Life in the North

“北”の<生活><自然><動物> カナダ極北ユーコン、北海道道東の生活記。

ふくろうかあさん

ばたばたとしているうちに、もう出発の朝!

ちょっと仮眠してから、用意をしようと思って寝たのですが、起きたら午前1時。

眠たい目をこすりながら、機材やキャンプ用品、写真関係の書類を用意してました。

これから2ヶ月の間、カナダとアラスカです。


昨日、釧路のケーブルテレビの方に連れられて喫茶店にいき、そこで素敵な方に会いました。

喫茶ローゼのオーナで、自称アマチュアカメラマンである、バイタリティーのあふれた女性。

ふくろうを追いかけていて、店内はほとんどお客さんからもらったという、ふくろうグッズでいっぱいです。

自分の母親ぐらいの年齢ですが、10年ほど前から写真をはじめたらしいのです。

アマチュアカメラマンと名乗っていますが、山と渓谷社からカレンダー販売もしていますし、他にも写真を発表しています。それよりもなによりも、撮影にいかれる時の話や撮影者としてのお話がすばらしかったです。

「(重たい機材を持って)体力的にはきついですが、冬はスノーシューをはいて、夏は歩いて山のなかに入ります。しんどいからこそ、出会えたときはうれしいですもんね。」

「ぜんぜんフクロウがみつからなくて、帰ろうと思ったときに上にいました。。。」

「必要以上は近づきません。彼らも生活があって、その中に進入しているんですもんね。自分でルールを決めています」

「この喫茶店を本業として、感謝をしながら撮っています。」

「ふくろうは、人間よりもはやく携帯電話の着信電波に反応しているように、いつも見ていて思いますよ。まだまだ研究者もしらない、不思議な行動をたくさん見ます。親をまねするときの、子供のふくろうはこうするんですよ。。。」

「だれも見ていないときに、がんばって、こつこつと撮りためていくんです。」

などなど、フクロウの話や、写真家についての考えなどいろいろお話を聞かせてくれました。

頂いたカレンダーや、写真には、桜の木にとまっているフクロウの子供や、5羽のひながひとつの木にとまっていたりと、この作品を作るためにいかに時間と労力がかかっているかがわかります。

一番すばらしいのは、ふくろうに出会ったときの感動が写真からはっきりと伝わってきました。

そして、その感動や命の営みを子供たちに伝えようと、国が学習材料としてつくったいのちという本に、ふくろうの子育ての様子が描かれています。


北海道に来てからというもの、なかなかこの土地のイメージがつかめず、シャッターを切りたいと思う状況や方法があまりはっきりしなかったのですが、彼女の話を聞いているうちに、霧が晴れてゆく感じがしました。なにかが動いていきそうです。

場所がどこであれ、被写体がなにであれ、最初写真をやりはじめるきっかけをくれた、様々感動や動物との出会いを思い出させてくれました。

撮影の旅の一日前に会えたのも偶然でないかもしれません。

最近様々な人と出会うようになりました。いろんな人が助けてくださり、力になってくれています。

今回も写真を楽しみながら、でも頑張って撮ってきます。

では、いってきます!

ふくろうかあさんのカレンダー


  1. 2008/08/03(日) 07:30:46|
  2. 暮らし
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湿原の光

夜の釧路湿原に出かけてきました。

目的は、湿原の蛍です。

夏の湿原の夜に舞う蛍。。。きっと幻想的な光景に違いないと思い、蛍観察にはピークの今に出かけました。

あいにく今日は気温が低く、蛍の動きは活発ではありませんでしたが、その姿をみることはできました。

firefly re

"Marsh Firefly" <ヘイケボタル。短い命>

このヘイケボタル、一週間ほどしか生きないようです。

木道を歩き続けると、ハンノキの向こうにオレンジ色の光が見え、だんだんと大きくなってきます。

半月が昇り始めると、湿原はだんだんと霧につつまれていきました。

カナダ出発前に、一度飛び交っている蛍を是非見に行きたいと思います。

marsh night2 re2

"Moonrise at Misty Kushiro Marsh"<湿原の夜。月と共に、霧が濃くなってきた>

テーマ:四季 ー夏ー - ジャンル:写真

  1. 2008/07/27(日) 01:06:29|
  2. 自然
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馬と共に

窓の外は草原が広がる今の借家。

キッチンに立っていると、時折大きな音が聞こえます。

どどっと走り抜けていくのは40頭の馬たちで、仔馬もりっぱに走っています。。

産まれてしばらくは怖がっていた仔馬でしたが、今では撫でても逃げずにいます。時にはこちらの服や指なんかも噛んできて、かわいいものです。

馬といっても性格はやっぱりばらばらで、臆病なものもいればフレンドリーな馬もいますが、

一番のお気に入りはセブン。体に白い7のような模様があるなつっこい仔馬です。

秋には馬に乗せてくれるという大家さん。ユーコンから帰ってくるには、仔馬はもう大人のサイズになってるんでしょうか。

帰ってからのお楽しみがまた一つできました。

running horse re

"Horses on the Run"<草原を駆け抜ける>
  1. 2008/07/23(水) 00:00:08|
  2. 動物
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  4. | コメント:5

三文の得

昨日は海の日。久々に本当に朝早く起きました。

基本的には夜型人間ですので、朝早く起きる事はつらいのですが、朝の4時から仕事がありました。

車を走らせるとたくさんの動物が出てきます。

一番美しかったのは、丘の上にいた鹿。

バックの阿寒連邦の色が染まってきた頃、ちょうど目の前に立っていました。

「朝起きは三文の得」は写真にも当てはまりますね。

heartntree deer resize

"Deers in front of Akan Moutains"<阿寒連邦と鹿の群れ>

テーマ:野生動物 - ジャンル:写真

  1. 2008/07/22(火) 23:32:05|
  2. 動物
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夕暮れに

夕方釣りに行きました。

忙しい一日を終え、住んでいる敷地内で釣りをするのが、ここにきてからの楽しみです。

鱒がよく釣れ、ヤマセミなどの野鳥がいる素敵な池が5つほどあります。

釣竿を振っていると、背後から声がしました。

振り向くと、大きな翼を広げた丹頂鶴がこちらにむかってきます。

ここで見た初めての鶴です。

2羽は大きく線化し、着陸することなく飛び去っていきました。

cranes at field re
"Cranes at Dusk"<夕暮れの丹頂。ここでみたのは初めて>

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真

  1. 2008/07/19(土) 22:04:58|
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プロフィール

上村知弘 

Author:上村知弘 
Photo Website

www.wild-world.com


1978年生まれ、神戸育ち


立命館大学国際関係学部卒業

アメリカン大学国際関係学部卒業


大場満朗冒険学校、動物保護団体アークなどを経て、2004年カナダ、ユーコン準州へ渡る。


アウトドアガイド、オーロラガイドをしながら、3年間ユーコン、アラスカを旅する。


現在カナダより帰国。北海道鶴居村滞在中。

2008年7月 釧路NHKギャラリーにて個展開催。


写真ホームページ

www.wild-world.com

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