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北極海 ハーシャル島の旅 2

ユーコンの北極海に浮かぶハーシャル島。

そこは先住民のイヌビアルイットが昔から住んでいた土地でした。

hershel ulu cutting blog
<丸い包丁”ウル”を使い、上手に魚をさばくイヌビアルイットの女性。ハーシャル島にて>

1890年代に入り、アメリカの捕鯨船が次々と島にやってきました。

そこに混じっていたのが日本人の和田重次郎。(詳しくはこちら

極北を犬ぞりで駆け回った凄腕の犬ぞりマッシャーです。

渡米後西海岸で騙されて捕鯨船に身を売られ、ハーシャル島にやってきた歴史があります。

今でも残っている捕鯨員達の墓があるのですが、過酷な生活環境のためか皆20代や30代で亡くなっています。

herschel graveyard blog
<亡くなった捕鯨船の乗組員の墓たち。皆若くして亡くなった人ばかり。>

ゴールドラッシュ以前に既にここにはたくさんの人が入っていたようで、一時は2000人以上が住んでいた集落がありました。 

先住民と白人との貿易も盛んになり、かなり遠い内陸のオールドクロウのインディアンの人たちも、

歩いてハーシャル島へやってきたという話も聞いたことがあります。

今では集落はなくなり州立公園となっていますが、先住民の家族が毎年やってきては魚を穫ったり、クジラ、シロクマ、カリブー猟なんかをしている様子。

ちょうど滞在期間にもひと家族が滞在していました。

herschel inuvialuit family blog
<魚をさばくひと家族。アラスカから来ていたり、カナダ側から来ていたり。彼らにとってはアメリカとカナダの国境は、長い歴史の中では比較的新しく引かれた線>

網を北極海に仕掛けて魚を穫っていましたが、上がってくる魚は北極イワナなど。

焚き火でゆっくりと料理したものを頂きましたが絶品です。

herschel richard char blog
<イヌビアルイットのレンジャーが料理してくれる北極イワナ。脂のって最高!>

tuk eating dryfish blog
<干された魚の犬のように?かじりました。。。ホワイトフィッシュというものでおいしかったです。>

先住民の家族を除けば,滞在者は州立公園のレンジャー二人に、南からやってきたお役人や研究者が少々いるのみ。

観光客は基本的にはあまりこないようで、ゲストブックも2005年からのものが1冊のみです。
(後に1日のみ大きなクルーズ船が横付けされるされることになるのですが。)

冬はだれも住んでおらず、シロクマなどが凍った海と島で生活しています。

先住民の自給自足、捕鯨基地、北極海石油開発の基地、カナダ主権主張の為の島、自然の宝庫。。。

herschel net fishing blog
<ネットを張り魚をとる男と子供たち。少しずつ残る伝統を伝えてゆく。>

様々な歴史と側面をもった面白い島です。

そんなハーシャル島で最高だったのがサウナと北極海での水泳。そして刺されまくった大量の蚊。。。

また詳しい出来事は次回に書きますね。

theme : 外国の風景
genre : 写真

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プロフィール

上村 知弘       (うえむら ともひろ)

Author:上村 知弘       (うえむら ともひろ)
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<プロフィール>

1978年生まれ、神戸育ち

高校時代より海外の文化に興味を持ち始め、大学時代にアメリカへ留学。これを機に、ヨーロッパ、インド、東南アジアなどをバックパックで周り、世界の文化、自然への興味を募らせていく。

卒業後、極地冒険家大場満朗冒険学校、動物保護団体NPOアークで働いた後、2004年カナダへ渡航。

カナダ極北ユーコン、アラスカにて、夢であった原野での旅を繰り返しながら、自然の中での生活、自然写真へのめりこんでゆく。

ユーコンにて3年暮らし、オーロラ、アウトドアガイドを努めた後、2007年帰国し丹頂の里、北海道道東鶴居村へ3年間移住。

2011年5月よりカナダ ユーコン準州へ戻る。
永住権を取得し、ユーコンでの生活を再開。

カナダ人の妻とユーコン準州ホワイトホースの森の中にて、17頭の犬とゲル(モンゴルの伝統的テント住居)暮らし中。

2012年ガイドビジネスの立ち上げ。
www.tntnaturecon.com

2014年 初写真集「Dall Sheep」の出版
www.seiseisha.net/dallsheep.html

極北の自然、犬ぞり、生活、原野の旅を楽しんでいます。

 SHEEP illustration
    Dall Sheep © t.m.

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