間が短くなっていました。

今回でやっと2回目の極北Q&A。

質問を受けながら、しばらくほったらかしになってました。すいません。


質問:

ユーコンの日照時間は?白夜の季節はみんなどんな過ごし方をしているのですか?


回答:

みなさんもう知ってるかと思いますけど、極北では白夜というものがあります。昔中学生の時に習った記憶がうっすらありませんか?当時は関係ないことだったので、どうでもよかったですが、ここに実際住んでみると夏の日照時間の長さ、冬のどんよりした暗さを身にしみて体験できます。


夏は最長日照時間 19時間!

冬はおそらくその逆。 なので5時間でしょうか?

感覚的には確かにあってます。


これはユーコン準州、ホワイトホースでのことでして、もっと北の村、
例えばオールドクローなんかだと、冬は一日中真っ暗、夏は一日中、日が照りっぱなしなんてあるそうです。


夏はカーテンがないと寝れません。

(冬はお酒がないと過ごせません?)

夏の間は、冬の寒さ、暗さから開放されたうれしさでいっぱいです。ここぞとばかり、皆よく外に遊びに出かけます。 

その代表的なのが、カヌー、カヤック。近くにたくさんの湖、そして真横にユーコン川がながれているので、どこにでも好きな所へ行って漕ぐことができます。

下の写真のように、車に乗せたカヌーなんかをよく見かけます。

そして遊んだ後には、当然飲みます。外が明るいので飲んでいると、ついつい夜中1時だった。ってこともあります。単なる言い訳ですが。


逆に冬は、長く暗くて寒い夜が一日を支配します。今日なんかでも朝8時半ごろ日が昇ってました。 英語では、冬の暗さのことをPOLAR NIGHTなんていうそうです。

冬は、寒い時で、-40度前後。大体ー15度からー30度あたりをうろうろしています。日本の感覚からだと相当寒く聞こえますが、-15度まではいたって平気。-20度はやっぱり寒くなってきます。そしてー30度あたりから、寒いではなく、痛いになってきます。もちろん個人差はありますが。

そして寒いだけではなくて、暗い。当時の時期なんて夕方の4時で真っ暗です。

冬のアクティビティーは、クロスカントリースキー、犬ぞり、アイスフィッシングなど、みんな結構外に出て遊んでいます。凍った湖の上をサーキットにしてレースをしている車なんかも見たことありますよ。

今は冬がそこまで来ている時期。もう初雪が降ったので、冬を迎える覚悟は皆出来ているようです。


夏と冬、そして短くて美しい春と夏。極端に違った世界があるからこそ、この土地は美しいのかもしれませんねー。

また長くなってしまいました。以上極北Q&Aでした!



canoeoncarcrp.jpg


"On the Way to the Lake" <カヌーを積んで湖へ>

theme : 自然の中で
genre : ライフ

Comment

Secret

そういえば。

Yukonに長く暮らしている日本人の方に、「冬のどんよりした暗さがたまらなく辛くなる」と言われたことがありました。
極北のネイティブコミュニティでも、冬の間の方が自殺したりといった暗い事件の発生率が多かった気がします。
私は、というと冬でも「おお!昼からオーロラが見える~♪」とか、お友達の家に縫い物道具持って遊びに行ったりとか、割合のんきに過ごしていたような気がします。
長く暮らしていると、見えてくるものがきっとあるのでしょうね。
Yukonの長い冬が懐かしいです。

Nishikawaさん

そうですね。犬ぞりとか、スキーなんかを日常的にやっていればいいでのすが、さすがに寒いが続くと外に出たくなるのもわかります。

今年の冬はクロスカントリースキーをやろうとおもってますが、どうなるでしょうか。

今日はもう氷点下です。
プロフィール

上村 知弘       (うえむら ともひろ)

Author:上村 知弘       (うえむら ともひろ)
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<プロフィール>

1978年生まれ、神戸育ち

高校時代より海外の文化に興味を持ち始め、大学時代にアメリカへ留学。これを機に、ヨーロッパ、インド、東南アジアなどをバックパックで周り、世界の文化、自然への興味を募らせていく。

卒業後、極地冒険家大場満朗冒険学校、動物保護団体NPOアークで働いた後、2004年カナダへ渡航。

カナダ極北ユーコン、アラスカにて、夢であった原野での旅を繰り返しながら、自然の中での生活、自然写真へのめりこんでゆく。

ユーコンにて3年暮らし、オーロラ、アウトドアガイドを努めた後、2007年帰国し丹頂の里、北海道道東鶴居村へ3年間移住。

2011年5月よりカナダ ユーコン準州へ戻る。
永住権を取得し、ユーコンでの生活を再開。

カナダ人の妻とユーコン準州ホワイトホースの森の中にて、17頭の犬とゲル(モンゴルの伝統的テント住居)暮らし中。

2012年ガイドビジネスの立ち上げ。
www.tntnaturecon.com

2014年 初写真集「Dall Sheep」の出版
www.seiseisha.net/dallsheep.html

極北の自然、犬ぞり、生活、原野の旅を楽しんでいます。

 SHEEP illustration
    Dall Sheep © t.m.

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