日本とユーコン

住んでいる場所によって、人の気質も土地それぞれ。


ユーコンの面積は、日本の約1.3倍。

その広い大地の中で、住んでいる人はたった3万4千人ほど。


日本のこまごまとした、本州の国土からは程遠い感覚です。

少し隣町に行くのにも、車で2時間程。当然その間、街を出ると信号がありません。


ただただまっすぐ伸びる道。

左右に広がる原野を見ながら、ひたすら前へと進みます。


ユーコンの人間は、ほとんどがよそから移ってきた人々で、この土地で生まれ育った人に会うと、逆に新鮮味を覚えるぐらいです。

それだけ、“よそ者”が集まってくるここユーコン。


人によって個性も様々ですが、一概にあまり小さなことには気にしない、おおらかな人間が多いような気がします。

逆に言えば、大雑把で、いい加減な人が多いようです。

なぜそうなのか?

答えはいくつもありそうですが、人が住む土地と関係があるのでは?

いつもそう思ってきました。


日本は、狭い国土にたくさん人がいます。お互い折り合いをつけて、うまく生きていく知恵が芽生えます。

繊細な目で、自然を見つめ、細かい芸当が得意な日本人。その美しい気質の由来が、わかるような気がします。


それに比べて、土地が無限に広がるこのユーコン。

この土地で育った人、魅せられてくる人にある一種の雰囲気。

優しさとおおらかさといってもいいでしょう。

大きな大地が、それを可能にしてくれるのかもしれません。


日本とユーコン。

どちらも良し悪しはあります。

こちらにいれば日本が恋しくなり、日本にいれば、こちらのいい面が見えてくる。

ないものねだりの悲しい性。


将来どこで生きてゆこうとも、日本人であることには変わりありません。


日本の心で見る、極北ユーコン。

どう伝えていきたいのか。


日本とユーコンが、いつも心のどこかにあります。

20070227135128.jpg


"Mt.Logan-The Higheest Mountain in Canada" <カナダの最高峰マウントローガン。一面に広がる氷河には、圧倒される。パノラマカメラが役立つ。>

野生動物との出会い方

たったさっき、夜中に車で走っていると、視界に大きな物体が飛び込んできました。

道路を渡る三匹のムースです。

車を止めて、暗闇に目を凝らすと、ぼんやりムースの姿が見えます。

草をむしって食べる音が聞こえてきました。


ユーコンには人の約2倍の数のムース、約6万頭がいるといわれています。

しかし、道路にはあまり出てきません。今年の冬も会ったのは3回ほどだけです。


野生動物に出会うには、二つの方法があります。

一つは、偶然に出会うこと。今回のムースがいい例です。

もう一つは、生態と場所を調べ、ある程度いそうな場所の検討をつけてから探しに行く。

情報源は、本、生物学の調査書、ハンター、罠猟師、先住民、生物学者など。常にアンテナを張って、あらゆる情報源を使って集めます。

季節によって行動が違う動物達。食べ物、性行動が大きな鍵となります。

春と夏の間、湿地を好むムース。水中に生える草を食べるためです。湿地帯が多い場所に行くと、会える確率が増します。

秋になると、ムースは繁殖期に入ります。ハンター達は、ムースのメスの泣き声を真似をして、興奮したオス(ムースも人も同じですね。)をおびき寄せます。

(銃をもっていない写真家にはお勧めできません!ムースの立派な拡大写真は撮れますが、おそらくそれが最後の写真となってしまうでしょう。。。)


そして、最後に裏技ですが、会いたい、会いたいと心で念じて、イメージを浮かべることです。

毎回効果はありませんが、念じていると、不思議と動物が現れることがままにあります。

心で念ずる。

これだけでも格段と遭遇確率があがるはずです!?


20070225213040.jpg


"Slow Down, Drivers..."<春のムース。アラスカで>

theme : 海外の写真
genre : 写真

春になると

昨日と今日と寒い日が続いています。

気温はマイナス25度前後。

温暖化の冬で、やっとユーコンの冬らしい気温になりました。


そんな寒さの中でも、頭をよぎるのは春のこと。

春になったら、会いたい野生動物がたくさんいます。


4月。カリブー。コヨーテ。

5月。クロクマ、バイソン、ストーンシープ。

6月。ムース、ドールシープ、グリズリー。


春に出会うであろうたくさんの動物。

今は雪の中で過ごしています。

BearONRockblog.jpg


"A Bear Cub with Salmon Fin" <鮭を食べる熊。今はまだ冬眠中です。>

フェアバンクスへ

ついにLance Mackeyがフェアバンクスに着きました。

ここホワイトホースを出たのが、2月10日。

10日と4時間3分で、ユーコンクエストのゴール地点、フェアバンクスにたどり着きました。


昨日の新聞によると、週末のユーコン川の気温はマイナス57度。この中をマッシャー達は走っていたそうです。

もうここまでいくと、”寒い”ではなく、”痛い””死にそう”という思いでしょう。

あまりにも寒いので、髭が凍って折れてしまったり、凍傷になったりしたそうです。寒さに慣れているマッシャー達も、さすがにやる気をなくしたり、寒さに恐怖感さえ抱いたそうです。

この寒さの中、Lance Mackeyは、カイロをたくさん入れて、腹巻をして、ソリの上で常に体を動かしながら走っていたと書いていました。


記録的気温の中、チャックポイントで気温が上がるのを待つマッシャー達が多くいたそうです。

その中でも走り続けたのが、Lance Mackey. 喉の癌から回復しているところで、たくさんの水分を取らなければいけなかったようです。

優勝を手にしたMackey。しかも今回の優勝はただの優勝ではありません。

95年にフランクターナーによって作られた記録、10日と16時間20分を破るという栄冠も手に入れました。

超人ですね。

3036[1].jpg


Photo from http://www.yukonquest.org/servlet/viewnews?id=778

<ランスマッキーがフェアバンクスへ到着した様子>

本多さん、レースを終える

何人の方がもう既にお気づきのようです。

昨日、本多さんが棄権したというニュースが入ってきました。

http://www.yukonquest.org/servlet/viewnews?id=743

棄権をした場所はドーソンシティーです。

ドーソンに入ってきた際には、彼女自身にも笑顔が見え、犬達も元気そうだったと書いていました。

ただ、ドーソンの前のチェックポイントからドーソンまでの間、33時間もかかっています。

なにかトラブルがあって、どこかで一夜を過ごしてきたのかもしれません。

その前日には、28時間も走り続けています。

正式な棄権の理由は発表されていません。

一体何があったのか、今のところ本人と彼女のチームしかわかりません。

そのうち彼女のHPで発表されることと思います。

http://www.dogcrazyuka.com/


出場するだけでも大変はユーコンクエスト。スタートラインへ立つまでに資金準備、トレーニングなど、膨大な労力を使っているはずです。

昔、冒険家の大場満朗さんが言っていました。

冒険は、90%が準備、10%が本番です。

そして、実際の本番では、想像を超えるトラブルが起きる。と。

今回、犬を失ってしまった本多さん。精神的、体力的に相当きつかったと思います。

それでも東京ー京都間程の距離もある、ホワイトホース、ドーソン間を走り続けました。

犬ぞりの対しての情熱が並々ならぬ彼女。今回の棄権を乗り越えて、また次の大会に出てきてくれるはずです。

お疲れ様でした。

今はゆっくり休んでください。

handler.jpg


"Handler and Dogs" <レースのハンドラー。彼らもレースを支えてゆく大事な人たち>

犬ぞりレース、続く

ここ2日間、かなり雪が降っています。

走り続けるユーコンクエストのマッシャー達。

トップグループは国境を越えて、既にアラスカのイーグルまで到達しています。

ついこないだまでは、移動の手段として使われていた犬ぞり。その移動距離の長さ、時間の早さに本当に驚かされます。

スノーモービルは壊れれば終わりですが、犬ぞりは最後まで頼りになる乗り物です。

既に4人のマッシャーがリタイアする中、本多さんは今現在ドーソンシティーにいます。

100年前ユーコンで金が発見され、ゴールドラッシュで栄えた街、ドーソン。

ここではマッシャー達は、ルールで最低36時間は休憩をとらなければいけません。

普通であれば、酒を飲んで、きれいなカンカンダンサーを見に行きたいところですが、マッシャー達は、犬の世話、そして自身が休むことで精一杯でしょう。

ここを出ると悪名高い難所、イーグルサミットが待っています。森林限界を超えた山を超えていくため、風が吹くと吹きさらしになるようです。

レースが始まってからというものの、家でぬくぬくとしている時間には、何故かマッシャーのことを思い出してしまいます。

寒い中を走る続けるマッシャー。一体どういう気分で走っているんでしょうね。

2月17日。レースは半分を超えました。

20070218102925.jpg


"Great Run" <軽快に走り抜ける。。。>

theme : 犬の写真
genre : 写真

自然からの贈り物

昨晩出会ってしまいました。


オーロラの写真をとり終えた後、除雪された山道を走っていた時のことです。

なにやら、影みたいなものが視界に入りました。

目を凝らして確認をするも、姿が見当たりません。

そのまま車を走らせ、カーブを曲がった途端、目の前にいました。

必死に走る動物が一匹。車で追いつき、よく見てみますが、顔が見えません。

イヌ科なのはわかりましたが、犬でもなく、キツネでもありません。

コヨーテにしては体のサイズが大きすぎます。

時速30キロで走る車のすぐ前には、灰色っぽい動物がいます。舌を出して、歯までが見えるほどの距離でした。

共に走ること約15秒。疲れたのか、速度が落ち、道路の脇に逃げてしまいました。

色といい、サイズといい、走りっぷりといい、明らかにあの動物です。


オオカミ。


大変賢いオオカミは、めったに人の前には姿を現しません。足跡は、雪の上に見かけることもありますが、実際にみるのは至難の業です。

ユーコンに来て、見たオオカミはこれで3回目。

一年に一回見る事が出来れば、かなり運のよいほうです。

多くの人にとって、オオカミは究極の野生のシンボル。

そのオオカミが現れたときには、まだ上空でオーロラが待っていました。

オーロラとオオカミ。

これ以上ない、自然からの贈り物です。

20070215212128.jpg


"On the Way Home" <街へ帰る。この後、すぐオオカミに出会うとは。>

theme : 夜景
genre : 写真

極北の光

只今、午前7時40分。

外にはまだわずかながら、オーロラが出ています。

日の出が毎日早くなっており、もうこの時間で夜がゆっくり終わろうとしています。


昨晩、久々にきれいなオーロラが出ました。

極北のオーロラベルトの下で空を見上げた人には、このオーロラが見えていたはずです。

ユーコンクエストのマッシャー達にも。。。

20070215003805.jpg


"Bathing in the Light" <光に浸りながら。。。>

theme : 海外の写真
genre : 写真

悲しいお知らせ

昨晩はマイナス35度まで温度が下がっていたようです。

そんな中も走り続けた、ユーコンクエストのマッシャー達。

空には夜中にオーロラが舞っていたそうです。

犬ぞりに乗りながら見るオーロラってどうみえるんでしょうね。

一度経験してみたいものの一つです。


今日、一つ悲しいニュースが入ってきました。

日本人マッシャーの本多由香さんの犬ぞり犬一匹が、レース中で亡くなったそうです。

レポートによると、概要は以下の通りです。

本多さんのチームの犬達がラインで絡まり、それをほどこうとして、2つのアンカーを雪に打ち、ソリを固定しました。本多さんが歩き出した途端、しっかりしていたはずのアンカーがとれ、犬が走り出してしまったそうです。

追いかけるも、当然追いつきません。後から来たマッシャーに乗せてもらい、自分のチームの犬達に何とか追いついたようです。

しかし、追いついたときには既に、一匹の犬、ジュエルが息絶えていたようです。

死因は窒息死。食べ物を吐き出したものを飲んでしまったらしいのが原因だと特定されています。

はっきりとした状況はわかりませんが、人から借りて走っている犬。失ったショックは更に大きいと思います。

しかし、犬のオーナーさん(ユーコンクエストで過去優勝した人です。)が、レースを続けなさいといってくれたおかげか、現在でもレース続行中です。

稀な出来事ですが、犬を失ったことについていろいろな声が後からでてくると思います。ですが、一番つらいのは彼女自身だと思います。

ただでさえ肉体的にも精神的にもきついレース。今からは、亡くなった犬のことが頭から離したくとも離れない中で、残りのレースを走っていくでしょう。

これからいくつかのきつい峠越えも待っています。去年例年になく強いブリザードで、リタイアを余儀なくされた難所、イーグルサミットも通っていかなければいけません。

スタート前に、“目標は完走です。がんばります。”と言っていた本多さん。

自分のチームの犬が亡くなってしまった今、無事レースを終えてくれることを祈るのみです。

IMG_7247.jpg


"Aurora for the Quest Mushers" <今日もよいオーロラ予報。マッシャー達も見ているはずです。>

theme : 自然の写真
genre : 写真

ユーコンクエスト 途中結果

いよいよ始まりました、ユーコンクエスト。

最初にこの大会を見た、2年前の興奮が蘇ってきます!

スタート地点の辺りには、人と犬で溢れかえっていました。

午前11時。最初のマッシャーが飛び出しました。

観客の歓声の中をさっそうと出てゆく犬達とマッシャー。

3分おきにどんどんと次のマッシャーが出てゆきます。


自分にとって一番の目玉は本多由香さん。どのように出て行くのかが気になって見たかったのですが、そのスタートぶりは本当に堂々としていました。

スタートラインに犬を並ばせると、ハンドラー(犬ぞりのお手伝いのスタッフ)の一人一人と抱き合い、そしてソリの上へ。大きな笑顔で周りに手を振る余裕を見せて出て行きました。


全てのマッシャーが出発した後に、一番近い通過ポイントへ移動しました。

凍った川の上を走ってゆく、それぞれのマッシャー。レースはまだ始まったばかりです。

現在の途中結果によると、マッシャーは皆第一チェックポイントのブレーバーンに着いています。

本多さんは今のところ、28人中21位。スタートしてから、13時間も走り続けたことになります。

今はようやく寝むれたというところでしょうか。


レース結果、毎日アップデートされてゆきます。

是非チェックして下さい。

http://www.yukonquest.org/servlet/raceresult

20070211211843.jpg


"Lead Dogs at the Start Line" <準備万端のリーダー犬>

ユーコンクエスト 2007

ユーコンクエスト、スタートしました!

20070211071423.jpg


"Start of the Yukon Quest 2007" <ユーコンクエスト2007 スタート>

theme : 動物の写真
genre : 写真

レース前夜

今日は街がざわついています。

普段は普通の極北ユーコンの街、ホワイトホース。

今日は人でごったがえしています。

当然ですね。

明日は待ちに待ったユーコンクエスト。

2年に1回のホワイトホース出発です。

ヨーロッパをはじめ、世界の各地からこのレースを見に来る人たちがいます。

熱気で溢れた街をみて、何故か誇らしく感じました。住んでいるだけなのですが、自分の街が好きでいれることが、うれしくてたまりません。

今晩は、オーロラツアーで眠れませんが、この際睡眠など関係ありません。

朝早く街に出かけて、いい場所をとりに行きます。

出発は午前11時。極北の街が、歓喜と熱気で包まれます。。。

20070210124041.jpg


"Sled Dogs at the Kennel" <レースを控える犬ぞり犬達>

theme : 四季 ー冬ー
genre : 写真

サワドー

極北の冬。

つい昔は、マイナス40度が一週間続くことが当たり前だった。よくそう聞きます。

この当たりでは、極北の冬を越した者を意味する“サワドー”という言い方があります。

それに対して、まだ冬を体験していない者を“チチャコ”といっています。

最近は温暖化と近代化で住みやすくなりましたが、街を出るとそこは原野。厳しい自然に変わりはありません。

北の生活は、誰でも受け入れてくれるが、ふるいにかけられた者だけが残っていく。

どこかでそんな話を聞いたことがあります。


昨晩、ユーコンクエストを走るマッシャー達が集う会がありました。

一般に人にサインを求められているマッシャーさん達。

厳しい冬の間に1600KMも走るユーコンクエストのマッシャーは、こちらでは尊敬を集める本物のサワドーでしょう。

本多由香さんの姿も会場にありました。彼女も間違いなく、冬の厳しさを本当に知っているに違いありません。

時代が変わった現在でも、夢を追って厳しい世界で勝負する人達。

彼らの存在自体が、ユーコンの大きな魅力です。

ユーコンクエストは2月10日。

残りあと2日です。

rolly.jpg


"Mushing Dog" <犬ぞり犬、ローリー。人だけでなく犬もタフ!>

日本人サワドー 和田重次郎

ついこないだ教えてもらいました。

この極北の大地で、100年も前に活躍していたそうです日本人サワドー(極北の冬を越えた者)がいたそうです。。

彼の名前は和田重次郎。JUJIRO WADAとして、こちらでも知る人は知っているそうです。

19世紀の終わりに、極北で金が発見されました。世界中から多くの人が金を求めてやってきた、ゴールドラッシュ。

日本人がいたとは聞いていたのですが、和田重次郎は金鉱掘りとして極北を駆け巡り、その過程でユーコン、アラスカを、44.000Kmも犬ぞりで旅をしたそうです。

今晩ホワイトホースでユーコンクエストのイベントがあります。

今大会に参加するマッシャーに会うことが出来るのですが、そこで和田重次郎の生涯も紹介されるようです。

100年前に活躍した和田重次郎。そして、今年ユーコンクエストを走る本多有香さん。

時を越えて活躍する二人の日本人マッシャー。

本田さんの目には、和田重次郎がどう映るのでしょう。

dawson_dogs[1].jpg


YA, Charles Tennant fonds, 95/33 #7 PHO 448

<ドーソンに戻った和田と犬ぞりチーム>

アイスフィッシング

氷に穴を開けてする釣り、今日久々にしてきました。

日本にもワカサギ釣りがありますが、こちらもアイスフィッシングは冬の風物詩となっています。

近所の湖に行き、早速手動のドリルでゴリゴリと氷を削ります。

続けること約5分。やっと氷の下から水が溢れ出してきました。

慎重に糸を垂らして当たりを待ちます。


去年はツアーガイドとして、よくこのアイスフィッシングをやりました。

釣れる時と釣れない時のムラがあります。

あるお客さんは魚も釣れて、オーロラも見れて。

またあるお客さんは、魚も釣れず、オーロラも見れず。

人間の運って一体何で決まるんでしょうね?


しばらくは当たりがなく、日が暮れ始めた頃、糸がゆっくりと動き始めました。

深くかましてあわせると、氷の穴から上がってきたのはきれいなニジマス。

当然今日の夕飯になりました。

腹にレモンとハーブを詰めて、オーブンで料理した3匹のニジマス。

なかなかおいしかったですよ!

20070206160404.jpg


"Catch of the Day" <今日の収穫>

theme : 食べ物の写真
genre : 写真

幻の光

昨晩は雪が本当によく降っていました。

当然オーロラも見えていないはずです。

が、私だけは見てしまいました。

(ガイドの特権で見れたわけではありません。)

見えたオーロラは夢の中。初めて、夢にオーロラが出てきました。

毎日夢を見ているはずですが、不思議と今まではでてきませんでした。

部屋のなかに立って、大きな窓の外を見つめていた自分。雪で覆われた山の上に、太い線のようなオーロラが、波を打つように動いていました。

オーロラが夢に出てくる意味は?

いつもは夢の解釈などしないのですが、ふとそう思い立った今日。ネットのサイトで調べてみました。

<To see the aurora borealis in your dream, signifies a positive spiritual experience filled with warmth and love. >


”オーロラを夢の中でみるということは、暖かさと愛で満ちた、よいスピリチュアルな体験を意味します。”

訳すとこんなとこでしょうか?サイトの信憑性は全くわかりませんが、なかなかいい意味です。

そのうち、きっとなにか大きな啓示がやってくるに違いありません!?

夢に出てくるオーロラ。なんだかロマンチックですが、一つだけ納得いかないことがありました。

オーロラを見つめていた自分が、夢の中でまで写真を撮りたがっていたことです。

夢の中でぐらい落ち着いてみればいいものを。。。と思うのですが。

今度夢でオーロラを見るときは、カメラも持たずに、ついでに防寒着もつけずに、思う存分外でオーロラを見たいと思います。

どなたか、オーロラの夢を見たことありますか?

20070205045658.jpg


"Dream Time" <夢の中で>

theme : オーロラ・白夜
genre : 写真

コヨーテ

また昨日見ました。日本にはいない動物、コヨーテ。

キツネとオオカミを混ぜたような格好で、ホワイトホース付近をよく歩いています。

人間の近くに住むことができる、適応性の高い動物です。

オーロラツアー後に森からダウンタウンまで降りてきて、エサを探している様子をたまに目撃します。

動物を見ることによって自然とつながることができるのであれば、コヨーテは人間に姿を見せてくれる、稀な動物です。

人間の開発によって動物が減っていった20世紀に、逆に生息地を広げていった珍しい動物。コヨーテ。

シカゴの市内にもすんでいるらしいですよ。

森と街をいったりきたり。なんだか親近感を感じますね。

まだ小さな子供のコヨーテを見たことはありませんが、運良く目撃できるでしょうか。

出産時期は2月。そう、今月です。

coyote.jpg


"On the Hunt" <忍び寄るコヨーテ>

theme : 動物の写真
genre : 写真

北の暖かさ

久しぶりに仕事がなかった今日、ここぞとばかりに写真を撮りに出かけました。

新しいスポットでの撮影は、なかなか楽しくこころも踊ります。

と同時に場所や地理をよく把握していないため、ハプニングも起こります。

そうです、今日も久々にやってしまいました。


アクシデント1.氷が割れて水に落ちた。

アクシデント2.車が雪にはまって動けなくなった。


水に落ちたのは幸い浅い場所だったのでしたので、命には全く別状ありませんでした。

しかし、落ちた水があいにく泥水。見た目は透き通っていても、匂いと冷たさはたまったものではありません。

そして、また車を雪にはめてしまいました。狭い道を無理矢理車で行ったのが間違いでした。

雪を掻き分け、斧で切った木をタイヤの下に置くなどすること約2時間。やっと雪の穴から脱出できました。

めでたし、めでたし!だったのですが、その2分後。バックをするとまた反対側にはまってしまいました。


5週間ぶりの休みの日。そんな貴重な休みを雪をかき分けて終わるのか。そう思うとなんだか情けないやら、腹立たしいやら。しぶしぶ雪をかきはじめたその時!

向こうから3人組のスキーヤー(と犬2匹)がやってきました。

4人で押したり引いたりすること30分。ようやく抜け出すことができました。

貴重な休みの日がとんだ肉体労働日になってしまった今日。

少しは贅肉落ちたでしょうか?

嫌な顔ひとつせず助けてくれたデイブとダグとキャシー(+犬2匹)。ありがとうございました。本当に助かりました。

助け合いの精神があふれる北の住人。寒さの中で、彼らの暖かさを身にしみて感じています。。。

20070201122713.jpg


"Winter Days" <冬のひとコマ>

theme : 風景写真
genre : 写真

プロフィール

上村知弘 Uemura Tomohiro

Author:上村知弘 Uemura Tomohiro
<活動状況>


・2008年9月18日〜10月3日
<終了>
東京都美術館(上野公園内)
第9回21世紀美術連立展出展 


・2008年10月1日〜10月31日
釧路シルバーシティーときわ台ヒルズ
個展 WILD NORTH 開催中
10月5日 14:00 オープニング会<終了>

・2008年10月9日 東京にて講演  
極北の大地と野生動物に魅せられて
 
・2008年11月20日 札幌にて講演


<極北自然写真サイト>

www.wild-world.com

<連絡先>
自然写真サイト
www.wild-world.com
内の連絡フォームから
お願いします


<プロフィール>

1978年生まれ、神戸育ち

立命館大学, American University(Washington.D.C)
国際関係学部卒業


大場満朗冒険学校などを経て、2004年カナダ、ユーコン準州へ渡る

アウトドアガイド、オーロラガイドをする傍ら、3年間ユーコン、アラスカの自然を撮影

2007年秋、カナダより帰国。北海道鶴居村滞在中

極北と北海道を行き来し、写真撮影に取り組む

将来、カナダ移住予定

<趣味>
読書、シーカヤック、合気道

<夢>
ヨット生活、北極、極北一周の旅
カナダユーコンから北海道への海の旅
子供へのアウトドア教育

<活動歴>

2008年7月 釧路NHKギャラリーにて個展開催

2008年9月 東京美術館 NAUグループ展参加

2008年10月 釧路シルバーシティーにて写真展開催中

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
カレンダー
01 | 2007/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -
FC2カウンター

ブログ内検索
RSSフィード
リンク