「Life in the North」           ◎インフォメーション◎
ブログアドレスを移動しました。(新規ブログ tNt Nature Connections)

tNt Nature Connections Blog

FB_FindUsOnFacebook-144.png Facebookページも定期的に更新中です。


◎ドールシープ写真集販売
WWFのパンダショップでも販売されています。 WWFのパンダショップ

丸善&ジュンク堂のネットサイトからも販売されています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ボブ・サムと偶然出会う ー森を共に歩いた半日ー

「あなたはボブ・サムですよね?」

昨日ジュノーの古本屋さんでボブ・サム(プロフィールはこちら)に偶然出会いました。

星野道夫さんの本「森と氷河と鯨」に出てくるあのボブサムさん。

月日が経っているため、本の写真とは少し違った印象です。

最近は日本に行って活動していると知人たちを通して知っていましたが、まさかジュノーでばったり会うとは思いませんでした。。。

bob and tam franklin blog
<ジュノーの街を歩くボブさんとタミー>

最近日本から戻ってきたばかりというボブさん。

北海道に住んでいた話や星野さんの話をしていると、コーヒーでも一緒に飲まないかということに。
(そしてコーヒー屋さんでは、また星野さんの本に出てくるウィリー・ジャクソンの息子さんとも出会いました。これも何かの意味があるのでしょうか?偶然が続きます。)

カフェではいろいろ話してくれました。

星野さんとの時間、日本での活動、神道や空海のこと、日本食や日本の伝統、今までの彼の個人的な旅。。。

1時間半ほど話したあと、森に歩きにいかないかと誘ってくれました。

タミーとYさんと共に、ボブさんとジュノーの街の坂道を登っていきます。

「本当のインディアンがガイドで山を案内してあげるからね。クマがいるかもしれないよ。」

そういってはにかむボブさんでしたが、20代に一夏をテントで過ごしたことがあるという山に連れて行ってくれました。

森の幸の話になった際に、ちょうど道のわきに栄えていた植物をとって差し出してくれます。

bob celery blog1

bob celery blog2
<インディアンセロリというらしいですが、名前の通りセロリのような味。>

昔の金鉱掘りたちが残していったトレイルを上がっていきます。

強くなりだした雨。

雨具もなく、さらに山を登り、そして森のトレイルを歩き続けました。

bob and tam in forest
<雨のジュノーの森を行く。>

歩くこと2時間ほど。

ようやく住宅街に戻り、彼が昔修復をしていた先祖の墓を通り、そして街のカフェで濡れた体を乾かせました。

ごはんを食べながら、日本の神道を勉強した話や12歳の時に見た夢の話を詳しくしてくれたボブさん。

なぜここまで話してくれるのかはわかりませんでしたが、詳しく個人的な体験(世俗的なことから神秘的なことまで)も教えてくれました。

「日本でクリンギット族の話をするのは,日本人をインディアンにしたいからではなく、僕の話を通して自然との繋がりを取り戻してほしいから。日本人はすぐこないだまで、自然とともに暮らしていた人たち。すぐに心に光がついて、話を理解してくれる。。。」

「人を自然とを繋げること。それが人生で一番素晴らしいことではないかと思う。」

「今でもアルコールやドラッグで苦しんでいるインディアンの仲間がいる。その人たちに僕は言うんだ。インディアンの人たちは貴重な人だってね。自然のことを良く知っている貴重な人たちなんだよって。」

「白人が僕たちの土地をとりあげたのではないと気づいたんだよ。結局は個人の心の問題。皆繋がっているし、一人一人がどう考えて行動していくかが大切なんだと思う。」

「今でも道夫のことを毎日懐かしく思う。彼が僕の人生を変えたんだ。。。」

先住民のフェスティバルが行われているジュノーで、復興されていく彼らの文化を見ながら、自らの日本人としてのアイデンティティー、極北カナダに住む意味などを考えていた際の出会いでした。

これからシトカに戻り、漁を続けていくというボブさん。

また来年ユーコンやシトカで再会する約束をして別れました。

この偶然、これからもどこかに繋がっていくのでしょうか?

Comment

Secret

プロフィール

上村 知弘       (うえむら ともひろ)

Author:上村 知弘       (うえむら ともひろ)
○○○○○○○○○○○

<連絡先>
ご連絡のメールは以下です。
お問い合せ先メール

<プロフィール>

1978年生まれ、神戸育ち

高校時代より海外の文化に興味を持ち始め、大学時代にアメリカへ留学。これを機に、ヨーロッパ、インド、東南アジアなどをバックパックで周り、世界の文化、自然への興味を募らせていく。

卒業後、極地冒険家大場満朗冒険学校、動物保護団体NPOアークで働いた後、2004年カナダへ渡航。

カナダ極北ユーコン、アラスカにて、夢であった原野での旅を繰り返しながら、自然の中での生活、自然写真へのめりこんでゆく。

ユーコンにて3年暮らし、オーロラ、アウトドアガイドを努めた後、2007年帰国し丹頂の里、北海道道東鶴居村へ3年間移住。

2011年5月よりカナダ ユーコン準州へ戻る。
永住権を取得し、ユーコンでの生活を再開。

カナダ人の妻とユーコン準州ホワイトホースの森の中にて、17頭の犬とゲル(モンゴルの伝統的テント住居)暮らし中。

2012年ガイドビジネスの立ち上げ。
www.tntnaturecon.com

2014年 初写真集「Dall Sheep」の出版
www.seiseisha.net/dallsheep.html

極北の自然、犬ぞり、生活、原野の旅を楽しんでいます。

 SHEEP illustration
    Dall Sheep © t.m.

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。