ムースの親子
アーチのように
すごいオーロラが出ます!と少し前に書いてしまいましたが、実際出たのは中程度と少し強めのオーロラでした。
前にも書いたかもしれませんが、ホワイトホースの位置からですと北側にオーロラがでます。強いオーロラの場合は、真上や南にも出ることがあります。
色はほとんどが緑か白で、たまにピンクや紫が見えればラッキーなほうでして、よく写真集にでている真っ赤かなオーロラは10年に一度といわれています。
実は私も赤いオーロラ見たことありません。。。
ある人曰く、“赤いオーロラはきれいというよりも怖かった。”なんて言っていました。
怖いと言われれば見たくなるのが人の心情というものです!
死ぬまでに一度は見て、怖がってみたいものです。
今年もオーロラシーズンまだまだ続きます。
これからどんなオーロラが空を舞うのでしょうか?

"Like an Arch" <アーチのように>
幻日
なんだこれ?
と思うかもしれませんが、一応日本語として存在するそうです。
こちらでは皆Sundogといっています。
サンドッグ、ここ2,3日間出ていました。
太陽の周りに天使のような輪を描いて、虹のような光っているとて本当に美しい光景です。
科学的には調べてみたのですが、正直言って読んでもよくわかりません。空気中の水の結晶に太陽光が当たってだのなんだのと書いていました。
詳しく知りたい方は、こちらへどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%BB%E6%97%A5
科学をわからなくても見るだけではっとしてしまう現象です。11月に入りしばらく雪が降り続いていました。やっと出てきた太陽を見るだけどもありがたかったのですが、おまけにサンドッグまで出ていました。
こういうものを見るとなにか元気が出てきますね。

"Sundog" <光の輪、幻日>
Early Aurora
ただ出始めた時間が少し早かったようです。
いつもであれば夜の11時ごろや真夜中からでるのですが、昨日は夜の8時ごろから既に空を舞い始めていました。
空全体に広がるオーロラ。強いオーロラはいつものように北に出るだけでなく、空一面に広がります。
そして今日から2日間の予報はなんと、Enhanced Aurora。
なかなかでる予報ではありません。
Quiet(弱), Moderate(中), Active(強)を通り過ぎたとんでもないオーロラということです。予報どおり出てくれるでしょうか?
今日ユーコンは全域でほとんどがマイナス30度から40度です。ここまで冷えると簡単に凍傷になってしまう寒さなので、写真ものんきにとれませんが、やっぱり見逃せませんよね。
逆に寒いから余計にいいのかもしれませんが。マゾ的でしょうか??

"In the Round Universe" <空を舞う>
久々のオーロラ
貴重なアドバイスも頂きました。本当に勉強しなければいけないことばかりですが、少しずつでもいい方向へと向かっていけたらと思っています。
さてさて、やっと出てくれました。
このところずっと曇っているか雪が降っていてオーロラが見えていなかったのですが、昨晩も正直あきらめ気分で空を見上げるとなんと真上にオーロラが出ていました!
本当に久々です。
(日本から友人が1週間来ていましたが、結局見れずじまいでした。彼が帰ったその日に見えるとは。。。怒っているでしょうね、S君とHさん。これだからオーロラはわかりません。)
普段であればホワイトホースの位置からですと北側にオーロラが見えます。ですが強いときには真上に南にとオーロラが広がります。
昨日は色は緑で動きは少なかったですが、お客さんは(−27度の中)野外温泉に入りながらオーロラを眺めていました。新婚さんで2人だけの貸しきり状態。いいですよねー。
今日から3日間はかなり強いオーロラが出る予報ですので、いつもよりきばってオーロラを見上げようと思います。
明日にはもっといいオーロラ写真がアップできればよいのですが、乞う期待です!

“Through the Wheels"<車輪の向こうに>
お礼と今後
Life in the North
を見てくださっている皆さん!
ありがとうございます!!
この夏からはじめましたブログ。いまでもおかげさまで続いております。
思い返せば、今年の夏。運良く、旅行業界の方々を連れて、クルアニ国立公園の氷河の上で過ごす機会を得ました。
本来であれば、セスナ機で飛んで、一泊二日で帰ってくる予定だったのですが、天候が荒れて、結局4泊した後に帰ってくることになりました。
氷河の上にある狭いベースキャンプで過ごした4日間。カンジキで歩いたり、写真を撮ったりする以外にはほとんどやることがなかったですが、その分、ついこないだまではまったく顔も知らなかった人たちと深く話をすることができました。
旅行業界を深く知る方々に、将来の展望、つまり写真や文を発表していきたいとことを話すと、まずはブログはどうかと薦められました。
書きたいことがいっぱいあったのですが、いざ書いてみると、自分が思っていたようにはいきません。時に、話が臭くなったり、すらすらと出てこないことも多々ありますが、なんとか、この3ヶ月ほどは楽しく続けてこられました。
それも、これも、ブログを見てくださっている方々がいるからです。
密かにですが(書いてしまいますが!)、日々、アクセスカウンターを見て一喜一憂しています!コメントがないか、真っ先にコメント欄を見てしまうのはなぜでしょうか?恥ずかしいですが、やっぱり読んでくださっている方の反応気になります。そして、数が増えれば素直に、喜び、減れば、次に何を書けばよいのか頭を掻くというサイクルがつづいています。
今後は、なるべく早く写真用のHPを作り、そして、フィールドも、ユーコンだけでなく、漠然とはしていますが、“北”をテーマにして、何かを表現できればなんて思っています。グリーンランド、シベリア、スカンジナビア、北海道、ヌナブト、アラスカ。。。もっともっと行きたいところがあり(すぎて)、そして、住んでみたい場所があります。
時間はかかるとは思いますが、少しずつ、前に進んでいけたらと思っております。
継続は努力なり
とはいいますが、実際に行動に移すのは難しいです。しかし、やらなければなにもことが進みません。これからもつまずきながらも続けていきたいと思います。
今後とも、Life in the Northを宜しくお願いいたします。そして、いろいろな質問、コメントお待ちしております。
って、硬くなってしまいました!
気軽にどんどん覗きに来て下さい!
(スクリーンとにらめっこをしながら。カナダ、ユーコン準州より 上村知弘)

"Team Yukon" <氷河の前で!みんなほんとによく笑ってます!>
theme : 写真にコトバをのせて
genre : 写真
冬の役目
北国で育っていない、私にとって、雪が降るとまだ新鮮な感覚が体に走ります。
去年と比べて圧倒的に多い雪の量。外を見るたびに、そして外に出るたびに、雪が目の前に広がっていて寒いのですが、なんだかうれしくなってしまいます。
夏が終わり秋になり、心のどこかで冬がこないでほしいと願っていたのですが、あたりまえですね。ちゃんときました、今年の冬。
不思議なもので、一度雪が降ってしまえば、もう冬は日常生活の一部となってしまいます。嫌などころか夏にはない、落ち着いた内面的な生活が送れるような気がします。
短い間に動き回る夏に比べて、ガイドとしては忙しい冬ながらも、どこかで心の落ち着きを取り戻す。それが、冬の役目でしょうか。
走るときも必要ですが、一度立ち止まり、振り返るときも必要なんでしょうね。
そう考えると、冬ってなんだかありがたい季節のような気がします。

"Kluane Snow Mountain" <クルアニ山脈の雪山と鳥>
ロバの子供
名前は、メーブルとクローイ。
去年の冬に住んでいた、丸太小屋にいたロバ、クローイ。
人が怖くて、近寄ると逃げてばかりいましたが、今年の夏に訪れた際には、トレーニングの甲斐があってか、随分と人間不信もなくなっていました。
そして、クローイの横には、もう一匹うろうろしているものが。
産まれてしばらくした、クローイの子供、メーブルです。
妊娠しているとは聞いていました。しかし、なかなか産まれず、ただお腹が出てるのかなー、なんて飼い主と話していたのですが、やっぱりメーブルがお腹にいたのですね。ある日、飼い主が街から帰ってきたら、お母さんの横に転がっていたそうです。
今では、相当大きくなっているんでしょうね。この寒い中うまくやっているでしょうか。
メーブルにとっての初めての冬です。

"Mable and Chloe"<メーブルとクローイ>
犬ぞり マッシャー
今日もまた降り続いています。
この1週間ほど、まるっきり太陽を見ていませんが、
雪が降ることで喜ぶのは犬ぞりをする人達。
犬ぞりを操縦する人のことを、こちらではマッシャーと言います。
昨日、街でばったりと、犬ぞりマッシャーのブライアンに会いました。
去年の冬、彼の敷地にある丸太小屋に住みながら、犬ぞりを学ばせてもらいました。しばらくぶりの再会です。
ユーコンクエスト(アラスカ、フェアバンクスとユーコンのホワイトホース、約1600Km)という、世界で最も過酷なレースといわれている大会があるのですが、ブライアンは過去2度出場しました。出場するだけでも大変で、さらに完走のももっと大変なのですが、彼は2度とも9位で終わったそうです。
20年間、犬ぞりをやってきたブライアンですが、彼は他のマッシャーが持っていないような犬達でレースに参加しています。普通、大きな大会に出る犬ぞり犬は、たいそうな血統で、スポンサーまでついてもらっているマッシャーがいます。
でも、彼の犬たちは、一応ハスキーが混ざっていますが、その辺の雑種を集めてきたような犬達。犬は決して優秀ではないのですが、それを、彼の技術と経験で補います。共通の友人曰く、ブライアン自身のシャイな性格からは想像できないような、アグレッシブなレースを展開するそうです。
“今年はもう走り出した?”と聞くと、“雪がいい状態になるのを待っている”言っていました。
去年、井戸を掘るビジネスをはじめた彼。犬ぞりは真剣なスポーツですが、お金はまったく儲かりません。ついこないだまでは、毎年レースに向けて、かなり走っていたようですが、ここ1,2年は少し落ち着いたみたいです。子供も大きくなりつつある今、家族との時間を過ごしたいのでしょう。
来年の2月、2週間、彼はフロリダへ家族旅行をするそうです。ここ20年間で初めてではないでしょうか。犬ぞりをやっている彼も真剣でかっこいいですが、家族と楽しい時間を過ごしている彼もなんだか悪くありません。その間、犬の面倒を見るように頼まれています。エサやりに、掃除、そして少しは犬ゾリをすることになると思います。
去年走った犬ともう一度走れる。
そう考えただけで、寒さが飛んでしまいます。

"Goldie" <一番なつっこいゴールディー。先頭をゆく、リーダー犬>
体感温度
空からの眺め
“PARA WORLD" イカロス出版社
パラグライダーという空を飛ぶ遊び道具の専門誌で、中には、空を飛んでいる人の写真が満載されています。
送り主は、ライターの小貝さん。今年の夏に一緒にカナダの最高峰、マウントローガンに行って以来、その気さくな付き合いやすい性格から、ちょくちょくと連絡を取らしてもらっています。
彼はこの12月号のパラワールドの為に、今年何度かユーコンへ来て、取材をしていたのですが、ついに雑誌の記事となって送られてきました。
LAST PARADISE
YUKON CANADA
絵画のような紅葉、幻想的なオーロラ
そう表紙に打たれた雑誌をめくると、ユーコンが特集されていました。友人と見ながら、“ユーコンってほんとにきれいだね。”とまるで他の場所にいるように話してしまうほど、ユーコンの魅力が詰まっているようなすばらしい記事。
実際にこのようなきれいな景色がユーコンでは、見る事ができるのだけれども、住んでいるとどうしても、その美しさを当たり前のものとして考えてしまうときがあります。
そんなきれいな写真のなかでも、特に新鮮だったのが、空を飛んでいる写真。下に広がる、知っている場所なのに、見たこともないようなアングルで撮られているユーコンの景色。やっぱり空からの眺めは違う。
翼を下さい。
小学生の時に歌った歌じゃないけど、ほんとにそう思います。前から空を飛びたいという思いがどんどん増してきていたのですが、この雑誌を見て、我慢ができなくなってきました。どうしましょう。
トレーニングやお金のことを考えると、すぐにとは行かないけれど、近い将来本当に、何らかの手段で飛びたいと思う。だれも言ったことのないような湖に着地して、しばらくを過ごす。カリブーを上から撮る。。。やりたいことが次々と出てきます。
本屋に行く機会があれば、見てみてください。ユーコンの魅力、空の魅力が満載されています。

"Overlooking Haines<ヘインズとチルカットリバー>
雲の向こうに?
が!見えてません。
いくらオーロラが出ていても、それをさえぎる雲があれば、カーテンのように光をさえぎってしまうので、雲の地上側にいるこちらとしては、指をくわえて待っているだけです。
雲の向こうで派手なショーがあるはずなのに、見えてません。
一番もったいないです!
雲でも払いのけるオーロラガイドでもいたら、引っ張りだこでしょうが、それもできないガイドの私は、“雲の向こうには出てるんですけどねー”なんて慰めにもならない言葉しかでてきません。
ということで、写真は蔵出しですが、前回街を覆ったときのショットです。
また16日ほどから活発な状態が続くみたいですので、テルテルボウズでも作って、晴れていることを祈るのみです。

"Over the City of Whitehorse" <ホワイトホースの街を覆うオーロラ>
流れる氷
モノを避けながら。。。
“たまに”を求めて
白頭鷲
カラスのように木に泊まっていると聞いていたのですが、サーモンが密集して上っている川の横には、どこをみても白い頭の鳥でいっぱい。
他の地域では、もう死んでしまっている鮭が、このアラスカ、ヘインズ近郊のチルカット川には、今年最後のサーモン(ドッグサーモンという種類)があがって来ています。
それを求めて、はるかかなたからやってくる白頭鷲。
頭が白く、体が黒いこの鳥は、そのコントラストを含め、なんだか存在感があります。アメリカの国鳥に選ばれたのももわかるような気がします。
この鳥をずっと見ていても飽きることがありません。みんな一所懸命サーモンを食べているのですが、なんだか落ち着きがありません。周りをきょろきょろ見ています。そうしていると、必ず木の上から別の白頭鷲が飛んできて、大きな羽と爪を広げて、サーモンを食べているものに襲い掛かります。
すんなりあきらめて、鮭を譲るものが多いのですが、時にはしばらく羽を広げたり、鳴いたりして争っています。そんな隙を狙ってくるのが、他の小さな鳥。すばやく飛んできて、けんかしている白頭鷲の横でサーモンのご馳走にありついたりしています。うまくできていますね。自然って。
天候的には崩れる天気の多いヘインズ。最初の二日は晴れていましたが、最後の二日は結構雪が降っていました。結局熊ももう冬眠してしまっているみたいで、見えたのは固まった泥の中にある大きなグリズリーの足跡だけでした。
その代わりといってはなんですが、たくさんいるとは聞いていたけど、やっぱりいました白頭鷲。こんなに表情豊かな、見ていて面白い鳥だとは知りませんでした。
鮭に群がり泣き叫ぶ白頭鷲。自然が用意したような大きな饗宴。
もうしばらくすると、最後のサーモンもすべて死に、川も完全に凍ります。
それと共に白頭鷲もまた元の場所へ帰っていくそうです。

"Crying Over the Dominance" <優位を競って鳴く白頭鷲。後ろの川に見えるのは鮭の背中>
冬眠
今日からヘインズへ白頭鷲の撮影にいくのですが、もう一ついれば撮りたいのがやはりクマ。
写真はアラスカ、ヘインズのクマで、夏に撮ったものです。毎日川にやってきてはサケを食べていました。
太平洋の暖かい風が吹いてくるヘインズ周辺は、この時期でも比較的暖かく、気温もマイナス7度とユーコンと比べると一回り暖かい気温です。ユーコンのクマは既に土の下で眠り始めていますが、ヘインズではどうでしょうか。
いくら他の地域と比べて暖かいとはいえ、氷点下になっているので、ヘインズのクマももう冬眠しているかもしれません。
今回も、いくらを目当てに、今シーズン最後のサーモン釣りをしようと思っています。クマがいなければ、釣りをしていても安心で、クマが森から出てくる度に退散しなくて済みます。でも、やっぱりなにか寂しいですね。
それでは、クマがいることを祈って、4日ほど行ってきます!

"Feast Time" <夢中で食べてます>
-24℃
今日の朝、湖の近くを運転していたのですが、車の温度計を見ると、マイナス24℃!
今の時期にしては急に冷えてきました。
これが、12月なら普通だと思うのですが、なにせ体がまだ寒さになれてません。
寒さ対策に一番良いのは、食べること。動物と一緒で、人間も脂肪をつけることによって、寒さが和らぐようです。
そういえば、イヌイットもアザラシや鯨の脂を食べて冬をしのいできたらしいですし、以前働いていた冒険家の大場満朗さんからも、同じような話を聞きました。(ある冒険家は北極横断前に、オリーブオイルをボトル一本ごと飲むそうですよ。普通にやったら吐きますよね。。。)
実際に冬前になると、やけに脂っこいものを体が欲します。
が、なにせ今日の朝は寒く感じました。十分脂肪はつけたはずの体ですが、寒いのは何故でしょう?
やっぱり、お酒からの脂肪ではだめなのでしょうか!?

"Reflection on the Yukon River"<ユーコン川>
アラスカ イーグルフェスティバル
あの威厳で満ちた顔した鳥ですが、"カラスのようにたくさん木に停まっているよ”という友人からの情報を手に入れました。
あまり普段、ここユーコンでは見ない鳥で、ユーコン川をカヌーで下っている時に、たまに上を飛んでいるぐらいです。
その白頭鷲が、11月、アラスカのヘインズに大量に集まるらしいのです。
Alaska Bald Eable Festival
http://baldeaglefestival.org
11月8日から12日までの間、3000羽もの白頭鷲が集まります。
あまり大量にいても、特にカラスのようにたむろされても、なんか有り難味が減ってしまいますが、写真を撮るには絶好の機会です。開催まであと少し。
新しく買った望遠レンズを持って撮りに行く予定です。

"In the Rain"<雨の中の白頭鷲>






