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夜の山 ドールシープとオーロラを追って

「オーロラの下のドールシープを撮影できたら。。。」

ここ何年かそう思っていますが、チャンスがなかなか巡ってきません。

いつもシープたちがどのように夜を過ごし、そしてオーロラが出た際に

どう見ているのかが気になってきました。


ただ撮影条件がかなり難しく、条件としては全てが揃わなければいけません。

1.夜の山にキャンプ道具と機材を抱えて登っていける山があり、テントを張り泊まること。

2.オーロラが出る季節であること(白夜の季節を除く、8月初旬から4月の終わり頃まで)

3.キャンプをするのに、それほど寒くない季節であること

 =8月初旬から9月終わりまでの2ヶ月、4月の終わり?
(寒さによる危険ももちろんですが、厳冬期のキャンプとなると荷物の量が圧倒的に増えるため)

4.その日が晴れていてオーロラが見えること、夜の間外でじっと待つこと。

5.夜になるまでにドールシープをみつけ、夜間の目が利かない時間に安心してもらい、
  近づける範囲にテントをはること。

6.満月の前後であること。(月の光で、ドールシープを含めた背景が照らされるため)

7.仮にここまでの条件が満たされたとして、シャッターが下りている露出中の15秒ほど
  ドールシープが動かないこと。

こう考えるとほぼ不可能に近いですが、相当運が良ければできそうです。
野生動物とオーロラが一緒に写った写真は、不自然な合成しか見たことありません。

今回初めて挑戦してみました。

夜の7時頃に山にシープを確認し、暗くなるなか山を登っていきました。

急いで登りきりシープに追いついたのはいいですが、相手がさらに上までいってしまいました。

そうするうちに辺りは真っ暗。

sheep night camp 1
<北斗七星を見ながら、オーロラを待つ。シープはいずこに。。。>

暗闇の中の山を下りるにもいかず、テントを張りました。

2時間ほどすると月が昇りはじめ、あたりが明るく照らされていきます。

sheep night camp 4
<月が昇りはじめた。静かに湖を照らす。>

そのままオーロラを期待して時折チェックしましたが、風が強くて体が冷えてテントに退散。

時折テントの外に出てみたものの、オーロラやシープの姿は見つからず。

一日前のアラスカでは霜がおり、湖の表面にはうっすらと氷が張っていました。

寝付こうにも風の音でテントがばたばたとうるさく、何度も起こされながらそのまま朝に。
(急に音が立つと、目がはっとさめます。クマがいる時期や場所では神経が張っています。)

結局オーロラは出たのか、出なかったのか。

シープが確認できていればもっとがんばっていましたが、ただの山でのキャンプになってしまいました。

ただ良かったのは、朝の素晴らしい朝焼けを見れたこと。

sheep night camp 2
<すばらしい朝焼け。朝が苦手でも、暖かいシュラフから出るのも嫌でしたが、これには満足>

空が真っ赤になり、湖が紫に染まりました.

すぐにテントをたたみ、下山をしました。

山を降りきってからシープの位置を確認すると。。。

テントを張っていたもう一段上にかたまっているではありませんか!

すぐそこにいたのに、こんなものですね。。。

ということで、最初のシープ&オーロラ撮影行は失敗に終わりました。

今度はもっと明るいうちに山を登り、1日、2日かけてシープに受け入れてもらってから
テントを張ります。

ただ次の満月の頃にはもっと気温が落ちているはず。

チャンスを逃せば、また来年となりそうです。

sheep night camp
<朝のテントから出た様子。>

theme : 旅の写真
genre : 写真

Comment

Secret

No title

不可能と可能は背中合わせ。
純粋な気持ちに神様は味方して下さる事を信じます。
オーロラの光とドールシープ、私も拝見したいです。
是非、素敵な写真が撮れます様に~。

Re: No title

ありがとうございます。
祈り続けることが大事ですね、
チャンスはふとやってきそうです。
気長に待って、何度かトライしたいです!

> 不可能と可能は背中合わせ。
> 純粋な気持ちに神様は味方して下さる事を信じます。
> オーロラの光とドールシープ、私も拝見したいです。
> 是非、素敵な写真が撮れます様に~。
プロフィール

上村 知弘       (うえむら ともひろ)

Author:上村 知弘       (うえむら ともひろ)
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<プロフィール>

1978年生まれ、神戸育ち

高校時代より海外の文化に興味を持ち始め、大学時代にアメリカへ留学。これを機に、ヨーロッパ、インド、東南アジアなどをバックパックで周り、世界の文化、自然への興味を募らせていく。

卒業後、極地冒険家大場満朗冒険学校、動物保護団体NPOアークで働いた後、2004年カナダへ渡航。

カナダ極北ユーコン、アラスカにて、夢であった原野での旅を繰り返しながら、自然の中での生活、自然写真へのめりこんでゆく。

ユーコンにて3年暮らし、オーロラ、アウトドアガイドを努めた後、2007年帰国し丹頂の里、北海道道東鶴居村へ3年間移住。

2011年5月よりカナダ ユーコン準州へ戻る。
永住権を取得し、ユーコンでの生活を再開。

カナダ人の妻とユーコン準州ホワイトホースの森の中にて、17頭の犬とゲル(モンゴルの伝統的テント住居)暮らし中。

2012年ガイドビジネスの立ち上げ。
www.tntnaturecon.com

2014年 初写真集「Dall Sheep」の出版
www.seiseisha.net/dallsheep.html

極北の自然、犬ぞり、生活、原野の旅を楽しんでいます。

 SHEEP illustration
    Dall Sheep © t.m.

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