ドールシープ IV
ドールシープ III
ドールシープ II
ドールシープ I
アラスカのデナリ国立公園に来ています。
今年で3回目になりますが、今年の紅葉はきれいで、ツンドラが真っ赤に染まっています。
ここでの一番の目的は、野生の羊、ドールシープ。
極北の生き物の中で、一番好きな動物です。
日本にいたときも、彼らのことが何回も頭によぎりました。
国立公園のシャトルにしばらく乗っていると、山の上に小さな点の集まりが見えます。
外敵から身を守るために、山の上や崖に住んでいるドールシープです。
シャトルから降りて、山に登るために歩き出しました。
近くに見えていた山ですが、歩いても、登ってもなかなか上にはつきません。
写真機材と食料を背負いながら、30歩ほどあるいては、心臓がばくばくして止まらざるを得ません。
普段からトレーニングをしておけばと嘆きながら、少しずつ登っていきました。
時間にして約3時間。やっと頂上につき、稜線を超えると見えました。
数にして30頭ほどのメスと子供の群れです。
急に近づくと驚いて逃げてしまいますので、時間をかけてゆっくりと接近し、撮影に入りました。

"On Top of the World"<山の頂上にいたドールシープの母と子>
今年で3回目になりますが、今年の紅葉はきれいで、ツンドラが真っ赤に染まっています。
ここでの一番の目的は、野生の羊、ドールシープ。
極北の生き物の中で、一番好きな動物です。
日本にいたときも、彼らのことが何回も頭によぎりました。
国立公園のシャトルにしばらく乗っていると、山の上に小さな点の集まりが見えます。
外敵から身を守るために、山の上や崖に住んでいるドールシープです。
シャトルから降りて、山に登るために歩き出しました。
近くに見えていた山ですが、歩いても、登ってもなかなか上にはつきません。
写真機材と食料を背負いながら、30歩ほどあるいては、心臓がばくばくして止まらざるを得ません。
普段からトレーニングをしておけばと嘆きながら、少しずつ登っていきました。
時間にして約3時間。やっと頂上につき、稜線を超えると見えました。
数にして30頭ほどのメスと子供の群れです。
急に近づくと驚いて逃げてしまいますので、時間をかけてゆっくりと接近し、撮影に入りました。

"On Top of the World"<山の頂上にいたドールシープの母と子>
アラスカより
アラスカ シーカヤック III
アンカレッジの街中から更新しています。
またこの街を出てしまうと、いつ更新できるか分かりません。
一気に書き込みです!
すこし、写真を撮るときの、こまかな実質的なことを書いてみたいと思います。
今回のシーカヤックの旅で、一番頭を抱えたのが、カメラのカヤックへの積み方でした。
高価な機材をまさか海へ落としてしまうことだけは、絶対に避けなければいけません。
また雨が毎日降っていましたので、上からと下からの防水対策が必要です。
そこで用意したのが、完全防水のペリカンケース。完全に浸水しても、水は入ってこないはずのものです。

<ペリカンケースを前に積み。。。>
ただ予想外だったのは、大きすぎて、カヤックのコックピットに入らなかったことです。
仕方なく、カヤックの上に積んで行きました。
なにか撮りたい被写体が現れると、慎重に機材を取り出します。

"Bald Eagle with a Salmon" <サーモンを捕また白頭鷲。崖の上にいる姿をカヤックから撮影。>
"冒険は、準備が8割、本番2割です。”
昔、極地冒険家の大場満朗さんの下で働いていたときに、聞いた言葉です。
そのときは、あまりぴんときませんでしたが、最近しみじみと分かってきました。
写真を撮るのも、準備が結構必要です。写真機材やアウトドア用品を揃えたり、維持したり、修理したり。
そして資金を集めたり、時間をとったり、発表の機会を探ったり。。。
シャッターを切っている時間よりも、それ以外のことで使う時間の方が圧倒的に多いです。
写真に限らずなんでもそうだと思うのですが、実際にやってみると思っていたよりも労力がかかります。
もちろん、それもこれも含めての楽しみです。いろいろ準備が必要だからこそ、おもしろいのかもしれません。
そして、一番の楽しみは人と共有できること。アラスカから書き込んだものが、日本に瞬時で届くんですもんね。
すごい時代です。
またこの街を出てしまうと、いつ更新できるか分かりません。
一気に書き込みです!
すこし、写真を撮るときの、こまかな実質的なことを書いてみたいと思います。
今回のシーカヤックの旅で、一番頭を抱えたのが、カメラのカヤックへの積み方でした。
高価な機材をまさか海へ落としてしまうことだけは、絶対に避けなければいけません。
また雨が毎日降っていましたので、上からと下からの防水対策が必要です。
そこで用意したのが、完全防水のペリカンケース。完全に浸水しても、水は入ってこないはずのものです。

<ペリカンケースを前に積み。。。>
ただ予想外だったのは、大きすぎて、カヤックのコックピットに入らなかったことです。
仕方なく、カヤックの上に積んで行きました。
なにか撮りたい被写体が現れると、慎重に機材を取り出します。

"Bald Eagle with a Salmon" <サーモンを捕また白頭鷲。崖の上にいる姿をカヤックから撮影。>
"冒険は、準備が8割、本番2割です。”
昔、極地冒険家の大場満朗さんの下で働いていたときに、聞いた言葉です。
そのときは、あまりぴんときませんでしたが、最近しみじみと分かってきました。
写真を撮るのも、準備が結構必要です。写真機材やアウトドア用品を揃えたり、維持したり、修理したり。
そして資金を集めたり、時間をとったり、発表の機会を探ったり。。。
シャッターを切っている時間よりも、それ以外のことで使う時間の方が圧倒的に多いです。
写真に限らずなんでもそうだと思うのですが、実際にやってみると思っていたよりも労力がかかります。
もちろん、それもこれも含めての楽しみです。いろいろ準備が必要だからこそ、おもしろいのかもしれません。
そして、一番の楽しみは人と共有できること。アラスカから書き込んだものが、日本に瞬時で届くんですもんね。
すごい時代です。
アラスカ シーカヤック II
今回のシーカヤックの旅で一番印象に残ったもの。
それは、小さな小川を上ってゆく鮭の姿です。
この時期、アラスカにはたくさんの鮭が川を上ります。
森の中を流れるひっそりとした小さな小川。
そこをびっしりとサーモンが埋め尽くしていました。
カヤックで川まで入り、じっとしてみました。

"In the Stream of Salmons"<周りをどんどんと鮭が通ってゆきます>
しばらくすると、鮭が真横やカヤックの下を通りすぎていきます。
思わず、通り過ぎてゆく鮭を触ってしまいました。
流れが急なところでも、ひたすら上に上にと泳いでゆく姿。
鮭たちは、なぜひたすら遡上するのかなど意識していないと思います。
きっとそうせざるを得ないのでしょうね。
人にもそれぞれの流れがあるんでしょうか。
長期の休みをとって、独りで鮭を触って喜んで。。。
好きなことをやりながらも、たまにこんな非効率な生き方でいいのかと不安になるときがあります。
でも人それぞれに、一番あった流れがあるはずです。
感傷的になんてなっていないで、がんばって上ってゆくしかないのでしょう。
鮭のように、力強く。

"Life Completed" <死んで、食べられた鮭>
それは、小さな小川を上ってゆく鮭の姿です。
この時期、アラスカにはたくさんの鮭が川を上ります。
森の中を流れるひっそりとした小さな小川。
そこをびっしりとサーモンが埋め尽くしていました。
カヤックで川まで入り、じっとしてみました。

"In the Stream of Salmons"<周りをどんどんと鮭が通ってゆきます>
しばらくすると、鮭が真横やカヤックの下を通りすぎていきます。
思わず、通り過ぎてゆく鮭を触ってしまいました。
流れが急なところでも、ひたすら上に上にと泳いでゆく姿。
鮭たちは、なぜひたすら遡上するのかなど意識していないと思います。
きっとそうせざるを得ないのでしょうね。
人にもそれぞれの流れがあるんでしょうか。
長期の休みをとって、独りで鮭を触って喜んで。。。
好きなことをやりながらも、たまにこんな非効率な生き方でいいのかと不安になるときがあります。
でも人それぞれに、一番あった流れがあるはずです。
感傷的になんてなっていないで、がんばって上ってゆくしかないのでしょう。
鮭のように、力強く。

"Life Completed" <死んで、食べられた鮭>
アラスカ シーカヤック I
ユーコン
久々に、ユーコンに帰ってきました。
バンクーバーで親類の結婚式に出席し、ユーコンに3日前につきました。
ユーコンから離れてほぼ一年。どきどきしながらホワイトホース行の飛行機に乗っていました。
あれほど好きだったユーコンを、しばらく離れてみてみると、まだこの場所が好きな自分がいるのかどうか。
なんだか別れた人に会いに行くような気分で、少し不安だったのですが、着いてみるとやっぱりユーコン。
街の様子が少し変わりましたが、雰囲気は当然ですが同じです。
飾り気のない人に、広大な自然。やっぱりいいですね。
この3日間、旅の準備と、友人宅の改装の手伝いなんかであっというまに過ぎました。
バンクーバーから体調を崩しているのですが、ぐずぐずしていられません。
これから1ヶ月間、アラスカ、ユーコンを回ってきます。
今年もシーカヤックをしようと思っていて、アンカレッジの南の海のあたりで漕ぎたいと思っています。
冷夏の極北だそうで、今年の紅葉は早そうです。
機会をみて、更新していきます。
いってきまーす。

"Old Travelling Companion"<86年製のキャンピングカー。今回の旅のお供です。>
バンクーバーで親類の結婚式に出席し、ユーコンに3日前につきました。
ユーコンから離れてほぼ一年。どきどきしながらホワイトホース行の飛行機に乗っていました。
あれほど好きだったユーコンを、しばらく離れてみてみると、まだこの場所が好きな自分がいるのかどうか。
なんだか別れた人に会いに行くような気分で、少し不安だったのですが、着いてみるとやっぱりユーコン。
街の様子が少し変わりましたが、雰囲気は当然ですが同じです。
飾り気のない人に、広大な自然。やっぱりいいですね。
この3日間、旅の準備と、友人宅の改装の手伝いなんかであっというまに過ぎました。
バンクーバーから体調を崩しているのですが、ぐずぐずしていられません。
これから1ヶ月間、アラスカ、ユーコンを回ってきます。
今年もシーカヤックをしようと思っていて、アンカレッジの南の海のあたりで漕ぎたいと思っています。
冷夏の極北だそうで、今年の紅葉は早そうです。
機会をみて、更新していきます。
いってきまーす。

"Old Travelling Companion"<86年製のキャンピングカー。今回の旅のお供です。>
ふくろうかあさん
ばたばたとしているうちに、もう出発の朝!
ちょっと仮眠してから、用意をしようと思って寝たのですが、起きたら午前1時。
眠たい目をこすりながら、機材やキャンプ用品、写真関係の書類を用意してました。
これから2ヶ月の間、カナダとアラスカです。
昨日、釧路のケーブルテレビの方に連れられて喫茶店にいき、そこで素敵な方に会いました。
喫茶ローゼのオーナで、自称アマチュアカメラマンである、バイタリティーのあふれた女性。
ふくろうを追いかけていて、店内はほとんどお客さんからもらったという、ふくろうグッズでいっぱいです。
自分の母親ぐらいの年齢ですが、10年ほど前から写真をはじめたらしいのです。
アマチュアカメラマンと名乗っていますが、山と渓谷社からカレンダー販売もしていますし、他にも写真を発表しています。それよりもなによりも、撮影にいかれる時の話や撮影者としてのお話がすばらしかったです。
「(重たい機材を持って)体力的にはきついですが、冬はスノーシューをはいて、夏は歩いて山のなかに入ります。しんどいからこそ、出会えたときはうれしいですもんね。」
「ぜんぜんフクロウがみつからなくて、帰ろうと思ったときに上にいました。。。」
「必要以上は近づきません。彼らも生活があって、その中に進入しているんですもんね。自分でルールを決めています」
「この喫茶店を本業として、感謝をしながら撮っています。」
「ふくろうは、人間よりもはやく携帯電話の着信電波に反応しているように、いつも見ていて思いますよ。まだまだ研究者もしらない、不思議な行動をたくさん見ます。親をまねするときの、子供のふくろうはこうするんですよ。。。」
「だれも見ていないときに、がんばって、こつこつと撮りためていくんです。」
などなど、フクロウの話や、写真家についての考えなどいろいろお話を聞かせてくれました。
頂いたカレンダーや、写真には、桜の木にとまっているフクロウの子供や、5羽のひながひとつの木にとまっていたりと、この作品を作るためにいかに時間と労力がかかっているかがわかります。
一番すばらしいのは、ふくろうに出会ったときの感動が写真からはっきりと伝わってきました。
そして、その感動や命の営みを子供たちに伝えようと、国が学習材料としてつくったいのちという本に、ふくろうの子育ての様子が描かれています。
北海道に来てからというもの、なかなかこの土地のイメージがつかめず、シャッターを切りたいと思う状況や方法があまりはっきりしなかったのですが、彼女の話を聞いているうちに、霧が晴れてゆく感じがしました。なにかが動いていきそうです。
場所がどこであれ、被写体がなにであれ、最初写真をやりはじめるきっかけをくれた、様々感動や動物との出会いを思い出させてくれました。
撮影の旅の一日前に会えたのも偶然でないかもしれません。
最近様々な人と出会うようになりました。いろんな人が助けてくださり、力になってくれています。
今回も写真を楽しみながら、でも頑張って撮ってきます。
では、いってきます!
ふくろうかあさんのカレンダー
ちょっと仮眠してから、用意をしようと思って寝たのですが、起きたら午前1時。
眠たい目をこすりながら、機材やキャンプ用品、写真関係の書類を用意してました。
これから2ヶ月の間、カナダとアラスカです。
昨日、釧路のケーブルテレビの方に連れられて喫茶店にいき、そこで素敵な方に会いました。
喫茶ローゼのオーナで、自称アマチュアカメラマンである、バイタリティーのあふれた女性。
ふくろうを追いかけていて、店内はほとんどお客さんからもらったという、ふくろうグッズでいっぱいです。
自分の母親ぐらいの年齢ですが、10年ほど前から写真をはじめたらしいのです。
アマチュアカメラマンと名乗っていますが、山と渓谷社からカレンダー販売もしていますし、他にも写真を発表しています。それよりもなによりも、撮影にいかれる時の話や撮影者としてのお話がすばらしかったです。
「(重たい機材を持って)体力的にはきついですが、冬はスノーシューをはいて、夏は歩いて山のなかに入ります。しんどいからこそ、出会えたときはうれしいですもんね。」
「ぜんぜんフクロウがみつからなくて、帰ろうと思ったときに上にいました。。。」
「必要以上は近づきません。彼らも生活があって、その中に進入しているんですもんね。自分でルールを決めています」
「この喫茶店を本業として、感謝をしながら撮っています。」
「ふくろうは、人間よりもはやく携帯電話の着信電波に反応しているように、いつも見ていて思いますよ。まだまだ研究者もしらない、不思議な行動をたくさん見ます。親をまねするときの、子供のふくろうはこうするんですよ。。。」
「だれも見ていないときに、がんばって、こつこつと撮りためていくんです。」
などなど、フクロウの話や、写真家についての考えなどいろいろお話を聞かせてくれました。
頂いたカレンダーや、写真には、桜の木にとまっているフクロウの子供や、5羽のひながひとつの木にとまっていたりと、この作品を作るためにいかに時間と労力がかかっているかがわかります。
一番すばらしいのは、ふくろうに出会ったときの感動が写真からはっきりと伝わってきました。
そして、その感動や命の営みを子供たちに伝えようと、国が学習材料としてつくったいのちという本に、ふくろうの子育ての様子が描かれています。
北海道に来てからというもの、なかなかこの土地のイメージがつかめず、シャッターを切りたいと思う状況や方法があまりはっきりしなかったのですが、彼女の話を聞いているうちに、霧が晴れてゆく感じがしました。なにかが動いていきそうです。
場所がどこであれ、被写体がなにであれ、最初写真をやりはじめるきっかけをくれた、様々感動や動物との出会いを思い出させてくれました。
撮影の旅の一日前に会えたのも偶然でないかもしれません。
最近様々な人と出会うようになりました。いろんな人が助けてくださり、力になってくれています。
今回も写真を楽しみながら、でも頑張って撮ってきます。
では、いってきます!
ふくろうかあさんのカレンダー





