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6月のユーコン・南東アラスカのガイドを終えて

はやいものでもう7月。

春が来たとおもいきや、もう夏のまっただ中。

ガイドや生活で忙しくしているうちに、もうすぐ秋になってしまいそうです。

6月は北海道時代にお世話になったご夫婦(鶴居の山小屋を一緒に手伝って建ててくれたりとお世話になった方々)とその友人お一人をガイドしてきました。

ユーコンのホワイトホースを出て、南東アラスカを通ってぐるっと回る「ゴールデンサークル」を回ってきました。

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世界遺産のクルアニ国立公園、南東アラスカに入り港街ヘインズ、そしてフェリーに乗りスカッグウェイ、カークロス、ホワイトホースと帰ってくる1週間ほどの旅です。

普段はガイド車しか使いませんが、今回は特別に就寝用に巨大なキャンピングカー、そしてトラックには折りたたみカヤックとカヌーも積んでいき、タミーと2台で移動しました。

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<トラックとキャンピングカーでの移動。道路で逆立ちするタミー>

今回の旅のテーマは「釣り」「大自然」「キャンピングカーの旅」。

どれも極北ならでは要素を取り入れました。

Fさんの旦那さんが釣り好きなので(本当は僕自身が一番釣りをしたかったというのも含めて。。。)、カヌーやカヤックも出して湖や川からの釣り、そして南東アラスカでは船をプライベート・チャーターしてキングサーモンも狙うという豪華なもの。

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<キングサーモンを狙いました!が結果は。。。>

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<カヌーからパイクを釣り上げました。>

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<川釣りにて小さなオショロコマをキャッチ!>

残念ながら一番狙っていたキングサーモンは空振りでしたが、その他は川にてパイク、カワヒメマス、オショロコマの陸封型、ニジマス、レイクトラウトなどが釣れました。

海ではカヤックを使ってカニ籠を沈めると、ダンジャニス・クラブというおいしいカニ、カレイが何枚かも釣れました。

日本ではカニはなかなかとれませんので、楽しくておいしいアクティビティーです。

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<2時間ほどでカニが2匹入っていました。一晩置いてみてもまた2匹。メス2匹は逃がして、オス2匹を食べました。ちなみにカニの数え方。生きているカニ=匹。死んでいるカニ=杯。だそうです。>

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<3、4枚ほどあがったカレイ。>

大自然で言えば世界遺産の山が切り立つクルアニ国立公園、美しいアルパインツンドラが広がる、BC州のアルセック・タッチェンシーニ州立公園、そして南東アラスカの美しいレインフォレストや氷河。ゴールドラッシュで有名なチルクート・トレイルの一部も歩いてきましたし、スカッグウェイから出ている山岳鉄道にも乗ってもらいました。

大自然とはいってもたくさんの小さな花が咲いていますし、細かく見ていくと素晴らしいものがたくさんあります。

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<切り立つ山々>

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<ゴゼンタチバナの花>

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<南東アラスカの深い森>

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<一本の道路をひたすら進む。>

野生動物で言えば、グリズリーやブラックベア、マウンテンゴートやドールシープの親子、そしてエルクやヤマアラシ、最後にちらりとオオヤマネコなどが見れました。これ以外にもリスは無数にいましたし、南東アラスカのカヤックからはクジラが潮を一度だけ吹いているのを見ました。

鳥は白頭鷲が近くで何度か見れましたし、カモ類から海鳥、小さな小鳥類までとかなりたくさんいました。

何度も撮影に出かけている場所ですので、どこになにがいそうなのかは大抵は頭に入っていますが、野生動物の出現はその時になってみないとわからないもの。

あとは出ていても見逃さない知識と集中力。そして遠くにいた時に必要になる双眼鏡とスコープがあれば山高くにいる動物も見ることができます。

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<アルパインツンドラで小さな点になるグリズリーベア>

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<マウンテンゴートやドールシープ観察には双眼鏡やスコープが必須。>

キャンピングカーは今回は大きなものを借りていきましたが、(保険の都合上お客さんを乗せることは不可能な為)宿泊用にのみ使いました。

キャンプ場やRVパークという施設に泊まり、その場所の自然を楽しむというスタイルです。

キッチンやトイレなどもあり、小さな家が動くような感じですので便利ですね。

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<森の中のキャンプ場>

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<キャンピングカー内にてカニ料理>

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<キャンピングカー内の食事時>

文化的にもゴールドラッシュの歴史や地元のレストランでの極北料理、ヘインズでの街の特別サーモンバーベキュー、先住民文化や我が家ゲル、そり犬達の暮らしの様子などを体験してもらいました。

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<アラスカ・ヘインズでのサーモンBBQの催し。寄付で夏一番のサーモンが食べれました。釣れなかったですが、一応口にはできました!>

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<ホワイトホースで義理の姉が経営する人気レストラン。Klondike Rib & Salmon>

今回の旅で個人的に一番印象に残っているのが、愛嬌たっぷりだったグリズリーベア。

寝ていたり、足を広げて寝返りをうったり、目を覆い隠したり。。。人間臭い行動をするクマはなかなか見れるものではありません。

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Fさん達にとっては2度目のユーコンの旅、同行したMさんも4度目の極北旅行でしたが、今回もとても楽しんでくれていました。

写真撮影は一人で楽しむ事が多いですが、ガイド業になると他の方と喜びを共有できるので楽しいですね。

アラスカのガイドビジネス登録や保険関係もクリアーしましたので、将来的にはユーコンと南東アラスカを合わせた一般の方へのプログラムも作っていきたいと思っています。

明日からはまた南東アラスカへ行ってきますが、今度の旅はシーカヤックとクジラと氷河の旅。

シーカヤックで原野にベースキャンプを張って、ザトウクジラを毎日見る予定の旅です。

もちろん釣り竿、カニ籠も持っていきます。。。
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春の北極圏 ユーコン・デンプスターハイウェイ

明日からいよいよ春のガイドの始まり!ずっとこの為に準備をしてきました。

デンプスターハイウェイーという北極圏へ抜ける道を通って、写真家の方と共にオーロラとカリブーを1週間ほど追ってきます。

ツンドラと山岳地帯の原野を抜ける続く道デンプスターハイウェイ。

今までいろんな季節に行っていますが、春のこの時期にいくのは去年以来。

去年と比べて少し時期が遅いため、−10度から5度と北極圏の春らしくなっています。

テュームストーン州立公園 春
<テュームストーン州立公園の春>

デンプスターハイウェイ_1
<どこまでも続くデンプスターハイウェイ>

ガソリンスタンドも360キロほどの区間に1つしかないため、予備タイヤ2個、ガソリン予備タンク、水、食料、キャンプ道具、衛星携帯電話、工具類など、全ての状況に対応できるような道具をトラックに積んでいってきます。

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<愛車のYukon XL>

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<荷物屋根の上にも中にもたくさん積んでいます。>

写真家の一番撮りたいという希望はオーロラが出ている時のカリブー。

広大な土地を季節移動するカリブーに出会えるだけでも困難ですが、その上オーロラが出ていなければいけません。。。

しかもオーロラ撮影の長時間露出中にカリブーが動いてはいけないですし、ある程度の光(月明かり、夜中近くの時間に残る太陽の残照や強烈なオーロラなど)がないとカリブーも写りませんので、さらに難易度があがります。

難しい依頼ですが、祈りながら挑戦してきます。

それでは1週間ほど行ってきます!

テュームストーンのオーロラ_1
<春のオーロラ。まだ太陽の光が少し残る時間から現れ始めることの多い季節。>

デンプスターのカリブー_1
<カリブーの群れがうまく現れてくれるでしょうか。>

テスリン川のカヌー旅

テスリン川のカヌー旅から戻ってきていました。

1週間ほどですが、原野に浸かれた今回の旅。

街に帰ってきてからはやることが重なってばたばたとして、ようやく今日落ち着いたところです。

さて今回のテスリン川の旅。

tesling blog blue sky
<テスリン川をゆったりと漕ぐ>

タミーと同じ敷地内に住むケイトと日本のYさんと共に行ってきました。

急流のないゆったりとした川なので、一番の目的はストレスなく楽しんでリラックスすること。

スタートから3日間は雨が降ったり止んだりしていましたが,その後は天気に恵まれました。

tesling blog tam tent
<毎日テントを張っては片付けの作業が続きます。>

1週間分のキャンプ道具と食料(そしてもちろんワインも)を積んで、めぼしい場所でキャンプをしながら下る今回の川旅。

出発の朝になって、ケイトがソリ犬のクウェクウェを連れていくと言い、結局4人+犬1匹の旅となることになってしまいました。

tesling blog kwe guitar
<ケイトとクウェクウェ。>

ユーコン川ほど人気ではない反面、テスリン川の上では会ったのは一人のドイツ人(と彼の犬2頭)。

テスリン川がユーコン川に入った途端に他のカヌー旅行者に会いましたが、

デンマークやドイツやら日本やら、いろんなところからユーコンを下りにきています。

teslin blog kwe kate
<ケイトにいつもぴったりとしているクウェクウェ。カヌーの上では寝たり、匂いを嗅いだり。>

小さな国から直接こちらにやってくると、やはり原野の広がりにはいい意味でのショックを受けるもの。

ムースなどの野生動物は豊富に居ますし、魚も多く釣れたりします。

「デンマークには大きな山や川がないんだ。少し移動するともう隣りの国。だからここに来たんだよ。」

キャンプ地がたまたま一緒になったデンマーク人コンビが言っていました。

tesling blog fish cooking
<釣れたグレイリングを焚き火で料理。>

比較的自由が確保されたここユーコン。

1週間ほどの原野の旅ですが、街から隔絶されて自然の中にいると次第にそのリズムに慣れてきます。

川の流れに乗っていくキャンプの川旅はやっぱりいいものです。

人間本来のリズムが少しずつ戻ってくる感覚でしょうか。

その反面街に帰ってくると、いつも以上にめまぐるしく感じるもの。。。

小さな街のホワイトホースが大都会のように感じます。

また少しずつ、旅の写真をアップしていきますね。

Fish Now Work Later -Yukon-

先日また行ってきました、アイスフィッシング。

今回は釣り仲間共同で買ったばかりのモーター付きの氷穴あけ機も登場。

ドールシープ 本005

ドールシープ 本002

今まで汗ばんでようやく開けていた氷の穴が、魔法のようにどんどん開いていきます。

一度文明の味を味わうと、手で開けるのが億劫となるもの。

文明の進化は怖いですね。。。

さて、お目当てはパイクという獰猛な魚です。

小魚から小動物まで食べてしまうという魚ですが、見た目に反して食べるとなかなかいけるもの。

引きもいいため釣っていて面白い魚です。

一番先にあたりがあったのが僕の竿。

まずますのサイズのパイクが上がってきました。

ドールシープ 本003

釣り上げたパイクを捌いていると、Kの竿にヒット。

かなり大きなパイクが氷の穴から上がってきましたが、あと少しというところで針が外れてしまいました。

それでもかなり大きいため、穴に挟まったような状態で口をぱっくり開けているパイク。

エラの後ろにすばやく手をいれて、そのまま氷の上までランディング。

Kにとっての初パイクはどでかいものとなりました!

ドールシープ 本001

ドールシープ 本004

Kが買ってオフィスに貼っていたステッカー。

Fish Now Work Later -Yukon-...

今釣りして、後で働きなさい ーユーコンー

訳すとそんな感じでしょうか。

決してユーコンの人は働かない訳ではないですが、Fish Nowという気持ちはわかりますね。

今度はどでかいレイクトラウトを狙ってきます。

スノーシュー

先日は同僚を連れて、スノーシューに行ってきました。

向かった先はクルアニ国立公園。

いつもドールシープの撮影に行っている地域です。

snowshoe blog
<スノーシューを履いて、トレイルを歩く。>

snowshoe kluane1
<ポプラの森の中で>

2つのトレイルを歩きました、ゆっくりとした散策は楽しいものですね。

動物をみることはありませんが、ムースやアメリカクロテン、カンジキウサギやアカリスなどの足跡があちこちにありました。

気温はマイナス15℃ほどでしたが、風が強かったです。

bear country blog
<クマはもちろん冬眠中。雪の下のどこかで、丸くなっているはず。>

tam frost
<髪が息で白くなるタミー。白髪ではないですよ。>

また今週もクルアニに向かうつもりです。

冬景色はやっぱりいいですね。

寒い季節ですが、冬が好きです。

プロフィール

上村 知弘       (うえむら ともひろ)

Author:上村 知弘       (うえむら ともひろ)
○○○○○○○○○○○

<連絡先>
ご連絡のメールは以下です。
お問い合せ先メール

<プロフィール>

1978年生まれ、神戸育ち

高校時代より海外の文化に興味を持ち始め、大学時代にアメリカへ留学。これを機に、ヨーロッパ、インド、東南アジアなどをバックパックで周り、世界の文化、自然への興味を募らせていく。

卒業後、極地冒険家大場満朗冒険学校、動物保護団体NPOアークで働いた後、2004年カナダへ渡航。

カナダ極北ユーコン、アラスカにて、夢であった原野での旅を繰り返しながら、自然の中での生活、自然写真へのめりこんでゆく。

ユーコンにて3年暮らし、オーロラ、アウトドアガイドを努めた後、2007年帰国し丹頂の里、北海道道東鶴居村へ3年間移住。

2011年5月よりカナダ ユーコン準州へ戻る。
永住権を取得し、ユーコンでの生活を再開。

カナダ人の妻とユーコン準州ホワイトホースの森の中にて、17頭の犬とゲル(モンゴルの伝統的テント住居)暮らし中。

2012年ガイドビジネスの立ち上げ。
www.tntnaturecon.com

2014年 初写真集「Dall Sheep」の出版
www.seiseisha.net/dallsheep.html

極北の自然、犬ぞり、生活、原野の旅を楽しんでいます。

 SHEEP illustration
    Dall Sheep © t.m.

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