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久々の更新 〜天候不順のユーコンにて〜

かなり久々の更新となってしまいました。

今年の春から夏は次々とツアーや旅の連続で、一息つく暇もありませんでした。

更新も比較的手軽なFacebookに頼ってしまい、ブログがなおざりに。

定期的にチェックして頂いていた方、すみません。。。

ブログでしか書けない内容もあるので、これからは不定期ながらもっと更新できればなと思います。


さて、今年の春からはユーコンは天候不順で悩まされています。

春には雨も降らず山火事がたくさん発生したと思いきや、一転8月になってからは雨の連続。

普段降る2倍の量も降ったため、毎日雨や曇り続きの日が長く続きました。

最初のテュームストーンでのツアーでは雪の中のキャンプ。

8月下旬に日本は30度前後の気温の中、こちらは−2、3度でのキャンプ。

いつもより1、2週間ほど早く季節が進んでいる感じではありました。

そして今回再び行ったテュームストーン。

天気は一転し、3、4日毎日晴れが続き、おまけにオーロラが毎日爆発していました。

tombstone aurora blog
"Aurora Explosion" <テュームストーン州立公園で大爆発するオーロラ>

日本も天候不順ですが、ここユーコンも最近の天気のパターンが読めません。

これも温暖化を含む、地球の変化の一部でしょうか。

人間はまだ調整のきく環境でなんとか対応していますが、野生の生き物はさらに大変ですね。

普段は寒いはずの極北の冬ですが、今年はどんな冬になるのでしょうか。

今年は長かった春〜秋のシーズンももう少し。

明日から始まる最後のツアーの後、シーズン最後の旅をハイダグワイで締めくくる予定です。

明日からまた頑張ってガイド&写真を撮ってきます。
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北極圏から戻ってきました。

北極圏の旅から戻ってきました。

amazing spring aurora
<春の北極圏で出会った素晴らしいオーロラ>

写真家の方とともにカリブーとオーロラを探しにいきましたが、結局カリブーはみつからず。

デンプスターハイウェイを端から端まで何度も同じ場所をいったりきたりしました。

それでも日本縦断ほどの距離を移動するカリブーを見つけるのは困難でした。

dempster truck
<北極圏を突き抜けていくデンプスターハイウェイ>

オーロラのほうは順調に出て、春の青い夜空にきれいに踊るオーロラが見れました。

この時期は夜中の深夜過ぎにようやく星が見えてきて、朝の3時頃には次第に明るくなってきます。

実質の撮影時間は2、3時間程。1週間で3日間晴れた夜がありました。

heart aurora
<ハート型?のオーロラ。日光の残照が残り、空の一部がずっとオレンジ色のまま>

fisheye aurora
<春の夜空は青くて美しい。頭上にきたオーロラの波>

カリブーがいなかったため、デンプスターハイウェイの終点であるイヌビックにもいきました。

そこから冬期だけ開通している氷の道「アイスロード」も運転し、北極海まで出ようとしましたが。。。

さすがに冬の終盤である今はかなり溶け始めていて、トラックがなかなかうまく前に進みません。

thawing iceroad
<氷が溶け出すアイスロード。夏にくるとここはマッケンジー川が流れています!>

river melting
<一部で溶け出したいる川。春の訪れを感じる。>

安全を期して断念しましたが、案の定次の日にはアイスロードのシーズン終了と閉鎖が通達されました。

川の氷も徐々に溶け出しており、春一番の冬眠からさめたグリズリーにも出会えました。

この時期は一生懸命草の根っこ(エスキモーポテトの根)を掘って食べています。

bear crossing the road
<道を渡るグリズリー。長い冬眠から覚めたところか。>

first spring grizzly
<氷を大きな手で割って水を飲む。>

今回出た動物はムース3頭に、キタキツネ3頭、クロスフォックス1頭にグリズリー1頭。

ドールシープも遠くに10頭ほど見え、たくさんのカンジキウサギとライチョウも見れました。

cross fox
<ツンドラを餌を探して歩く狐。この子は黄色と黒が混じったクロスフォックス>

動物やオーロラを見るだけの旅でしたら成功かもしれませんが、プロの写真となるとさらにハードルがあがります。

毎回は思ったようにいかないのが写真業の大変なところ。

ずっと車中泊をしながら昼夜を通して写真となる光景を求めましたが、「カリブーとオーロラ」は幻に終わりました。

相手は極北の大自然。人間の思惑を大きく超える大自然の中では、こちらが自然に寄り添うしかありません。

それでもこうして貴重な時間を使って、春の北極圏にいることができた事は意義深いことだと思っています。

dempster truck with slush
<トラックの後ろに積んだ食料と手作りの簡易ベッド>

snowy truck
<突然の雪嵐後のトラック>

picnic dempster
<山を見ながらの夕食タイム>

夜はまだ−5度から−12度と寒かった今回の旅。

まだ北極圏は冬と春の間をいったりきたりしています。

また6日、7日後にはテュームストーン州立公園へと戻り、ツアーの皆さんと雪上キャンプをしてきます。

シーズン最後のオーロラ、そして野生動物が出ることを祈って。。。

landscape photographer
<夕暮れ時、山がピンクと紫に染まってゆく。北極圏にて。>

tombstone sunrise spring
<朝6時頃に日が昇る。テュームストーン州立公園にて。>

カナダ ユーコンの旅番組 2014年12月13日

既に告知をしていますが、カナダユーコンの2時間番組が12月13日に放映されます。
9月に2週間ほど取材班とユーコンを周り、大自然とユーコン文化を撮影しました。

ユーコン自然旅のテレビ放送のお知らせ 「天空の神秘オーロラに感動!カナダ・ユーコン絶景の旅」
放送日時:2014年12月13日(土)夜9時からの2時間番組
放送局:BSジャパン  

その告知がYou Tubeにアップされたようですので、ご覧ください。



今までは難しかったオーロラの動画撮影が、最新機材できれいに撮影されています。
ユーコンで今年の秋に何度がオーロラ爆発がありましたが、その様子を捉えることができました。

どうぞご覧ください! オーロラハイビジョンの動画、かなりきれいですよ〜。

BSジャパンのユーコン番組のHP。http://www.bs-j.co.jp/yukon/ 

ピール川流域開発問題  裁判の答え

wind caribou blog
"Rainbow over the Wind River, Yukon, Canada" <ピール川流域のウィンド川にて。2012年の旅。>

大自然が色濃く残るユーコン準州ですが、当然開発も行われています。

以前のブログ記事にも書きましたが、今ユーコンの市民の間で話題になっているのがピール川流域の開発問題。

peel-watershed.jpg
<ピール川流域の問題となっている場所>

開発賛成派の現在のユーコン政権 vs 保護派と先住民の裁判での闘いが行われて来ました。

夏に裁判が始まりその様子も見に行き、さらに保護団体から依頼されたピール川流域のフィルム撮影プロジェクトにも今年の夏に行いました。

wind river blog
<ウィンド川での撮影プロジェクト。2週間分のビデオが後に編集される予定です。>

そしてその結果が出たのが今日。。。

ユーコンの裁判長がほぼ完全に保護派と先住民の側を支持し、ピール川流域の将来を決める委員会の決定事項を無視した現ユーコン政権を非難した形となりました。

ここまではっきりとした結論が出るとは思っていませんでしたが、委員会が地元や先住民の意見を聞いて何度も話あった決定事項がが尊重されるのが当然かもしれません。

ただ裁判となると話は別で簡単にはいかないと思っていましたが、裁判長が勇気ある決定をしたようです。

ピール川流域の開発計画の地元の新聞記事 

ユーコンの近代化はゴールドラッシュから始まり、その後も鉱物の採掘でずっと経済が回ってきた歴史があります。それでも最近は観光業も含め他の産業が伸びてきました。

農業も林業も寒すぎてほとんど成り立たないこの極北の大地。そこで自活していくことは難しいことで、中央政府からのお金にかなり頼っている現実もあります。

ただその中で原始の自然とその中に住むユーコンの一般の人や昔からいた先住民の意見を尊重されたことは感慨深いですね。

これで終わりでなく、ユーコンの政府が上訴する可能性もありますが、これからも行方を追っていきます。。。。

protect the peel blog
<ウィンド川を山の上から眺める。>

クルアニの霜

美しかったクルアニ付近の樹氷。

木々がきらきらと輝いていました。

昨日はマイナス19度ほどまで落ちましたが、今週末は−30度までいくそうです。

湖や川もどんどん凍り始めています。

雪がすくない初冬ですが、そのうちどさっと降ってくれるでしょう。

kluane frost
"Frost on the Grass at Kluane National Park" <クルアニ国立公園にて。切り立つ山々が美しい。>
プロフィール

上村 知弘       (うえむら ともひろ)

Author:上村 知弘       (うえむら ともひろ)
○○○○○○○○○○○

<連絡先>
ご連絡のメールは以下です。
お問い合せ先メール

<プロフィール>

1978年生まれ、神戸育ち

高校時代より海外の文化に興味を持ち始め、大学時代にアメリカへ留学。これを機に、ヨーロッパ、インド、東南アジアなどをバックパックで周り、世界の文化、自然への興味を募らせていく。

卒業後、極地冒険家大場満朗冒険学校、動物保護団体NPOアークで働いた後、2004年カナダへ渡航。

カナダ極北ユーコン、アラスカにて、夢であった原野での旅を繰り返しながら、自然の中での生活、自然写真へのめりこんでゆく。

ユーコンにて3年暮らし、オーロラ、アウトドアガイドを努めた後、2007年帰国し丹頂の里、北海道道東鶴居村へ3年間移住。

2011年5月よりカナダ ユーコン準州へ戻る。
永住権を取得し、ユーコンでの生活を再開。

カナダ人の妻とユーコン準州ホワイトホースの森の中にて、17頭の犬とゲル(モンゴルの伝統的テント住居)暮らし中。

2012年ガイドビジネスの立ち上げ。
www.tntnaturecon.com

2014年 初写真集「Dall Sheep」の出版
www.seiseisha.net/dallsheep.html

極北の自然、犬ぞり、生活、原野の旅を楽しんでいます。

 SHEEP illustration
    Dall Sheep © t.m.

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