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Love and Hate Syndrome ユーコンに暮らす

昨晩遅くにユーコンへ戻ってきました。

飛行機の上からホワイトホース周辺を見てみると、ほぼ氷も溶けていて春がきたのがわかります。

今日は溜っているこちらでの雑事を片付けるのに追われました。

留守中に届いていた封筒を開けてみると、普段は見慣れない文字がありました。

「裁判所」「罰金」などの文字があり、一瞬見覚えの無い?悪いことでもして捕まったかなと思いきや。。。

なんと裁判員に選ばれていました。

毎年1500人ぐらいがカナダで選ばれるみたいですが、指定の日に必ず裁判に出席することと書いてあります。

出席しなければ、罰金が課されるという脅し文句まできちんとついていたため、しっかりと文面を読んでみました。

読み進めていくうちに、出席しなくてもよい人たちがいることが分かってきます。

医者や消防士などは出席する義務が免除されるようですが、ぼくの場合はどの職業にもあてはまりません。

読み進めていくと、逆に出席できる人の条件が書いており、その中で「カナダの国民」、つまりカナダ国籍を持っているものと書いています。

ぼくのカナダでの身分はあくまでも「永住者」であり、カナダの国籍は持っていません。

日本の国籍を持った、カナダの永住者です。

永住権を取ってから何年後かには市民権=カナダ国籍をとれるようですが、日本政府が二重国籍を認めていませんので、カナダの国籍をとると日本の国籍を失ってしまいます。(あくまでも原則で、抜け道もあるようですが。)

ということで、今回は裁判員はパス。

手紙の受け取りから5日以内にしなければいけないという、既に期限切れの免除手続きをすべく、街の裁判所へ出向きました。

court.jpg
<ユーコンの裁判所>

裁判所で必要添付書類である永住者カードのコピーを渡すと、そんなのいらないし、問題なくわかったよというかなり柔らかい態度。

脅し文句の入った文面とはかなり様子が違います。

これはこれで助かりましあが、最大の疑問はこのような手紙を書留で送る前に、何故カナダ政府がカナダ市民ではないとうこちらの身分がわからないのかということ。

空港でも人の身分や出入りを管理して、滞在ビザの更新でも厳しくされた経験(恨み?)がありますが、これも肝心な物事が抜けることの多いカナダらしいことなのかもしれませんね。(なんてニヒルになってみましたが。)

カナダ、特にここ小さな街は良くいえば「おおらか」、悪く言えば「いいかげん」。

どの文化でもいい面と悪い面が見えますが、異国に住むと他国や自国のことがひときわ目立ち、比較しては怒ったり、ここはいいなと思ったり。

このようなことを「Love and Hate Syndrome=愛と憎悪症状」というのだと大学時代学びましたが、

日本も含めたどの国で暮らしてみても、このLove とHate繰り返しながら暮らしていっています。

ある意味、夫婦関係のようでおもろいですが、その妻タミー曰く、「裁判員なんて滅多に選ばれないわよ。」ぐらい珍しいもののようですよ。

宝くじは当たらなくとも、こういうものは降ってくるのが不思議ですね。。。

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プロフィール

上村 知弘       (うえむら ともひろ)

Author:上村 知弘       (うえむら ともひろ)
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<プロフィール>

1978年生まれ、神戸育ち

高校時代より海外の文化に興味を持ち始め、大学時代にアメリカへ留学。これを機に、ヨーロッパ、インド、東南アジアなどをバックパックで周り、世界の文化、自然への興味を募らせていく。

卒業後、極地冒険家大場満朗冒険学校、動物保護団体NPOアークで働いた後、2004年カナダへ渡航。

カナダ極北ユーコン、アラスカにて、夢であった原野での旅を繰り返しながら、自然の中での生活、自然写真へのめりこんでゆく。

ユーコンにて3年暮らし、オーロラ、アウトドアガイドを努めた後、2007年帰国し丹頂の里、北海道道東鶴居村へ3年間移住。

2011年5月よりカナダ ユーコン準州へ戻る。
永住権を取得し、ユーコンでの生活を再開。

カナダ人の妻とユーコン準州ホワイトホースの森の中にて、17頭の犬とゲル(モンゴルの伝統的テント住居)暮らし中。

2012年ガイドビジネスの立ち上げ。
www.tntnaturecon.com

2014年 初写真集「Dall Sheep」の出版
www.seiseisha.net/dallsheep.html

極北の自然、犬ぞり、生活、原野の旅を楽しんでいます。

 SHEEP illustration
    Dall Sheep © t.m.

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