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オーロラツアー?

前回のブログ記事の続きです。

オーロラを出す機械ということで、開発されたものがありました。こちらです。

aurora grafiti_edited-1
<夜空に光るオーロラ?>

きれいに光っているオーロラですよね?ということで、夜空に光るオーロラです。。。(ヘッドライトで長時間露光中に文字を書いたもの。写真をやる方には簡単に分かるカラクリですよね?)

今晩はあいにくボケッとしたオーロラしか出ず、昨日のような素晴らしいものは見ることができませんでした。

どちらかというとこれがいつもの正常な状態なのですが、1日目にして100点満点のオーロラを見てしまった方には残念だったようです。

それでもいいオーロラが見れたということで、心に余裕のできたガイドの僕とお客さん。

昨日とは気合いの入れようが違って、皆見えなくとも仕方がないという余裕がありました。

自然現象とはいえ、高いお金を払ってはるばる日本からやって来ている方々たち。

お客さんにいいオーロラを見てもらいたいというのは、今の仕事柄当然あります。

すばらしい写真や映像を見て、期待を膨らませてくるのは当然だと思います。

でも自然はそれ自身のサイクルがあり、高いお金を払っただとか、苦労してわざわざ極北まできたか(ガイドの気分がオーロラに左右されるとか)という人間世界の都合など当然分かってくれません。

出るときには出るし、出ないときにはでない。

オーロラが出ていても、曇っていては見えない。

そこにあるのは、ただの自然現象です。

商業活動と自然現象の間には、いつも闘いがあるような気がします。

そして何でもお金を出したりして結果を求め、ある程度の自然現象を科学技術でコントロールできるようになったかのように見える今の社会。

心底にある正直な意見として、3日間ほどこちらにいて、写真家や映像を作る人たちが長期間寒い中、自然現象を追った結果としてのすばらしい映像であるいいオーロラ(宣伝で使われる訳ですが)を見るということ自体に、少々無理があると思うのは僕だけでしょうか?

そんなことを分かっていても、こちらはできることはやり尽くします。

焚き火をしたり、星の勉強をして説明をしたり、夜のナイトウォークに出かけたり。。。

短い期間でも、こちらの自然や空間や人との交流の中で何かを感じて、楽しんでいってもらいたい。

日本で忙しく働いて、ようやくとれて休みの方も多く来ていますし、今までずっと子供の面倒や仕事でしたいことができず、退職されてようやく時間が持てた方達もいます。

大手の代理店が安心だからと申し込んで来た方達もいますが、結局は最終的な体験の密度は現地のガイドにかかってきます。

この極北に惚れてこの土地に住み着き、新たな生活を再度築こうとしている今、生活の為に再度始めたオーロラツアーの仕事。

体力的にも精神的にも長続きする仕事ではないですが、いい出会いもあれば、寂しい思いをすることもあります。

来年はこの仕事をしているのでしょうか? これからどこに向かいたいのか?

全ての過程には意味があると思って生きていますが、物事が起きている真っ最中にはなかなか自分がどこにいるかは見えにくいものです。

すばらしい光が現れるときがあったり、曇ったり、雪が降ったり。。。

こう考えると、オーロラと人生重なる部分があるのでしょうか??

極北ホワイトホースは午前3時。そろそろ寝る時間です。

明日はまた午前から犬ぞり、そして仮眠をとって夜はオーロラ。

明日、極北の夜空はどう応えてくれるのでしょう?







Comment

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No title

まったく同じ環境にいるので、まったくその気持ちわかるよ!最終的には人だよね、、、、本当にオーロラは出るときは出る!出ないときは出ない!ジレンマは必ずこのガイド業では生まれるよね。どうやって自分の好きな仕事が好きなもののままに維持できて、さらに市場にも受け入れられるもの(日数、価格、ツアーのスタイル)にできるか!チャレンジングだね、 山のガイドや、川のガイドとは違うよね、まぁー、落ち着いたら飲むべ・・・

Re: No title

ああ、コメントをありがとうございます。オーロラは本当に特殊なガイドですので、同じ境遇、しかも他のもっとアクティブなフィールドから来た方だと同じような思いをわかってくれますね。仕事ですから、ニーズがあってこそのものですが、提供する方も無理があれば続きませんし、業界の構造も今の時代に合わせて変わっていかなくてはいけませんね。。。まずは飲みましょう(笑)。オーロラが消える頃の季節に。。。

> まったく同じ環境にいるので、まったくその気持ちわかるよ!最終的には人だよね、、、、本当にオーロラは出るときは出る!出ないときは出ない!ジレンマは必ずこのガイド業では生まれるよね。どうやって自分の好きな仕事が好きなもののままに維持できて、さらに市場にも受け入れられるもの(日数、価格、ツアーのスタイル)にできるか!チャレンジングだね、 山のガイドや、川のガイドとは違うよね、まぁー、落ち着いたら飲むべ・・・
プロフィール

上村 知弘       (うえむら ともひろ)

Author:上村 知弘       (うえむら ともひろ)
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<プロフィール>

1978年生まれ、神戸育ち

高校時代より海外の文化に興味を持ち始め、大学時代にアメリカへ留学。これを機に、ヨーロッパ、インド、東南アジアなどをバックパックで周り、世界の文化、自然への興味を募らせていく。

卒業後、極地冒険家大場満朗冒険学校、動物保護団体NPOアークで働いた後、2004年カナダへ渡航。

カナダ極北ユーコン、アラスカにて、夢であった原野での旅を繰り返しながら、自然の中での生活、自然写真へのめりこんでゆく。

ユーコンにて3年暮らし、オーロラ、アウトドアガイドを努めた後、2007年帰国し丹頂の里、北海道道東鶴居村へ3年間移住。

2011年5月よりカナダ ユーコン準州へ戻る。
永住権を取得し、ユーコンでの生活を再開。

カナダ人の妻とユーコン準州ホワイトホースの森の中にて、17頭の犬とゲル(モンゴルの伝統的テント住居)暮らし中。

2012年ガイドビジネスの立ち上げ。
www.tntnaturecon.com

2014年 初写真集「Dall Sheep」の出版
www.seiseisha.net/dallsheep.html

極北の自然、犬ぞり、生活、原野の旅を楽しんでいます。

 SHEEP illustration
    Dall Sheep © t.m.

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