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鮭とクマと森と

カヤックで岸に上陸して、川沿いを歩いてクマ探し。

1頭の大きなスピリットベアーがいると聞いた川には、たくさんのピンクサーモンが遡上していました。

salmon river and forest 2
<鮭が遡上する小川に沿って歩いてゆく>

体が白くなってきて弱っている鮭も、最後の力を振り絞って川を上っていきます。

10月とあって、あたりにはたくさんのサーモンの死骸でもいっぱいに。腐った臭いが鼻をつきます。

salmon river and forest 1 (1)
<木に引っかかっていた鮭の死骸>

レインフォレストの森の中にも、たくさんの鮭の死骸がちらばっていました。

森に鮭の残骸がある理由は、このあたりのクロクマたち。

川で捕った鮭を森に運んで食べています。

森に残された鮭の死骸は、微生物によって分解されます。

それが森の栄養となり、木が伸びてくるのだそう。

自然界はうまくできていますね。

salmon river and forest 4
<新鮮な死骸。頭をかじったようです。>

クマの痕跡は辺りにたくさんあっても、肝心のクマの姿は全く見当たりません。

マットと二人でしばらく偵察するも、姿はなし。

そのまま諦めて、きた道を戻ってみると。。。

マットが急に止まって、すぐ横を無言で指差していました。

大きな木の切り株の上にいたのは、お昼寝中のクロクマ。

本当にすぐすこに寝ていました。

salmon river and forest 2 (1)
<お昼ね中のクロクマ。時折こちらをちらりと見ます。>

行きも同じところを通ったのですが、鈍感にも二人とも見逃していたようです。

クマもこちらに気づいてもそのまま寝たままです。

時折目を開けるも、動く気配はなし。

鮭でおなかがいっぱいになっているのでしょうか。

何枚か写真を撮り、クマが機嫌を損ねる前にこちらも立ち去りました。

ちなみにインサイドパッセージのこのような僻地でも、木の伐採は続いていて問題になっています。

クリアーカットといって、森の一部を根こそぎ切り取ってしまうやり方で、生態系にも景観的にもよくありません。

まだまだ大部分の原生林は残っていますが、保護活動と経済活動のバランスを保つ難しさはどこでも同じです。

ここの多くの木が紙や木材として日本でも消費されていると知り、複雑な気持ちで眺めていました。

夕方もう一度川へ戻りましたが、スピリットベアーの姿はなし。

次の朝夜明け前に起きて、探しにいくことにしました。

\salmon river and forest 1
<鮭が森をつくり、森が川と鮭を育む>

Comment

Secret

元気ですね

上村さんーーー本当にブラックベアーは真っ黒なのですね。サーモンが見れる川って本当に美しいですね。カナダのみならず、私の教え子がシンガポールにいますが東日本大震災のために日本は東南アジアの森を食べていると言っています。

Re: 元気ですね

伊藤先生 コメントをありがとうございます。お陰さまで元気にしています。ブラックベアーは真っ黒で、写真を撮るにも目が写りにくかったです。サーモンのながれる川は、北海道もそうですが美しいです。
東南アジアでも問題があるのですね。こちらは最近全部伐採するクリアーカット方式を制限して、いい木だけを限定的に伐採し、ヘリコプターで吊るして運び出すという新たな方法も採用しています。今回も一度だけ材木を運んでいるヘリをみました。経済と自然がうまくつきあっていく方法を模索する上での、ひとつの方法だと思います。
プロフィール

上村 知弘       (うえむら ともひろ)

Author:上村 知弘       (うえむら ともひろ)
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<プロフィール>

1978年生まれ、神戸育ち

高校時代より海外の文化に興味を持ち始め、大学時代にアメリカへ留学。これを機に、ヨーロッパ、インド、東南アジアなどをバックパックで周り、世界の文化、自然への興味を募らせていく。

卒業後、極地冒険家大場満朗冒険学校、動物保護団体NPOアークで働いた後、2004年カナダへ渡航。

カナダ極北ユーコン、アラスカにて、夢であった原野での旅を繰り返しながら、自然の中での生活、自然写真へのめりこんでゆく。

ユーコンにて3年暮らし、オーロラ、アウトドアガイドを努めた後、2007年帰国し丹頂の里、北海道道東鶴居村へ3年間移住。

2011年5月よりカナダ ユーコン準州へ戻る。
永住権を取得し、ユーコンでの生活を再開。

カナダ人の妻とユーコン準州ホワイトホースの森の中にて、17頭の犬とゲル(モンゴルの伝統的テント住居)暮らし中。

2012年ガイドビジネスの立ち上げ。
www.tntnaturecon.com

2014年 初写真集「Dall Sheep」の出版
www.seiseisha.net/dallsheep.html

極北の自然、犬ぞり、生活、原野の旅を楽しんでいます。

 SHEEP illustration
    Dall Sheep © t.m.

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