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The Sense of Wonder

今日は朝起きてすぐ、敷地内の池の周りを散歩しました。

歩いていると、いろいろと物事が頭をよぎります。

昨日、鶴居村の友人が家族を連れてここ遊びに来てくれました。

川原でご飯を作りながら一緒に遊んだのですが、子供と遊ぶとまた普段とは全く違った視点でものが見えます。

川の水に指を浸し、乾いた石に絵を描いていたのがとても印象深かったです。

そんなことを考えていると、ふと思いついたのがこの本。

有名な作品ですが、レイチェル・カーソンの「The Sense of Wonder」。

sense of wonder


以前買った中古本を引っ張りだし、ぱらぱらとめくってみました。

きらりと光る文章がいくつかありますが、個人的に一番いいなと思う場所がありました。

長いですが、引用します。

「子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。残念なことに、わたしたちの多くは大人になるまえに澄み切った洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直感力をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。

もしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力をもっているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」を授けてほしいとたのむでしょう。

この感性は、やがて大人になるとやってくる倦怠と幻滅、わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、かわらぬ解毒剤になるのです。」

A child’s world is fresh and new and beautiful, full of wonder and excitement. It is our misfortune that for most of us that clear-eyed vision, that true instinct for what is beautiful and awe-inspiring, is dimmed and even lost before we reach adulthood. If I had influence with the good fairy, who is supposed to preside over the christening of all children, I should ask that her gift to each child in the world be a sense of wonder so indestructible that it would last throughout life, as an unfailing antidote against the boredom and disenchantments of later years, the sterile preoccupation with things that are artificial, the alienation from sources of our strength.

彼女の人生を描いた映画もあるそうですね。今度見てみたいと思っています。
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溢れる湿原

先日の雨で、釧路湿原が増水しています。

家の近くの支流でも、川が決壊して林道がふさがれた状態になっています。

上流の川の多くの水が湿原に流れ込むのですから、湿原は水で溢れた状態に。

春の雪解けのようになっていました。

marsh and kushiro river
"A Full Sky over a Full Marsh"<増水した釧路川>

花がたくさん咲いていて、水も命も溢れる湿原。

気温も高く、いかにも夏といった感じです。

ayame deer

"A Deer in the Flowers"<湿原のエゾシカ>

theme : 野生動物
genre : 写真

アウトドアクッキング

今日は炎天下の中、英語自然体験をしました。

前回は馬と遊びましたが、今回は野外クッキング。

本州の夏のような暑さでしたが、楽しいひと時が過ごせました。

こうして外で料理をするのもいいものです。

大家さんも参加して、昨年仕留めた鹿肉も料理してくれました。

野外で切った薪に座り、話をしながら食すひと時。

仲間がいるのは楽しいことですね。

outdoorcooking1.jpg
<雲もない晴天>

outdoorcooking2.jpg
<赤子泣いても蓋とるな。ですが、蓋をとって焦げないかを確認。。。>


outdoorcooking3.jpg
<玄米と白米を半々に混ぜたおいしいご飯の出来上がり>

outdoorcooking4.jpg
<アウトドアではお決まりのバーベキュー>

outdoorcooking5.jpg
<昨年獲った鹿肉を薄く切ってくれる大家さん。臭みがなくおいしいです。>

theme : 懐かしさを覚える情景
genre : 写真

一年後のルピナス

大雨が続いたあとの昨日と今日は、久々のいい天気でした。

今日などは暑すぎるぐらいで、極端な気温の変化に体も驚いています。

敷地内の池には、ルピナスの花が満開の状態です。

昨年のこの時期にもよく咲いていました。

1年を経て自然のサイクルを見ると、時の流れの速さを感じます。

lupin pond
"Lupin in Bloom"<今年もまた満開のルピナス>

theme : 草花の四季
genre : 写真

ヨット旅立ちの朝

朝、4時半に出航していきました。

何人かの親しい人に見送られて、ヨットは釧路川河口を出発。

小さくなるまで、全員で見送りました。

今頃は、太平洋の上で小さな点になっているはずです。

彼らと出会って本当によかったです。

自分達による、自分達のための世界一周ヨットの旅。

世界を小さな船からみたい夢。

大きなスポンサーをつけるわけでもない、彼らの個人的で、自己完結的な旅は、多くの普通の人が応援したくなるのもわかります。

今朝集まった人たちが、彼らを本当に慕っているのがよくわかりました。

「ユニークとは、他人を違うことをすることではなく、自分自身に正直であること。」

最近読んだ本の中に書いてありました。

自らの道をいく彼らからも、同じことを学びました。

無事にアラスカへついてくれることを祈ります。

wooshee goodbye

"Depature Day"<釧路川を旅立つ、WOOSHEE。いざ、アラスカへ。>

theme : 自然の写真
genre : 写真

雨とフキ

このところ雨、雨、雨と降りっぱなしの鶴居村。

どうしてこんなにも降るのかわかりませんが、お陰でうちの畑は水浸しです。

芽もまだ寒い状態が続いているので、なかなか出てきてくれません。

先日大家さんが、大量の大きなフキを採ってきました。

fuki in the car
<太い立派なフキの山>

こんなに大きなものは今までみたことないと言っているぐらい、ほんとに立派なものです。

さっそくドラム缶に鍋をしいて、茹でて皮をむきました。

昔は冬の保存食として、大量に塩漬けしたみたいです。

「小学生の頃、雨の日にはこのフキを傘代わりにして学校から帰ってきたもんだ。」

そういっていた大家さん。

このところ続く大雨には、今回採ってきたどでかいフキぐらいがちょうどいいサイズでしょう。

幸い明日から晴れるみたいですが、そうなると一気に畑の作物が伸びそうです。

夏はもうすぐそこですね。

fuki.jpg
<大家さんの奥さんに習う、うちの妻>

ヨットスライドショーを終えて

昨日のヨットのスライドショー、たくさんの人に来ていただきありがとうございました。

彼らのスライドショーで印象に残った言葉。いくつか書きつづってみます。

「ヨットで航海することは、私達にとって4つの意義があります。1つ自己完結的、自給自足的なライフスタイルができること。2つ目は陸地からはアクセスが困難な場所に行くことができること。3つ目は風の力を使うという自然と調和しながら進めること。そして4つ目が肉体的、精神的なチャレンジであることです。」


「世界を航海できるヨットを探しているときに、ちょうどいい完璧なヨットが売りに出されていました。お金を集めてヨットのオーナーにオファーをしましたが、足りないと言われてもう一度お金をひたすらかき集めました。だめもとでもう一度オファーを出すと、他にももっと多くのお金を払う人がいたのに、お金の少ない私達に譲ってくれたのです。前のヨットオーナーは、まだ私達が若くて夢があること。あまり過剰な現代装備に頼らず、シンプルな装備で航海をするというスタイル。それを認めてくれたのです。」

「あなたたちはまだ若いのに、お金を貯めるべきではないのか。そう言う人もいました。でも私と妻の両方の父親が若くして夢を実現する前に亡くなりました。だからこそ、まだ健康なうちに、お互いのパートナーが健在のうちにいこうと決めました。」

「インドネシアのいくつかの都市では、ごみだらけになった場所があり、海にどんどんトラックいっぱいのプラスチック製品を捨てている光景をみました。でも私達がこれを簡単にとやかく言うことができるでしょうか。彼らの生活水準、政府のやり方、西欧化が進んでゆく生活。いろんな要因があると思います。」

「インドネシアは世界で最大のイスラム国家です。西欧人として嫌われなかったかと聞かれたこともありますが、行く先々で親切で暖かい歓迎を受けました。」

「パプアニューギニアでトレッキングに行ったときです。つるつるのタイヤに、タイヤのボルトがいくつかとれているトラック。その荷台に10人ほどの人たちを乗せながら出発しました。なぜこんなに多い人が乗るのかとおもいましたが、最初の坂にかかったときにすぐに分かりました。坂になると、皆荷台から飛び降りて、車を前に押さなければいけなかったのです。おまけに近くの村人までたくさんの人が楽しそうに手伝いにきて、でこぼこ道で車を押してくれました。」

「ミクロネシアのラモトレックという、人口100人ぐらいの小さな島にいきました。木船のボートを使ったり、食料を自分達で協力して獲ったりとまだ伝統的な生活が残っています。発電機や船外機などもあることにはあるのですが、燃料の供給がかなり不規則の為、結果として伝統的な生活がまだ生き続けています。」

以下は質疑応答の一部です。

Q「今までの航海で見てきた各国の印象を踏まえて、日本の国や自然をどう思うか?」

A.「日本に来て最初に気づいたことは、インフラが過剰に整備されていること。美しい自然景観が、必要以上のコンクリートなどのインフラで台無しになっている場面が目につきました。」

「インドネシアでも、生活水準の低い、いい環境とはいえない中で、人々は物質的な繁栄を目指して頑張っているのを見ました。日本に来てからも、皆物質的に必要なものをほとんど全てもっているけれど、同じように更なる繁栄を求めて忙しく働いている様子を見ました。日本の方は皆とても忙しく動いていて、オーストラリア人やイギリス人が怠け者に見えることもあります。。。」

Q「航海に出る前には気づかなかった、あなたたちの航海の意義や意味などを考えることはありますか?」

A「別に出航するときには、世界を回って多様な文化や暮らしを見る以外に大きな目的があったわけではありません。でも航海をするうちに、以下に少ないもので人が暮らしていけるのかが分かりました。」

Q「このようなヨットで世界を航海するというライフスタイルは素晴らしいですが、いつまでもずっと続けますか?それともいつかは丘に上がろうと思っていますか?」

A.「いつかは家を持ちたいと思います。でも今のように小さなヨットで最低限の装備で暮らすように、身軽に暮らして行きたいと思います。ヨットがそのまま陸にあがったような生活かな。そしてそれに庭がついた感じの生活ができたらいいですね。」「でも、ヨットの航海で学んだ教訓は、陸に上がっても忘れたくないと思う。」

(14歳の男の子からの質問で)「これから釧路で生き続けていく僕達へ、メッセージみたいなものはありますか?}

「釧路で私にとって一番の場所は釧路湿原。今開発から守られていない場所も含めて、将来へ残していけたら素晴らしいと思うし、そうしてくれると願っている。」「そして、自分のやることを自信を持ってやって欲しい。そして一番大切なのは、自分が幸せだということ。信じた道をいって欲しい。」

ヨットに興味がある人もない人も、彼らのライフスタイル、経験から様々なことを感じていただけたと思います。

アラスカアリューシャン列島へ向けての出発は、天候がよければ24日の午前4時半ごろです。

matt slideshow
<スライドショーをするヨット夫婦。>

自然を背負う

今日カヌーを乗っていたお客さんが、面白いことを言ってくれました。

「都会では音がないとそわそわしてしまうけど、ここでは音のない世界で感覚が開くわね。」

そういって水面の静寂を楽しんでいました。

自然の中で多くの時間を過ごしてきた人には、ある種の雰囲気がそなわっています。

自然のリズムと動くというか、開かれた感覚。なんだか包み込む人が多いような気がします。

僕自身にとってそのような人が何人かいますが、今日ヒッコリーウィンドにて講演をするヨットの夫妻もそのような人たち。

あと3時間半ほどで始まります。

彼らの話、写真ももちろん楽しく、感動します。

でも彼らのたたずまいでている雰囲気だけでも、なにか得られるのではないかと思います。

背中に背負った海の様子が、少しでも伝われば。

アラスカへ発つ直前のスライドショー。

通訳でのお手伝いですが、こういうプロジェクトは熱が入りますね。

ocean travller
"The Skipper of the Yatch Woosee"<ヨットウーシーのスキッパー、マット>

小魚釣り

昨日の夜と今朝早く、カヌーの仕事を終えてきました。

漕ぐ時間帯のせいもあって、魚がたくさん水面上で跳ねています。

小さい頃から魚釣りが大好きで、父親に海に連れていってもらったり、
近所の子供たちと竿を持って出かけた楽しい思い出がたくさん残っています。

カヌーを漕いでいても、ついつい魚に夢中になってしまう性分です。

釣るのももちろん食べるため。

先日も家から自転車を漕いで、清流で夕食を釣ってきました。

たくさんのイワナとヤマベが釣れました。

一部はアンチョビにしてみました。

まだオイルにつけている段階ですが、お味のほうはどうでしょう。。。

catch of the day
"Ready for Dinner"<イワナとヤマベ>

theme : 自然の写真
genre : 写真

バンビ

鹿が出産をする季節です。

林道を自転車に乗っているとき、遠くのほうで鹿を見つけました。

望遠レンズをつけて覗いて見ると、小さな塊がぴょんぴょん跳ねています。

かなり遠かったですが、微笑ましい光景でした。

若い命は、バイタリティーが違いますね。

deer facing
"A little Banbi"<小鹿のバンビ。白い斑点が特徴的です。>

theme : 野生動物
genre : 写真

どことなく

今日も楽しいカヌーのお仕事でした。

最近毎度のように、小雨や霧の中を漕いでいます。

霧で包まれた森は、どことなく南東アラスカやカナダBC州インサイドパッセージを思い出させてくれます。

倒れた木に生えた苔やすんだ水、霧の出具合などはそっくりでした。

canoe in the forest
"Misty Forest in Eastern Hokkaido"<道東の森>

初めてアラスカの海を漕いだのが2004年。カヤックでケチカンの街がある大きな島を3週間かけて周りました。

比較的雨が少ない年でしたが、降るときには雷雨や大雨がたっぷりと降りました。

southeast alaska
"Misty Fijord"<2004年の旅で通過した、霧のフィヨルドという地帯。南東アラスカ>

レインジャケットもシュラフもじめじめしたまま。

湿ったテントの中で寝るのはあまり気持ちのいいものではありませんでしたが、周りの自然の美しさは最高でした。

なつかしくなるような光景。日本の北にもあります。

theme : カヌー、カヤック
genre : 写真

Small is Beautiful -自然写真を考えるー

会員になっている、North American Nature Photography Associationからメールが届いていました。

内容は、「6月15日は住んでいる場所から歩ける距離で、自然写真を撮ってみよう」というイベントです。

車を使って排気ガスを出すのではなく、足や自転車で普段見過ごしがちな自然を写真に写しましょう。という内容のメールでした。

HPにて詳しくみると、次のことが撮影に関して書かれていました。

1.普段見過ごしがちな小さくて、普通のものを撮る。そして、普通のものを、普通でないすごいものにみせる撮影。

2.子供や孫に使い捨てカメラを与え、写真を一緒にとりにいこう。彼らの撮った写真をプリントし、額に飾ったりしてあげてみては。

3.今まで撮ったことがないものを選び、これから毎年6月15日はその被写体を撮ってみる計画を立てる。

4.自然の美とは相容れないものを探し、写真に撮る。人間が環境に与える悪い影響を示す写真を撮ってみる。

5.そして、いかにあなたの写真が世界に対してポジティブな変化をつくりですかを考えてみよう。

いろいろ撮った中から一枚を選び、提出するという課題のものです。コンテストではないため、何でもよいみたいです。



自然写真を撮ること。

これは人によってそれぞれの意味ややり方があると思いますが、僕の場合は「自然と繋がること」。

その為に、今まで持っていた重い機材を売り払い、全体的に軽いカメラシステムに少しずつ変え始めています。

それと同時に食事も体に負担のないものに変えはじめ、健康で軽く自然の中へ入っていけるようにとしています。

写真をやっていくうちに、最初はカメラなしで楽しんでいた自然が、写真を撮ること、カメラを持つことに引きずり回されているように感じ始め、今までのような楽しみや興奮がなくなってきているのを北海道に移って1年ほど感じていました。

場合によっては重い機材や道具が、自然を感じて、楽しむ妨げになることがあります。

いろいろ考えたあげく、カメラの機材を極力軽くし(時には機材の制限で撮れないショットがあっても)、自然へのアプローチを動力をなるべく使わないシンプルなものにすること。

何を持っていくかではなく、極力何を持たないか。

そう考えることで、心が軽くなりました。

ドイツの経済学者が、成長、発展だけに焦点を当てた経済学に対抗し、

"Small is Beautiful"という本を出したのが1973年。

抑制の全くない成長だけの経済学モデルから、人間を視野にいれた「足るを知る」経済学を提唱しはじめました。

やっと時代が少しずつ追いついてきている感がありますが、経済学とは違った分野の人にも、色々と感じることがある考えです。

今回の6月15日の写真イベント。毎週月曜日だけでも、近場で身軽な撮影をしてみようと提案していました。

次々に出される新製品を買わなくたって、ベストのレンズやボディを持たなくたって、人が集まるスポットで写真を撮らなくても、巣晴らしい自然はどこにでもありますし、ある程度の質のいい道具と技術、そしていい感性があれば、撮っている自分の心だけでも動かすいい写真も撮れるはずです。その延長線上で、他人が心を動かしてくれるのであれば最高です。

なかなか簡単ではないですが、写真だけでなく人生全般で、“Small is Beautiful"な生き方をできれば素晴らしいですよね。

いろいろと考えさせられるイベントですが、とりあえず撮った写真がこれです。

家から5分の丘の上に咲いていました。

あやめの花びらについた水滴がきれいでしたよ。

ayame.jpg

"Out of Ordinary life"<雨上がりのヒオウギアヤメ>

theme : 草花の四季
genre : 写真

初ヨットセーリングとスライドショーお知らせ

初めてヨットでセーリングをする機会に恵まれました。

天候が崩れて何回も流れてしまった初ヨット。

ようやくヨットの友人マットと僕の妻タミーと共に、釧路沖に出ることができました。

sailing1a.jpg
<うねりで傾くヨット>

エンジンで湾内を出ると、あとはエンジンを切って帆をあげて、風の力で進んでいきます。

セールの上げ下げ、ラダーやコンパスを使いながらのコントロール。。。いろいろ試させてくれましたが、ヨットで海に出るのは初めてでしたので、なにもかもが新鮮でした。

特別にうねりが高く、ヨットが強く揺れていたので少し気分が悪くなりましたが、なんとか取り直して4時間ほどのセーリング楽しみました。

海から見る釧路の光景がとても新鮮で、普段とは違った視点から眺めると面白いものです。

小さな点になった見慣れた光景。

冷え切った体で、うねりのない陸に帰ってくるとその快適な環境のありがたみが分かります。

帰ってきてからの、冷え切った体に暖かいスープは最高でしたよ。

sailing2.jpg
<ヨットの先に立ち、上から見た光景>

さて、1つお知らせがあります。

あと10日ほどでアラスカへ向けて、ヨットで出航するオーストラリアのヨット夫婦、マットとジル。

今日もヨットのテストの為に沖に出たのですが、もう出発は目の前です。

そこで、最後のスライドショーを6月20日に行います。

初めて行ったスライドショーも好評でしたが、最後にもう一度スライドショーを行います。

彼らが小さなヨットで世界を一周する理由、ヨットの世界に入ったきっかけ、夢を追うことなどを、
オーストラリア、インドネシア、パプアニューギニア、ミクロネシア、日本の航海・滞在時の写真を使いながら語ってもらいます。

お近くの方、せっかくの機会に是非どうぞ。きっと勇気付けられることだと思います。



イベント:「世界ヨット旅 オーストラリア~釧路編 -オーストラリアから来たヨットマン夫婦の軌跡ー」


場所:ヒッコリーウィンド 場所の詳細はこちらhttp://hickorywind.jp/blog/location-map/

   連絡先はこちら http://hickorywind.jp/blog/about-hickorywind/
   もしくは上村まで www.wild-world.com/contact.htm

日時:2009年6月20日(土) 8:00PMスタート

料金:1000円(1ドリンク付き)

マット・ジルの詳細

マット・ウォーデルとリチャード・ジリアンは、世界の多様な文化や自然を探索するという夢を実現させる為に、2003年に31フィートのヨット”ウォーシー”を購入。彼らの出身地であるオーストラリアを探索した後、インドネシア、パプアニューギニア、ミクロネシアを航海して、2008年に日本の南に到着しました。

マットの詳細プロフィール 36歳、イギリス生まれ。イギリスの北海で父親と共にヨットを学ぶ。
プライマウス大学で1993年に環境科学学位を所得した後、2年間海外を旅行する。
1994年にジリアンと知り合い、1996年に結婚してオーストラリアへ永住する。樹木医として4年間働いた後、マードック大学にてさらに勉強、後に勤務した。その後、地元機関で国立公園を管理する職に就く。

ジリアンの詳細プロフィール 34歳 ウェスターンオーストラリア生まれ。パースのカーテン大学にて2年間芸術の勉強をした後に、建築学に転向。1999年に学位を取得した後、一年間旅に出る。そこで将来の夫と航海の世界と出会う。建築士として6年働き、建築登録試験を2004年に取得。環境デザインやエネルギー効率に強い関心がある。

sailing3.jpg
<セールを調整するマット>

耳を澄ますと

最近ずっと降っているような雨。

今日も雨が降りっぱなしの日でしたが、小雨の中をカヌーを漕ぎました。

パドルを止めた時の静寂と雨音が素晴らしかったです。

写真をやるぐらいですから、普段は視覚に頼りがちな感覚ですが、

耳を澄ますと別世界が広がっていて面白いですね。

rainy canoe
Photo Courtesy of Hickory Wind <雨の中をカヌーと共に>

theme : カヌー、カヤック
genre : 写真

写真展のDM

ここ最近、時間の速度がどんどん速くなってきています。

北の夏は冬と比べて忙しいものですが、いざやることに囲まれるとあの冬の時間的な余裕が嘘のよう。

毎日ばたばたしながらも、写真展に向けてのDMも完成しました。

もし個人的に欲しい方がいましたら、上村まで住所とお名前をご連絡ください。

連絡フォームはこちらから

ドールシープ親子が向き合った写真を表に使ったDMを、北の大地から無料でお送りします。

遠方の方で(海外でも)写真展に来ることができない方でも、もちろん結構ですよ。

さてこれから一ヶ月、写真展の最終準備に、ガイド関係の仕事などなど、あっという間にすぎそうな感じです。

DM At Ease

<8月 東京での写真展DM>

闇のカヌー

暗闇の中のカヌー。

初めて夜に漕ぎました。

昨日はお昼と夜と、二回のカヌーをしましたが、夜は午後8時半ごろから始まった暗闇カヌーでした。

漕ぎ出してすぐは目が暗闇に慣れていないため、よく見えません。

もう一艇のパドルの水を切る音、岸に置かれたろうそく一本だけが、方向感覚を得る頼りです。

BGMはカエルの大合唱で、時折ぴたっと一斉に鳴きやんだり、鳴きはじめたりします。

しばらくすると、だんだん闇にも目が慣れてきました。

もう一艇に乗っている人影が、黒く浮かび上がるだけの世界。

見えないことは、逆に周りの音や状況に敏感になります。

今や都会はおろか、田舎のどこにでも光がありますが、たまには全くの闇のなかで過ごすことも

なかなかいいものです。

曇っていなければ、水面一面に見えたはずの星。

極北でこれをやると、水面に移るオーロラの中も漕いでいけるはずです。

闇と光。すべてがモノトーンとなる状況でのカヌーは、なんとも格別なものでした。

night canoe
"Night Time Canoe"<暗闇の中をゆく>

theme : カヌー、カヤック
genre : 写真

カッコウが鳴くと

カッコウが鳴くと種を植える。

そう昔から言われてきたと、大家さんの奥さんから教えてもらってからかれこれ2、3週間。

やっと、畑一面に種と苗を植えることができました。

家のすぐ横に、家庭用には十分過ぎる畑があります。

鹿が入らないように、昔漁師さんが使っていた網を切って周りに張り、

鍬を持って畝を作り、妻と植えました。

腰が少々痛くなりましたが、一気に仕上げて、後はたくさんの芽と雑草が生えてくるのを待つばかり。

1つの野菜ができるまでに、結構手間がかかるものですが、自分で作ったものはおいしいし安全ですね。

gardening.jpg

"Planting Seeds"<種を撒く。とうもろこしに、しそに、ニンジン、大根、ネギに、ニラにじゃがいも。。。
たくさん植えました。>

夏はまだ

緑が濃くなって少し夏っぽくなってきました、北海道の鶴居村です。

馬も牧場ないから、牧草地に放されて喜んでいます。

でもここは、北海道。ゆだんしていたらすぐ寒くなりますね。

昨晩は帰宅してから室内が寒く、暖房を少々たきました。

本格的に暑くなるにはまだ少し時間がかかりそうです。

horse oyako
"Dosanko Horses" <新鮮な草を食べ放題。喜ぶ馬たち>

theme : 自然の写真
genre : 写真

写真解説 Glacier&Lupin

これから、時折暇を見てはHPの写真を解説していきます。

写真展なんかでは、一枚一枚の写真に対して言葉を添えていましたが、

ブログでは写真撮影にまつわる話、HPの写真では短いコメントなんかを少しずつ載せていきたいと思います。

今回の写真は、南東アラスカ・グレーシャーベイの氷河の様子です。

lupin glacier
"Glacier & Lupin"

このグレーシャーベイは、濃い森と氷河を宿った山々に囲まれた美しい場所です。

カヤックに1週間分ほどの荷物を積んで、海を漕ぎ始めること2日目。

目の前に海へと崩れ落ちる氷河が見える場所で、キャンプを張りました。

初めて間近で見る氷河に興奮をしながらも、強風で飛ばされそうな中を、なんとかテントを岩の上に張り終えました。

ここベースキャンプとして2日間周囲を探索しましたが、時折ものすごい轟音と共に、氷河が海へ崩れおちます。

止まっているように見える氷河ですが、実は毎日少しずつ動いているんですね。

崩れた氷河は海に大きな波を作ります。

氷河地帯のカヤックで一番危ないのは、ひっくり返って低体温症になって命を落とすこと。崩れる氷河に近づきすぎるのはかなり危険です。

このキャンプで一番よかったのは、夜中の3時ごろに起きて、崩れる氷河を眺めたこと。月明かりが強く、はっきりと氷河が見えました。

そして、もっと良かったのは崩れた氷河のかけらでウイスキーを飲んだこと。

気分的なものかもしれませんが、長い年月をかけて出来上がった氷はウイスキーにぴったしでしたよ。

2日後熊がキャンプの真横を通って行ったので、すぐ次の日に場所を移しはめになりました。

テントをはったのが、確か7月の終わり。ルピナスが氷河を見ているように、きれいに咲いていました。

HPの写真用短いコメント、はこちらから。

馬と暮らす

今ここ鶴居に住んでいる家は、馬牧場の中のトレーラーハウス。

毎日馬がいる暮らしです。

一口に馬といっても、皆個性のある性格の違う馬ばかり。

面白いのは産まれてきてからしばらくすると、その馬の性格がわかります。

生まれつきに性格がある程度決まっているように見えますが、母親馬の影響もあるようです。

怖がりの母親の仔馬は怖がりが多く、人になつっこい親の仔馬は、人を怖がりません。


今日は大家さんと共に、村の馬比べ大会に持っていきました。

牛に比べて数が少ない馬牧場ですが、それでも何頭かの馬が集まってきていました。

horseshow3.jpg
<集まる馬と飼い主。人も馬もそれぞれ>

大家さんの馬はドサンコ馬やポニーが多く、小さめの扱いやすい馬でかわいらしいです。

ここに来る機会があれば、是非馬と遊んでいってくださいね。

horse show
<集まった馬たち。手前が大家さんの馬と仔馬達>

釜で炊くご飯

昔はみんな、釜でご飯を炊いたものさ。。。

そんな話を何度も大家さんから聞きました。

日本酒を飲みながら、時折出てくる昔の話。

ものがなく不自由であったにもかかわらず、懐かしそうに話すので、聞いているこちらも楽しくなります。

昨日、大家さんに教えてもらいながら、釜のふたと台を作りました。

kama.jpg
"Handmade Rice Cooker" <手作りの蓋と台>

重い木を切って蓋を作り、ドラム缶を半分にして作った釜の台。

さっそく今日ご飯を炊いてみました。

薪を斧で割りながら、昔の暮らしや人のことを思いました。

今はガスのボタン1つで火がつくけれど、昔は木を切ってきて、斧を振り上げて、火をつけてようやくご飯ができたのですね。

ご飯をいれるときに、ばらばらと米粒がこぼれてしまいましたが、昔は米の一粒も無駄にしなかったはず。

燃え盛る火を見ながら、大家さんと談笑しているうちに、焦げ臭い匂いが漂ってきました。

どうやら火加減を強くしすぎた見たいです。

少々焦げてしまいましたが、おいしく炊けた釜飯。

毎日は無理にしても、時折釜で飯を炊くことによって、豊かな気分になります。

釜で炊く飯。自然のものを頂くこと。今度の英語体験学習で行う予定です。

fire.jpg
"Cracking Fire"<勢いよく燃えすぎる炎。焦がしてしまいました。>

theme : 写真にコトバをのせて
genre : 写真

水の大地、釧路湿原。

この辺りには湧き水が出ているところが何箇所かあります。

自然の中に入っていくときに、必要な食料と水。

水は食料よりも重要ですが、北海道にはエキノコックス、極北にはジアルジアがあり、きれいな水でも危険な場合があります。

今回湿原キャンプで汲んだ水は、湧き水から。

なんの心配もなく、臭みもない水はやっぱりおいしかったですよ。

spring water

"Spring Water at Kushiro Marsh"<湿原に流れ出る湧き水。湧き水を支える森も大事ですね。>

theme : 自然の写真
genre : 写真

誕生日の朝

丹頂鶴の鳴き声で目が覚めた。朝の4時。

テントを空けて眼下の釧路湿原を眺める。小川沿いに見える小さな白い点。

霧の中を、丹頂鶴が一羽ゆっくりと歩いていた。

kirakotancrane.jpg

"Birthday Morning"<霧に包まれる早朝の湿原。丹頂が点になる音の全くない風景>

theme : 野鳥の写真
genre : 写真

プロフィール

上村 知弘       (うえむら ともひろ)

Author:上村 知弘       (うえむら ともひろ)
○○○○○○○○○○○

<連絡先>
ご連絡のメールは以下です。
お問い合せ先メール

<プロフィール>

1978年生まれ、神戸育ち

高校時代より海外の文化に興味を持ち始め、大学時代にアメリカへ留学。これを機に、ヨーロッパ、インド、東南アジアなどをバックパックで周り、世界の文化、自然への興味を募らせていく。

卒業後、極地冒険家大場満朗冒険学校、動物保護団体NPOアークで働いた後、2004年カナダへ渡航。

カナダ極北ユーコン、アラスカにて、夢であった原野での旅を繰り返しながら、自然の中での生活、自然写真へのめりこんでゆく。

ユーコンにて3年暮らし、オーロラ、アウトドアガイドを努めた後、2007年帰国し丹頂の里、北海道道東鶴居村へ3年間移住。

2011年5月よりカナダ ユーコン準州へ戻る。
永住権を取得し、ユーコンでの生活を再開。

カナダ人の妻とユーコン準州ホワイトホースの森の中にて、17頭の犬とゲル(モンゴルの伝統的テント住居)暮らし中。

2012年ガイドビジネスの立ち上げ。
www.tntnaturecon.com

2014年 初写真集「Dall Sheep」の出版
www.seiseisha.net/dallsheep.html

極北の自然、犬ぞり、生活、原野の旅を楽しんでいます。

 SHEEP illustration
    Dall Sheep © t.m.

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