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マイナス32度のゲル暮らし

「とも、生きてるか?」

犬ぞりの家主のボーイフレンドに聞かれたのは昨日の朝。

「もうそろそろ仕事が落ち着いてもいいのだけれど。。。」

そう答えた僕ですが、質問の意味をはき違えていました。

ここ3週間はずっと朝から晩まで働き詰めの状態でしたので、心配して聞いてくれているのかと思っていると。。。

外はマイナス32度。

32 below
<ゲルの中から見える外の温度計>

「極寒の中でのゲル暮らしは大丈夫なのか?」という意味でした。

昨日と今日とここホワイトホースはマイナス30度を切りました。

地元の人にとってはマイナス30度が一応寒くて暮らしが大変と感じるひとつの境目です。

ユーコンの冬をゲルで暮らしてみる。

yurt inside winter_edited-1
<ゲルの内部。天上のスカイライトとドアのみから光が入ってきます。冬は3つの窓は閉まったまま。>

そうはいって住んでみたものの、周りにあまり参考となる人がいませんでした。

マイナス10度、15度、25度、30度。。。

気温が下がっていく度にゲルの保温力を試してきましたが、

驚いたことにマイナス30度でもしっかり暮らしていけます。

winter yurt
<すっかり冬景色に。雪がたくさん積もっています。>

マイナス15度ほどの気温ですと、朝9時に薪ストーブを焚いて12時間ほっておいてもゲル内はまだプラスの2、3度です。

要するに凍らなければいいいのですが、マイナス30度の今日でも補助電気ヒーターの力を借りながらですが、家を出て7時間後でもゲル内はプラスの5度でした。

薪を入れると20分ほどで温かくなります。

room temp
<いつも室内の温度計とにらめっこの生活。>

これならマイナス40度、45度が来ても住めそうですね。(ひと安心です。)

直径20フィートと小さなゲルですが、なかなか快適な暮らしができています。

さて今は夜の11時。

そろそろ薪を入れなければいけない時間です。

森の中のトレイルを通って「自宅」であるゲルに帰り、薪を割ってストーブに入れてから寝る予定です。。。

PB066316.jpg
<昨日の朝のユーコン川。川霧があがっていました。>
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2013年度 カレンダー制作

本当に毎日があっという間に過ぎてしまいますね。。。

今まで遊んできた分、薪割りをする暇がないぐらいに?かなり忙しくしています。

仕事の方はオーロラシーズンですから、これからがどんどん忙しくなっていく時期です。

そして犬の餌やりやトレーニング。

普段は4、5人で面倒を見ているのですが、他の方が帰郷したりしていて2人だけになってしまっていました。

動物なので世話はやはり毎日大変ですね。

それでも積もった雪の中を走るのは本当に楽しいものです。

冬のゲル暮らしも順調でマイナス25度になっても中は凍らずに快適でしたよ!

そんな間ですが2013年のカレンダーがようやく出来ました。

calendar ura_edited-1

calendar omote_edited-1

去年は抜けてしまいましたが、今年は前のと同じ裏表一枚ずつの6ヶ月カレンダーです。

オーロラとドールシープの向き合った昔からの人気にものをいれました。

お値段は2000円+送料ですが、12月初旬にブログにてフォームを作成し、ご注文を受け付けていきます。

発送は日本から友人が行ってくれます。(Yさん、お願いしますね。)

それでは、今日もオーロラツアーへといってきます!

ここ最近本当によく雪が降っています。

今日も犬ぞりトレーニングにいきましたが、4輪車ではもう走ることが難しくなってきました。

このまま降り続けると、もう少しでソリを使って犬を走らせることができるかもしれませんね。

雪が多いと犬ぞりにはいいのですが、野生動物にとっては大変なはずです。

ドールシープは山の南斜面に冬場は住んでいますが、雪を足で掻き分けて枯れ草を食べています。

あまり雪の量が多いと、当然食べる量が減りますので大変な冬となるでしょう。

もっと彼らの撮影にいきたいこの頃ですが仕事が忙しくなってきました。。。

十分夏、秋と動き回ったので少しは落ち着いて生活した方がいいかもしれませんね。

前回のドールシープの写真です。

若いオスたちが、雪を分けて草を食べていましたよ。

snowy rams
"Dall Sheep Rams in Early Winter" <雪の下の枯れ草を食べるドールシープたち。>

theme : 野生動物
genre : 写真

冬のシープ

久々にドールシープを見にいきました。

山の上の方まで登り、しばらく彼らと一緒に時間を過ごしました。

真っ白な彼らの姿と積もった雪の色がマッチしていましたよ。

繁殖期の彼ら、オスが特に盛んにメスを追いかけています。

tree sheep blog
"In the Snowstorm" <霧のように包まれた世界>

theme : 野生動物
genre : 写真

言語の再生

言葉の再生。

その場面を先ほどみてきました。

こちらの先住民の間では、日常で使われているのは言語は英語であって、先住民の言葉を話すことができる世代はお年寄り(エルダーといいます。)の世代が最後です。

レジデンシャルスクールなどの同化政策の為にある世代から言葉が途切れてしまいました。

その途切れた世代(今のお父さん、お母さん世代)が自分たちの文化、言語を取り戻そうとしています。

今回のヒーリングトーテムに関わった彫刻家の一人が学校の先生で、
彼もエルダーのもとで彼の言葉(サザントショーニ)を学んでいます。

その現場を見せにいってもらいましたが、写真をエルダーに見せてサザントショーニ語で言ってもらい、音を記録して発音するというものでした。

stephen learning language
<真剣に学ぶ生徒の姿。>

外国語を勉強して外国で長期に暮らした方ならわかると思いますが、違う言語を学ぶというのは、全く違った文化、考え方、社会のシステムを学ぶことも全て含まれています。

実際に使われている中で学ばなければなかなか身に付きませんが、一度(ほぼ)途絶えてしまった言語を復活させるのは並大抵の努力ではできません。

それでもこうしてがんばっている姿をみると、完璧な復活を目指すのではなく、できることを伝えていくというのみ意味があるのなだと感じます。

おじいちゃんと子供、孫が違う言語を話している。。。

そんな姿は普通の日本の本州ではあまり考えられないことですね。

オールドクロウでもそうでしたが、変わりつつ世界や社会を受け入れながら、伝統と折り合いを付けて生きてゆく。。。

その受け入れる姿に、移民として移住した個人としても共感するところや学ぶところが多くあります。

theme : 旅の写真
genre : 写真

ヒーリングトーテム・プロジェクト終了

ヒーリングトーテムのプロジェクトが終わりました。

春頃から様子を見ることになったこのトーテムプロジェクト。

wayne curving summer
<夏にトーテムを彫るマスターカーバーのウェイン>

最後の建立に立ち会えることができました。

重さ約2トンもするというトーテムを、何十人もの力でメインストリートまで運びました。

僕もタミーも参加しその重さを実感しましたが、あれだけ多くの人で持ってもかなり重たいものでした。

carrying totem
<トーテムの下に木のポールを挟んで持ち上げる。>

totem before raising
<建てる場所までようやく到着。6ブロック歩きました。>

sacred fire
<鎮魂祭の様子。儀式のすぐ前の日に亡くなった15歳の先住民の女の子へのお花。>

ロープを結び少しずつ上がってゆくトーテムポール。

途中でロープが切れるというアクシデントもありましたが、最終的には問題なく立ち上がりました。

1日の鎮魂祭から始まり、3日には無事にたったトーテム。。。

過去の大きな問題と未来の可能性を含んだプロジェクトが終わりました。

とりあえずは写真をアップします。

少しずつ頭と心を整理してから感想を書いていきたいと思います。

raised totem
<ようやく立ち上がったトーテム。ユーコン川を見つめる。>

冬のゲル生活

昨日の夜はよく雪が積もりました。

ゲルの周りも真っ白の世界となっています。

最近は気温がマイナス5度前後と寒くないせいか、ゲル内も薪をたくと温かく快適です。

冬はどうなるかと思っていましたが、今のところは大丈夫ですよ。

マイナス30度、40度になるとどうなるかはわかりませんが!?

毎日水をポリタンクで運び、薪を割り、ストーブで火を焚きます。

トイレは外に穴があるだけなので、毎回用を足すには外へ駆け出しています。

まだまだ始まったばかりのゲル生活。

楽しいと思う反面、シャワーや水道、洗濯機、インターネットなどはゲルにはなく、
全て外の施設に頼って暮らして行くため何をするにも時間がかかります。

とりあえずは冬を乗りきり、2年ほどはこの丸いテントの中に住みたいと思っています。

中にいながら季節の移ろいを感じることの出来るゲル。。。

明日はなくなってきた薪をたくさん切ります。

tnt yurt aurora
<ゲルの後ろに現れたオーロラ。今年の10月>

theme : オーロラ
genre : 写真

プロフィール

上村 知弘       (うえむら ともひろ)

Author:上村 知弘       (うえむら ともひろ)
○○○○○○○○○○○

<連絡先>
ご連絡のメールは以下です。
お問い合せ先メール

<プロフィール>

1978年生まれ、神戸育ち

高校時代より海外の文化に興味を持ち始め、大学時代にアメリカへ留学。これを機に、ヨーロッパ、インド、東南アジアなどをバックパックで周り、世界の文化、自然への興味を募らせていく。

卒業後、極地冒険家大場満朗冒険学校、動物保護団体NPOアークで働いた後、2004年カナダへ渡航。

カナダ極北ユーコン、アラスカにて、夢であった原野での旅を繰り返しながら、自然の中での生活、自然写真へのめりこんでゆく。

ユーコンにて3年暮らし、オーロラ、アウトドアガイドを努めた後、2007年帰国し丹頂の里、北海道道東鶴居村へ3年間移住。

2011年5月よりカナダ ユーコン準州へ戻る。
永住権を取得し、ユーコンでの生活を再開。

カナダ人の妻とユーコン準州ホワイトホースの森の中にて、17頭の犬とゲル(モンゴルの伝統的テント住居)暮らし中。

2012年ガイドビジネスの立ち上げ。
www.tntnaturecon.com

2014年 初写真集「Dall Sheep」の出版
www.seiseisha.net/dallsheep.html

極北の自然、犬ぞり、生活、原野の旅を楽しんでいます。

 SHEEP illustration
    Dall Sheep © t.m.

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