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犬ぞりの季節

雪が日に日に積もってくるここ最近です。

気温はマイナス10度から20度の間を行ったり来たり。

昨日は犬を連れて、4輪バギーでトレーニングに行ってきました。

まだまだこちらも本格的な冬には体が慣れていませんが、もう冬がやってきたという感じです。

トレーニング後いワラを犬小屋にいれると、皆うれしそうに丸まって寝ていました。

trooper.jpg
<小屋の中で丸まるTrooper君>

全部で20頭ほどいますが、皆性格が違ってそれぞれかわいいものですね。。。

今年の冬は去年よりももっと走って多くを学ぼうと思っています。
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theme : 犬の写真
genre : 写真

ヒーリング・トーテム

そろそろホワイトホースの街に、ヒーリング・トーテムが立とうとしています。

彫刻家の先生ウェインさんの下、主に先住民の若者によって掘られた特別なトーテムポールです。

healing totem painting1
<仕上げの色塗り段階>

現代の社会に適応できない先住民の若者達が、トーテムの彫刻を通して自らの道を見いだしていく。

そのコンセプトの下で活動している地元の団体が招いたのが、アラスカのクリンギットの彫刻家ウェインさんでした。

かつては彼自身もアルコールに溺れて街をさまよっていた過去があります。

先住民に対する同化政策により、言語も文化も奪われてきた暗い過去があるユーコンや隣りのアラスカ。

ここユーコンで同化政策を担っていたのが、Residential Schoolという学校制度です。

各地の先住民村から子供を親元から引き離し、いわゆる白人化西洋教育が行われました。

自分の言語を話すと石けんで口を洗わされたり、針を舌に突き刺されたりと表にはあまり出てこない虐待も多く行われたようです。

その過程で失ってきた民族、個人としてのアイデンティティー。

今でもお酒やドラッグに溺れて行く人もいますが、大きな変化を生き抜いて、そこから現代の社会に伝統を融合しながら活躍している人も多くいます。

healing totem painting4
<真剣に色を塗るベン。時には寝坊をして現場に現れたことも。。。>

今回のトーテムのテーマは「Residential School Survivor(レジデンシャル学校の生存者)への追悼と許しと全ての人たちの融合」。

大きなアラスカの原生林の木からできあがるトーテムポールですが、削り取られたひとつひとつのチップが生存者や被害者の魂を象徴しているそうです。

そして彼らの名前が生存者本人や家族や友人の人たちによってチップに書き込まれています。

healing totem2
<チップに書き込まれた名前。当時の学校で使われていた道具入れが制作現場に持ち込まれたそうです。>

自分たちされてきた過去を受け入れ、さらに加害者である国や教育機関を許し、白人を含めた全ての人たちと未来へ進んでいく。

「許すことによってしか、人は癒されないし、前へ進めない。」

春頃にそうウェインさんが語ってくれたのが、今でも心に強く残っています。

今まで何度かその進展を見に現場へ訪れていましたが、今はいよいよ最終段階。

いつもの温かい包むような笑顔でウェインさんが若者を見守っていました。

4分の1が先住民の血を引く人が住んでいるカナダのユーコン。

ここで生活をしていると、彼らとの関わりが様々な場面で出てきます。

伝統と近代化の中で揺れている姿が、急激に近代化した日本育ちの自分の中のどこかに響くのだと思います。

自然と密接に生きた過去を美化するのではなく、今現代をどう生き様々な問題をどう扱っていくのか。

そしてどこに向かおうとしているのか。

先住民だけでなく、後からやってきた僕みたいな移民や白人の一部の人たちにも響くところがあります。

11月1日には鎮霊の儀式が行われ、名前の入ったチップが燃やされます。

そしてその灰をトーテムに埋め込んだものが立ち上がるのが11月3日。

ユーコン川沿いのメインストリートの端に立てられます。

このプロジェクトに関わった若者達。どう変わっていくのでしょうか。。。

healing totem painting3
<優しい笑顔で時折おどけるウェインさん。嬉しそうな色を塗る女の子。>

冬支度

ユーコンに帰ってきてからというもの、なんだか毎日忙しくしています。

まず住まいのゲルが完全に凍っていました。

薪ストーブのパイプの具合が悪く修理を待っていたのですが、ようやくなんとか使える状態にになりました。

薪をさらに持ってきたり、凍った水やプリンターなどを溶かしたり、今までの旅で使った道具の整理や用事を済ましたり、ソリ犬たちの世話をしたり。。。

思えば7月の中旬から川旅、ガイド、旅とずっと走り続けてきたような気がします。

そして気づいたら今はもう冬!

雪が降ると生活もようやく落ち着きますが、冬のゲル暮らしにはやるべきことがたくさんあります。

そして冬のお仕事の準備。。。

今年はどうかと思っていましたが、自分の仕事をやりながらも、やはりオーロラの仕事を主にすることになりそうです。

生活が落ち着くまでは、実際の生活はなかなかばたばたして落ちつかないのが今の現状。

こうしていろいろ出かけて楽しんでいますが、やはり生活の基盤は心理的に必要だと感じるこの頃です。

冬は少しは落ち着いて、冬のユーコンの暮らしをする予定です。

theme : 旅の写真
genre : 写真

ユーコンは雪の中

南東アラスカから帰ってくるとユーコンは雪の中。

yukon in snow
<クルアニは雪の中。。。ユーコンの雪文字見えますか?>

スカッグウェイから峠超えをしてきましたが、山の上は完全に雪でした。

帰って次の日にクルアニにいきましたが、こちらもまた冬の世界。

夜はマイナス15度から20度過ぎまで下がっています。。。

オーロラはここ2日間あまりいいのが見えていません。

バンクーバーからのNさんと日本からのYさん。

妻も交えて、今夜は最後のオーロラ鑑賞行ってきます!

coyote pouncing
<雪の中に突っ込むコヨーテ。ネズミかリスをみつけたのしょうか?クルアニにて>

theme : 旅の写真
genre : 写真

カヤックで星野道夫トーテムポールへ

ようやく丸一日晴れてくれましたアラスカのシトカ!

海も穏やかになったので、またカヤックを出しにいきました。

行き先はあの星野道夫氏のトーテムポール。

シトカの海岸に隠れるように立っています。

kayak totem blog
<カヤックから眺める星野さんのトーテム>

michio totem blog
<地上から見た様子>

到着した日も歩いて見にいきましたが、少し離れて海から見ることにしました。

トーテムの前にはアラスカと日本を繋ぐ太平洋が広がっています。

竿を携えて満潮時にカヤックを出しました。

早速2匹のGreenlingを釣り上げ、今晩のおかずとすることに。。。

トーテムの向かいに小さな島があるのですが、ずっと白頭鷲が止まっていて時折鳴いていました。

カヤックを1時間ほど漕ぎ、トーテムを眺めながら海岸へ接近。

カヤックの様子のビデオはこちら

星野さんが亡くなったのが1996年。それまでに極北の様々な場所で足跡を残しています。

ここシトカ(シトカで最初から4泊したケイラスB&Bのオーナー夫妻)でもオールドクロー(いつもお世話になっているスティーブなど)でも、彼と交流した人たちからお話を聞きました。

この極北では写真家としてというよりも、極北に住んでこの地を愛し、
素朴で楽しく親切だった人として多くの人に好印象を残しているようです。

もし生きていたらどんな方向に作品が向かっていたのか。

極北の自然について話してみたかった。

様々な想像を巡らしながら、彼のトーテムに挨拶してきました。

亡くなってからかなり時間が経ちましたが、今でも極北や日本の多くの人の心に残っています。

tommy joseph blog
<星野道夫トーテムの作者トミー・ジョセフ。新しく開いたギャラリーに会いにいきました。>

stephen michio
<オールドクローのスティーブの家で再び見せてもらいました。亡くなる1、2年前に星野さんがプレゼントした写真集へのサイン>

Alaska Day  ーアラスカの日ー

russian church alaska day
<ロシア正教会の教会があるシトカのダウンタウン。多くの人が集まる。>

今日10月18日。

アラスカでは大事な日のようで、アラスカデー=「アラスカの日」と呼ばれています。

アメリカがロシアからアラスカを購入したのが1867年の10月18日。

その受け渡しがこのシトカで行われた為、アラスカでもここシトカだけではセレモニーがあるようです。

今でもロシア統治当時の面影が残っているエギゾチックな雰囲気のシトカ。

alaska day flag boy
<手作りのアラスカ州旗を持つ男の子>

もちろんロシア以前には先住民(主にクリンギット族)の人たちの土地であり、ずっと住んでいました。

彼らも時代や国家の変化を生き抜き、今でも多くの人たちがこの地で暮らしています。

ダウンタウンでのパレートが始まったのがお昼過ぎ。

小さい街にこれほど人がいたのかというほど、多くの地元の人たちが集まってきていました。

軍隊の行列に始まり、ロシアの衣装やクリンギットの衣装に身を包んだ人たちが行進してきています。

alaska day ladies
<着飾って行進する人たち>

地元のクラブや様々な団体も行進し、手を振ったり、キャンディーを子供にばらまいたり、踊ったりしていました。

丁度今はアメリカの大統領選が控えている政治色の強い時期。

街では様々な政治キャンペーンの姿を見かけます。

軍隊や海軍のマーチ、人種が混じった様々な民族の行進などを見ていると、

やっぱりアラスカもアメリカなのだと強く感じます。

alaska day parade
<大きな通りを歩くアメリカの軍隊。大きな銃声のような爆竹音をたてながら行進>

お祭り騒ぎで楽しそうにしていたシトカの人たち。

今回は運よくこの時期に居合わせることができました。

これも現代のアラスカの姿の一部ですね。

theme : 旅の写真
genre : 写真

シトカの海とザトウクジラ

今日はようやく午後から晴れ間が戻ってきたアラスカのシトカ。

海に囲まれたとても美しい場所です。

sitka ocean
"Ocean near Sitka" <シトカの海の夕暮れ。>

この時期にシトカ付近までやってきているのがザトウクジラ。

夕方頃海を見にいきましたが、運良く彼らと出会えました。

humpback blowing
"Humpback Whales in Sitka" <潮を噴くザトウクジラ>

5、6頭で潮を噴き、体の一部と尻尾が見え隠れする様子。。。

大きな海の中ではクジラの巨体も小さな点になります。

それでもその姿にはやっぱり感動しますね。

明日も海岸から様子を見に行ってきます。

theme : 野生動物
genre : 写真

雨のシトカ

シトカに到着して3日目。

南東アラスカに入ってからずっと雨が続いていました。

未だにロシアの文化が残っているアラスカのシトカ。

晴れては欲しいと思いながらも、なんだか雨が似合う街です。

sitka umbrella lady
"Another Rainy Day - Sitka, Alaska-> <シトカの婦人>

theme : 野生動物
genre : 写真

雨のアラスカ・ジュノー

雨がここ4日ほど続いています。

もともと雨の多いここ南東アラスカ。

misty forest
<ずっと霧に包まれている森。雰囲気はあります。>

温帯雨林のある立派な森やきれいな川があるのも雨のお陰。

そう思っても晴れ間が少ないと気分が少し参ってしまいますね。

昨日は夕方頃一時止んだ雨の隙をみて、ジュノーの海へカヤックを出しました。

juneau sea kayak
<夕方頃見えた久々の光。。。>

小島がたくさんある南東アラスカですが、海岸からすぐそこにある島をぐるっと廻ることに。

島の先端にいくと3頭のアシカが顔だけを出して、警戒しながらこちらを見ていました。

糸を垂らすとアイナメのような魚が2匹。

まだヘインズで釣った鮭を食べきれていないので(毎日鮭、鮭、鮭。。。)、珍しくそのまま海へとリリースしました。

明日の早朝からはシトカへ移動ですが、この旅で一番行きたかった場所です。

またフェリーに乗って移動します。

theme : カヌー、カヤック
genre : 写真

ヘインズからジュノーへ

楽しかったヘインズの3日間。

クマに釣りにワシにと楽しむことができました。

tomo kayak salmon
<ヘインズ近郊の湖でカヤックから釣れたシルバーサーモン>

昨晩はヘインズを切り上げ、アラスカの州都ジュノーへ移動しました。

到着が遅かったのでいつも通りの車中泊。

旅を共にしているYさんも、苦痛を感じることなく?毎回車の座席で寝てくれています。

宿泊や細かい予定などはいっさい決まっていない気まま旅。。。

ジュノーに4泊してから、シトカへと向かいます。

haines bear 2012 fall blog
<ヘインズのクマ。泳いでサーモンを探すいつもの光景>

theme : 旅の写真
genre : 写真

シルバーサーモン&カットスロートトラウト - Coho & Cutthroat Trout -

ようやくサーモンが釣れました。

今年はシルバーサーモンのあがりがよくないらしく、竿をいくら振ってもあたりがありません。

よほど腕が悪いのかと疑いましたが周りを見ても釣れてません。

地元の人も今年のシルバーは全然釣れていないとこぼしていました。

とりあえず鮭をあきらめて、近郊の湖へマスを狙いにいきました。

日本では聞かないニジマスの近似種のカットスロートトラウト。

cutthroat.jpg
<きれいな斑点のついたマス>

直訳すると「喉が切れたマス」。

おそらく名前の由来はエラの下にきれいなピンク色の模様があるためでしょう。

ポイントを探っていくと小さな湾でたくさん辺りがありました。

2匹を釣り上げて、早速焚き火で焼いて夕食に。。。

焼き過ぎたせいかゴムっぽくなってしまって味はいまいちです。

そして今朝はようやく見事なサーモンがカヤックから釣れました。

kayak salmon
<サーモンとともに上陸>

産卵色になっていますが、きれいな状態のオスのシルバー。

早速捌いてみましたが、かなりの量がありますね。

長さは68センチほど。まるまる太ったきれいなアラスカンサーモンです。

coho.jpg
<産卵色になったシルバーサーモンのオス。口が産卵前に形が変わり、鉤状になるようです。>

theme : カヌー、カヤック
genre : 写真

クマとワシとサーモンと

ヘインズにはたくさんの白頭鷲が帰ってきています。

haines eagles mist blog
<朝霧の中の白頭鷲>

この時期から11月にかけて、周辺からサーモンを求めてやってくる白頭鷲。

甲高い声が谷間に響いています。

今はシルバーサーモンが上がってきている時期で、クマも冬眠前の今は懸命のサーモンを探しています。

haines bear 2012 fall blog2
<湖で鮭を穫るブラウンベア>

サーモンが繋ぐ海と川と湖と森。

この土地は本当に豊かですね。

salmon spawning fall blog
<湖での鮭の産卵。真っ赤に染まった体が美しい。>

theme : 野生動物
genre : 写真

南東アラスカ おかず採り

南東アラスカのヘインズに着ています。

ホワイトホースから車で行ける港街のヘインズ。

もしここがカナダであったなら、ここに住んでいたかも。。。

そう思わせてくれる、小さな街の良さを残した本当に美しい場所です。

ここ2日の間に海と湖をカヤックで漕ぎました。

目的はキャンプの旅のおかず採り。

crab in kayak blog
<カヤックでカニカゴを沈めて採ってきました。>

crab haines blog
<立派なDungeness Crab>
crab cooking blog
<煮立った湯に入れると。。。>

メインのサーモンは釣れていませんが、カレイ2匹、カニ1匹、マス(ドリーバーデン)1匹を収穫。

カレイは煮付けにし、マスは塩麹をつけて焼き、カニはそのまま湯がいて食べました。

シーフードに飢えたユーコン人にとっては嬉しいおかず!

今日もおかずを求めて釣りに行ってきます。

karei 2 blo
<2匹のカレイ。こちらの人はあまり食べない魚>

karei blog
<煮付け前の姿。味は最高でした。>

theme : 旅の写真
genre : 写真

エディスおばあちゃんのお墓

オールドクローから帰ってきました。

帰る一日前に偶然亡くなったエディスおばあちゃんのお孫さんと会いました。

村の様子を語りつぎ、ホワイトホースの新聞にも素朴な記事(昔の村の様子。自然との関わりなど)を寄稿していたエディスおばあちゃん。

(エディスおばあちゃんについての2009年のブログ記事はこちら以前の記事

2009年12月に会ったのが最後で、2010年の1月31日にこの世を去りました。

おばあちゃんからグイッチンの物語を受け継いできたお孫さんのタミー(妻と同名!)。

僕たちのために時間を割いてくれ、3つのストーリーを披露してくれました。

その後向かったのはエディスおばあちゃんのお墓。。。

こんなタイミングで訪れるとは思っていませんでしたが、お墓の前にて再会。

edith grave
<エディスのお墓の前にて。お孫さんのタミー>

手を合わせて帰ることができました。

たまたま村に帰郷していたお孫さん。

亡くなった際にエディスの娘さんに北海道から送った彼女の写真を大切に持っていてくれました。

他のコミュニティーに住んでいる為、出発と共にこの写真も持ち帰るそうです。

edith tammy photo
<お孫さん、写真を持ち帰る為バギーに乗せるところ。>

容器で明るく、ブロークンな英語で話しかけてくれていたエディス。

あの楽しそうな笑い声が今でも聞こえてきそうです。。。

edith blog
<彼女がカリブーを切る様子。最初の訪問にて。この写真だけは他にはない特別な想いがあります。>

カリブーの村のオーロラ

昨日は久々に澄んだ夜空のオールドクロー。

オーロラ予報が良かったので、外でじっと待つことにしました。

村人曰く、この時期にしては温かいマイナス5度前後。

本来であれば、川が凍り始めている時期だそうです。

風が吹く中を待っていてもオーロラの気配はありません。

一度夜中の2時に室内に入り、3時に外に再び出てみると。。。

porcupine moon aurora
<ポーキュパイン川に写るオーロラ。月明かりが川を照らす。>

きれいに出ていました。

カリブー猟から帰ってきた次の日に見たオーロラは、到着後のものより少し違って見えましたよ。

antler aurora blog
<カリブーの角を並べた、村人の庭先にて。毎年、角の数が増えていっているのでしょうか。
オールドクローらしい光景>

カリブー猟

ようやく見ることができました。

極北の川を渡るカリブー。

村から到着して10日目ほどした昨日の夕方。

スティーブの息子さんピーターにボートをだしてもらい、彼のキャビンに向かっていると目の前に川を渡るカリブーが。。。

大群ではなくたった3頭でしたが、原野に突然現れたカリブーは存在感がありました。

caribou swimming
<ポーキュパイン川を渡るカリブー。>

ピーターがライフルを手にし、ボートのエンジンを切って構えます。

乾いた音とともに、1頭のカリブーのお腹に血がにじみました。

そのままふらふらと歩き、川原に倒れたオスのカリブー。

他の2頭は何事もなかったように、ゆっくりと森の中へ消えていきました。

caribou with p
<仕留めたカリブーを掴むピーター>

全てを見ていた妻。

初めて動物が仕留められるところをみたようですが、「悲しみとは違った」涙を流していました。

tam looking at caribou
<真剣に眺めるタミー>

一発で必要なだけのカリブーを仕留めたピーター。

捌き方も丁寧で早く正確でした。

「いつもカリブーがとれると、自分たちの生活を支えてくれているのだと実感する。今日は運がいいと思う。」

天の運に左右される狩猟民の暮らし。

時代が変わったとはいえ、その血は彼らにずっと流れているのだと思います。

いつも不確かな要素がある中で生きてきた彼らの言葉。説得力があります。

skinning caribou
<肉をさばくピーター。僕もタミーもYさんも皆血まみれになって手伝いました。>

肉の一部を早速火の上で焼いて頂き、皮は後に使うために川できれいに洗いました。

贈り物としてカリブーの皮を僕たちにくれたピーター。

きれいになめしてからゲルの敷物と使いたいと思います。

今回の思い出が詰まったカリブーの毛皮。寒いユーコンの冬に体を暖めてくれるでしょう。。。

theme : 旅の写真
genre : 写真

プロフィール

上村 知弘       (うえむら ともひろ)

Author:上村 知弘       (うえむら ともひろ)
○○○○○○○○○○○

<連絡先>
ご連絡のメールは以下です。
お問い合せ先メール

<プロフィール>

1978年生まれ、神戸育ち

高校時代より海外の文化に興味を持ち始め、大学時代にアメリカへ留学。これを機に、ヨーロッパ、インド、東南アジアなどをバックパックで周り、世界の文化、自然への興味を募らせていく。

卒業後、極地冒険家大場満朗冒険学校、動物保護団体NPOアークで働いた後、2004年カナダへ渡航。

カナダ極北ユーコン、アラスカにて、夢であった原野での旅を繰り返しながら、自然の中での生活、自然写真へのめりこんでゆく。

ユーコンにて3年暮らし、オーロラ、アウトドアガイドを努めた後、2007年帰国し丹頂の里、北海道道東鶴居村へ3年間移住。

2011年5月よりカナダ ユーコン準州へ戻る。
永住権を取得し、ユーコンでの生活を再開。

カナダ人の妻とユーコン準州ホワイトホースの森の中にて、17頭の犬とゲル(モンゴルの伝統的テント住居)暮らし中。

2012年ガイドビジネスの立ち上げ。
www.tntnaturecon.com

2014年 初写真集「Dall Sheep」の出版
www.seiseisha.net/dallsheep.html

極北の自然、犬ぞり、生活、原野の旅を楽しんでいます。

 SHEEP illustration
    Dall Sheep © t.m.

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